梅雨明けを思わせる、快晴の日が続いていますね。
週末の完成見学会はおかげさまで好評の中、終了することができました。
ご協力いただきましたお施主様、ご来場いただきましたお客様にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!
さて、建築家・藤森氏設計の東中振のマンションリノベーションも洗い工事を終え、完成が近づいています。今回は少し前に行われた造作家具の取付工事のご紹介をさせていただきます。
写真:木工事をスタートした頃の現場の様子。
監理のため現場を訪れた藤森先生と話をする棟梁の中村大工。その隣で黙々と作業する瀧大工。
お子様を含め大人4人で住まわれるN様。
マンションの広さは76.70㎡です。
近い将来お子様が独立し、ご夫婦二人の暮らしになることを想定しています。
各個室は必要最小限に確保しつつ、一日の多くの時間を過ごすLDKを広く取るにはどうしたらよいか・・・
藤森氏が提案した方法は、壁面空間を上手く活用することです。N様邸では、キッチン、ダイニング、リビング、それぞれの空間に必要な造作家具を設けています。
写真:リビングの壁いっぱいにつくられた造作家具。
リビングには、テレビボードを兼ねた壁面収納を製作。
生活必需品、本、雑誌、大量に所有されているDVDやCDなどを収納、さらには仏壇スペースも組み込んでいます。
写真:キッチンの造作家具。木目の美しい家具とこだわりのタイルが空間を彩ります。
造作家具は住む人の使い方に合わせて製作するため、無駄がなく、美しく空間に溶け込みます。家具も家の一部として、設計段階から考えられているからこそです。
室内の様子はまた後日…
アシスタント中井