教育方針|茨城高等学校・中学校

学校案内教育方針

1 建学の精神

報恩感謝

2 教育目標

社会報恩の念に厚い真のリーダーの育成

3 校訓

  • 真理と正義を愛する
  • 強健な身体と不屈の精神を養う
  • 協同友愛の念を厚くする

4 茨城高等学校・中学校の教育理念

 水戸藩校弘道館の流れを汲む茨城高等学校・中学校は、1927年(昭和2年)に飯村丈三郎先生によって設立されました。建学の精神「報恩感謝」を礎とした、確固たる教養と豊かな人間性を兼ね備えた社会報恩の念に厚い人物の育成が、本校教育の原点です。
 校訓「真理と正義を愛する」「強健な身体と不屈の精神を養う」「協同友愛の念を厚くする」の理念を、日々の授業や学校行事を通じて実践し、知・徳・体の調和した、社会のリーダーたる有為な人材を育成し、地域や社会に貢献することが、本校の使命であると考えています。

5 茨城高等学校・中学校の教育の特徴

 茨城高等学校・中学校の中高一貫教育では、6年間を3つの期間に分け、中学1・2年次を「知的好奇心育成期」、中学3年・高校1年次を「知識発展統合期」、高校2・3年次を「知力実力完成期」とし、発達段階に応じたきめ細かい指導の中で、生徒一人一人の個性や能力の伸長をはかり、人間的成長を支えて参ります。高校入学生に対しては、高校1・2年次に中高一貫とは異なる独自のカリキュラムで学力を養成し、高校3年次には、中高一貫生と高校入学生が合流し、同じクラス、同じ授業で学ぶことになります。大幅な選択制を導入し、高校3年次には演習型授業を実施するなど、難関大学進学にも対応できる学力を養成するカリキュラムを取り入れています。中学1年、高校1年入学時から、6年間、3年間を俯瞰した指導を行っています。
 また、毎日の授業や、さまざまな学校行事を通じて職業観を育み、主体的な判断にもとづく大学進学、または将来の職業選択へと導いていきます。知識偏重ではない、探究的な思考を重んじる学習を通じて、ものごとの本質をつかむ力を育成します。
 授業以外でも、放課後や長期休暇を利用した多様な希望制課外授業を実施しています。部活動も活発で、放課後には部活動に汗を流す生徒も、課外授業を受講する生徒もいます。生徒たちは、多様な学びの機会の中から、それぞれの判断で、それぞれの責任で選択し行動していきます。
 中学3年次より加入が可能となる医学コースでは、医療系学部への進学を希望する生徒を対象に、医学部進学に必要な学力・知識に加え、医療に携わる上での倫理観や使命感を育み、将来医療人として社会に貢献できる人材を育成します。
 高校1年次より加入が可能となる国際教養コースでは、異文化の多様な価値観に対応する柔軟性と、確固たるアイデンティティーを兼ね備え、報恩感謝の理念を世界で実践できる真の国際人を育成します。全員に約6ヶ月のホームステイによる海外旅行を義務づけ、生きた英語を習得させると同時に、異文化圏の生活環境に一人身を置く経験の中、主体性、自立心を育て、総合的な人間力の形成を図ります。また、国内においても、協同探究活動を通し、コミュニケーション能力、コラボレーション能力、問題解決能力、プレゼンテーション能力を育成します。

6 茨城高等学校・中学校が求める生徒像

  • 建学の精神「報恩感謝」に共鳴し、社会や他者のために尽力できる生徒
  • 高い教養と豊かな人間性にもとづく人間的成長への意志を有する生徒
  • 知的好奇心に富み、生涯を通じて学び続ける意志を有する生徒
  • 多様な価値観を認め合い、仲間との協働を通じ創造的活動を実践できる生徒
  • 母校の歴史と伝統を重んじ、弘道館から受け継ぐ文武不岐の実践を志す生徒