畜産公共事業について 公益社団法人岩手県農業公社|岩手県農地中間管理機構|

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畜産公共事業について

岩手県農業公社は、
国や県の補助事業等を活用して、生産性の高い飼料基盤と快適な畜産環境の整備をお手伝いします!

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  • ふん尿処理施設が老朽化している!
  • 畜産クラスター事業の事務処理が大変だ!

農業公社ではこんな事業のお手伝いをしています!

1.草地畜産基盤整備事業

2.畜産環境総合整備事業

3.計画策定事業

1.~3.の具体的な進め方など

4.畜産クラスター事業

1.草地畜産基盤整備事業(事業主体:岩手県農業公社)

(1)事業のメニュー

  • 〔基本施設〕草地、飼料畑、野草地、放牧用林地の造成・整備改良等
  • 〔利用施設〕用排水施設、隔障物施設、家畜保護施設等

※ 事業は、基本施設と利用施設を組み合わせて進めます。

(2)事業のタイプ

  • 「草地整備型」、「畜産担い手総合整備型」、「草地林地総合整備型」の3タイプ

(3)補助率

  • 国庫補助率50%(草地林地総合整備型は55%)

(4)参加条件

  • 家畜保護施設(畜舎)や飼料調整貯蔵施設(サイロ)等を整備する場合は、草地又は飼料畑の造成が必要
  • 家畜保護施設(畜舎)を整備する場合は、飼料自給率の10%以上の向上が必要

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畜舎外観(洋野町)

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畜舎内部(洋野町)

2.畜産環境総合整備事業(事業主体:岩手県農業公社)

(1)事業のメニュー

  • 水質汚濁、悪臭、害虫等の畜産環境問題を解消又は防止する施設整備:家畜排せつ物処理施設、悪臭対策施設等
  • 家畜排せつ物処理施設の劣化が致命的になる前に、施設の延命化を図るための補修・補強工事:ストックマネジメント対策
  • 草地景観等の多面的機能を都市住民等に提供するための施設整備:ふれあい施設等

(2)事業のタイプ

  • 「資源リサイクル型」、「草地畜産活性化型」の2タイプ

(3)補助率

  • 国庫補助率1/3、50%、55%(工種等により異なる)

(4)参加条件

  • 家畜排せつ物処理施設の整備は、共同で利用している場合に限る。
  • 畜舎の移転は、移転跡地及び移転先で環境問題が発生しない場合に限る。

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堆肥処理施設外観(洋野町)

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堆肥処理施設内部(洋野町)

3.計画策定事業(事業主体:岩手県)

農業公社は、県から作業の一部を受託

  • 「1.草地畜産基盤整備事業」または「2.畜産環境総合整備事業」の事業に着手する前年度に、事業計画を策定するもの。
  • 国が定める「草地開発整備事業計画設計基準」に基づき、翌年度からスムーズに着工できるような計画を策定
  • 計画策定事業費は1,000万円以内。国庫補助率50%、県50%で実施
  • 県は、事業の成果をもとに事業実施計画を決定。東北農政局に提出後、翌年度から着工

 

1~3の具体的な進め方など

①スケジュール

スケジュール 〔 取組主体 〕 ( 協力機関 )
【1年目】地元要望とりまとめ ※参加を希望する農家等が最寄りの市町村に相談 〔 市町村 〕 (県、農業公社)
【2年目】基本構想の策定 〔 県 〕 (市町村、農業公社)
【3年目】計画策定事業 ※農業公社は、県から作業の一部を受託 〔 県 〕 (市町村、農業公社)

【4年目】事業実施 ※事業期間は概ね5年(予算配分により延伸もあり。)

〔 農業公社 〕 (県、市町村)

