本院DMAT(災害派遣医療チーム)およびDPAT(災害派遣精神医療チーム)が「茨城放送」に出演します。
メディア名:Lucky FM 茨城放送
番組名:CONNECT内「ニュースなニューズ」
放送日時:1月24日(水)17時30分~18時
コーナーMC(司会):筑波大学附属病院上席医療コミュニケーター 高橋吏良(りら)
ゲスト:筑波大学附属病院 救急・集中治療科の松本佑啓医師 小笹雄司看護師長 村木亮平看護師 黒田早耶看護師
鈴木嘉治薬剤師 江湖山さおり精神保健福祉士
内容:
1月1日に発生した能登半島地震への筑波大学附属病院での活動についてご紹介します。本院は茨城県からの要請を受け、DMAT(災害派遣医療チーム)およびDPAT(災害派遣精神医療チーム)を派遣しています。
DMAT(災害派遣医療チーム)は、大規模災害などに派遣される専門的な訓練を受けた医療チームです。医師2名、看護師4名、臨床工学技士1名、放射線技師1名、薬剤師1名の総勢9名が、1月6日から9日まで、石川県七尾市の公立能登総合病院にある能登医療圏DMAT活動拠点本部で、現地の情報収集や活動計画を作成するといった支援業務に従事しました。
一方、DPAT(災害派遣精神医療チーム)は、自然災害などの後に被災地に入り、災害ストレスへのケアといった、精神科医療や精神保健活動の支援を行うチームです。1月6日から10日まで、茨城県立こころの医療センターとの合同チームの先遣隊として、医師1名、看護師1名、精神保健福祉士1名の3名が、石川県金沢市内の避難所などで被災者の心のケアにあたりました。更に15日から20日までもう一度、医師2名、看護師2名の4名が派遣され、こちらも茨城県立こころの医療センターとの合同チームとして石川県七尾市の公立能登総合病院で活動しました。
被災地の復興にはこれから何年も時間が必要です。DMAT、DPATを含めた息の長い取り組みとして、被災地に貢献できることをさせていただければと考えています。