脆弱なIoT機器の調査について | ICT-ISAC JAPAN

お知らせ

2018年9月27日
一般社団法人ICT-ISAC

脆弱なIoT機器の調査について

一般社団法人 ICT-ISAC(アイシーティ・アイザック)【所在地:東京都港区、理事長:齊藤忠夫、以下、ICT-ISAC Japan】は、国内のISPを含む通信事業者に加え、放送事業者、ソフトウェアベンダー、情報提供サービス事業者、情報関連機器製造事業者等、幅広い分野の会員と連携し、サイバーセキュリティの観点から、安全な情報通信技術(ICT)社会の形成に寄与する活動を推進しております。

あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続されるIoT/AI時代が到来し、それらに対するサイバーセキュリティの確保は、安心安全な国民生活や、社会経済活動確保の観点から重要な課題となっています。

IoT機器については、その性質から、サイバー攻撃の対象になりやすく、IoT機器を狙ったサイバー攻撃は年々増加傾向にあります。また、諸外国においても、深刻な被害が発生しています。

このような状況を踏まえ、ICT-ISAC Japanでは、2017年度に総務省、国立大学法人横浜国立大学等と連携し、サイバー攻撃観測網や脆弱性探索手法を活用して、重要IoT機器(国民生活・社会生活に直接影響を及ぼす可能性の高いIoT機器)を中心に、インターネットに接続されたIoT機器について調査を行いました。

ICT-ISAC Japanでは、サイバーセキュリティの確保のためには継続的な調査が必要と考えられるため、総務省等と連携し、今年度も日本国内のインターネットに接続されたIoT機器について、バナー情報の取得等により脆弱なIoT機器調査を再開することとしました。

○関連情報

・総務省
 IoT機器に関する脆弱性調査等の実施
 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu03_04000088.html

・ICT-ISAC
 脆弱なIoT機器の調査及び注意喚起について
 https://www.ict-isac.jp/news/news20170906.html

○調査に使用するIPアドレスについて

インターネットに接続されたIoT機器についての調査は、以下のIPアドレスから実施します。

153.139.227.112/29 (2018年9月27日より使用)