イベントレポート
2023.11.30
IKENOBOいけばなアート展@高知2023を開催しました
(一財)池坊華道会では11月25日と26日、高知市の帯屋町チャコールでIKENOBOいけばなアート展を開催しました。同展は2021年から華道家元池坊が展開している伝統文化いけばなと現代的なアート感覚を融合させる作品展で、高知では初開催となります。今回は四国で活動する華道家や池坊のいけばなを学ぶ46名の方がグループや個人で参加し、14作を展示しました。
今年のNHK朝の連続テレビ小説をチーム名にした「らんまん」は牧野富太郎博士が名付けた土佐虎斑竹などを使った作品、また、コロナ禍の制限から復活したよさこい祭りの感動が込められた作品など高知ならではの作品のほか、昨今の情勢を反映し、世界平和を願うメッセージが込められたものや、作品の背景に同時間の映像を投影する実験的な作品など、地域性や個性のあふれる作品が並びました。
初日には池坊雅史事務総長が来場し、1作ずつ巡視が行われ、参加者は作品の工夫した点や表現の狙いなどを説明しました。
会場は高知城にも近いエリアで、期間中、多くの方にご来場いただきました。