中村 隼人

2023年10月着任。IGESではパリ協定6条実施パートナーシップセンター（A6IP）のプログラムマネジャーとして事務局業務の様々な調整を担当。これまで10数年にわたり国内外で主に気候変動適応／防災の業務をしてきており、直近ではJICA事務所員（企画調査員）としてにおいてフィリピン（2011‐17年）、ミャンマー（2017‐20年）において災害管理・環境管理・メディアを担当、そしてJICA専門家として、カリブ災害緊急管理機関（CDEMA）総合防災政策アドバイザー（JICA個別専門家）を2021‐23年に務めた。

気候変動適応の現場にいながらも、途上国や卒業国、島しょ国の現場において適応と気候変動リスク削減の統合的なアプローチの重要性などを数多く聞かされてきたことから、A6IPにてセンター所員やIGESの研究員とともに第6条の根幹をなす「高い質の炭素市場」を目指す業務に参画。

横浜国立大学国際社会科学研究科国際経済法修士（LLM）及び、英国キール大学法学部法修士（LLM）取得。2017年9月より名古屋工業大学高度防災工学研究センター客員准教授拝命。佐賀県生まれの東京都（郊外－南多摩地域）育ち。