2025・冬
水曜どうでしょうハウス公開

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  2017年【冬】。
  正月気分もまだ抜けきらない1月7日、すべては北海道赤平市にあるミスターの家から始まった。
  藤村Dが「迷走中」と高らかに宣言しながらも、どうでしょう軍団待望の新企画は「家作り」と決まった。
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  ミスターが地元土建会社の社長さながら自前の重機で雪原をかき分けて木材を運び、主演の大泉さんは慣れない手つきで水平を取り、丸ノコで板を切り、インパクトドライバー片手に釘とボルトを打ち込んだ。
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  夜になれば何もない雪原にテントを張ってシェフお手製の命のスープで体を温め、労使交渉にも勇んで臨み、真の主演は誰なのか？とエンディングロールを巡って大泉、珍来、松川が三つ巴の論争を繰り広げ、おっさん４人でテントに泊まれば大きないびきと寝言で仲間を翻弄した。
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  その年の夏も草を刈り、テラスでビールを飲み、のどかな湖畔で時を過ごしながら工事は着々と進行、４人の憩いの家は順調に完成に近づくものと思われた…。しかし。
• 2018年【冬】。
  やや暖冬気味だった北海道の3月の重たい雪が、すべてを押し潰した。
  ハウス、崩壊。
  心までバキバキに折れたどうでしょう幹部は、その後の作業を大工さんに丸投げした。
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  そして2年の月日が流れ去り、迎えた2020年【冬】。
  大工さんの手によるまったく新しい
  「レイクサイドリゾート　水曜どうでしょうハウス」が堂々完成。
  何も知らない主演の大泉さんは、VTRの映像で初めてすべての真実を知った…。
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  大泉さんが打ち込んだ釘は今もひん曲がったまま柱に突き刺さっている。
  そう、あの日あの時あの場所で4人の男たちが紡いだ驚愕のストーリーは、今も【冬のレイクサイド】に息づいているのだ。