②事業の種類

国の予算区分により、補助事業と交付金事業の2つがあります。

区  分 種    類 主な採択基準 現在の実施地区

〔補助事業〕
農業競争力強化
基盤整備事業

草地畜産基盤
整備事業
草地整備型 受益面積200㏊以上
(中山間地域100ha以上)
畜産担い手
総合整備型
受益面積200㏊以上
(中山間地域100ha以上)
事業参加者10人以上
(中山間地域5人以上)

〔交付金事業〕
農山漁村地域
整備交付金

草地畜産基盤
整備事業
草地整備型 受益面積60㏊以上
(中山間地域30ha以上)
畜産担い手
総合整備型
受益面積30㏊以上
(中山間地域15ha以上)
事業参加者10人以上
(中山間地域5人以上)
北三陸地区 (H27~H31)
奥州金ケ崎地区(H30~H34)
草地林地
総合整備型
受益面積30㏊以上で地形条件等が厳しい地域(林野率75%以上の場合は15ha以上) 一戸南部地区 (H28~H31)
葛巻第二地区 (H29~H32)
畜産環境総合
整備事業
資源リサ
イクル型
受益面積30㏊以上
事業参加者10人以上
(環境負荷脆弱地域5人以上)
草地畜産
活性化型
受益面積30㏊以上

③農業公社の主な業務内容

「地元要望のとりまとめ」から、「基本構想の策定」や「計画策定事業」への支援、
そして事業主体としての「事業実施」、その後の農地や施設の引渡しまで農家の皆様を全力でお手伝いします

  • 県から事業開始の通知を受領後、事業参加者と業務委託契約を締結
  • 各年度の事業実施計画や補助金(交付金)を市町村や県に申請
  • 事業は毎年度精算。事業参加者負担金は、年度事業費に事務費(事業費の約10%)を加えた金額から補助金(交付金)を差し引いた額
4.畜産クラスター事業(事業主体:地域のクラスター協議会)

岩手県農業公社では、事業実施の事務処理もお手伝いしています!


畜産クラスター事業は、畜舎や堆肥処理施設等の建設、機械の導入等を通じて畜産農家を支援する事業です。
岩手県農業公社はこれまで、畜舎等の建設や機械導入をお手伝いしてきました。
その経験やノウハウを活かし、取組主体のみなさんが畜産クラスター事業を導入して畜舎等を建設する際に必要な、繁雑で面倒な事務処理などをお手伝いします。


(1)お手伝いする業務内容

畜舎や堆肥処理施設等を建設するための、①委託業務や②請負工事などの「発注~完成・管理」
に至るまでに必要な各種書類の作成等

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調査設計・工事監理業務等の発注関係書類

建設工事等の発注関係書類

上記及びの施行に係る関係書類
   
完成した施設管理関係書類
    
※畜産クラスター事業の実施計画書づくりもお手伝いします。

(2)これまでの実績

平成28年度から、畜種に関わらず取組主体をお手伝いしています。

年度 対象施設 関係市町村
平成28~29年度 豚舎施設等 1式 洋野町
平成29年度 鶏舎施設等 1式 一戸町
平成30年度 牛舎施設等 1式
九戸村
葛巻町
(3)概算の受託料金

受託料金は、畜産クラスター事業の概算事業費により設定しますが、詳しくはご相談ください!

畜産クラスター事業の概算事業費 概算の受託料金
1.4億円未満 ~ 5,000千円
1.4~3.2億円 ~10,000千円
3.2~5.3億円 ~15,000千円
5.3~7.4億円 ~20,000千円
7.4億円以上 個別に協議

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鶏舎外観(一戸町)

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ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください!

(公社)岩手県農業公社 岩手県農地中間管理機構・岩手県青年農業者等育成センター

【本社・基盤整備部】
〒020-0884 盛岡市神明町7番5号 パルソビル3階  TEL.019-651-2181(代表)

【基盤整備部花巻事務所】
〒025-0315 花巻市二枚橋町南一丁目46番3号   TEL.0198-26-1200

E-mail:メールでのお問い合わせは[こちら]