こんにちは!前回お届けした作例記事のコメントや反応は残念ながら頂けませんでしたが涙!めげずに今回は私が購入したカメラを発表したいと思います。そのカメラとは
Ricoh GR IIIx HDFモデル
です。今日現在人気が集中して購入するのは抽選になっていたり、RICOHのサイトの直販限定と人気と供給が追いついていない状況だそうで購入も難儀しました。
について詳しくご紹介します。このHDFモデルは、GRファンの心を掴む特別仕様の限定版です。私自身、GRシリーズのスナップ性能に憧れていた一人ですが、HDFモデルの特別感に惹かれてついに手に入れてしまいました!
この記事では、HDFモデルの特徴やスペック、他モデルとの違い、そして実際に使ってみた感想を詳しくお届けします。
分かりにくいGRファミリーのラインナップ!
特徴 | GR III | GR IIIx | GR IIIx HDF |
---|---|---|---|
焦点距離 | 28mm相当(広角) | 40mm相当(標準) | 40mm相当(標準) |
Highlight Diffusion Filter | 非搭載 | 非搭載 | 搭載(ON/OFF切替可能) |
NDフィルター | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
センサー | 2424万画素APS-C | 2424万画素APS-C | 2424万画素APS-C |
外装仕上げ | マットブラック | マットブラック/Urban Edition | 特別仕上げ(メタリック加工) |
レリーズボタン | 標準デザイン | 標準デザイン | グレイッシュシルバー色 |
重量 | 257g | 262g | 262g |
販売形態 | 一般販売 | 一般販売 | 限定販売(数量限定) |
GRってこんな感じのラインナップになっております、初見殺しでめっちゃ分かりにくいですよねw 基本的にGRⅲってのがベースモデルで派生がXモデルだと思ってください。違いは画角になります。28mmと40mm。あれっ?とこの2つの画角を並べただけでピンときたあなたは自分と同じライカ病かもしれませんw そう、自分が愛用しているライカQ3と同じラインナップなんです。
ライカもQシリーズは今回の3代目までずっと28mm画角のズミルックスを搭載してきましたが、今年になりライカQ3 43発表!GRのマーケティングを意識してか知らずか同じような画角をラインナップに加えました。
9月下旬に発売がアナウンスされ、条件反射のように発売日に予約したのですが笑 通常モデルのQ3の供給も安定せず今もプレ値気味に推移しているのでおそらくQ3 43もすぐには来ないと思っていましたが2ヶ月たった今も音沙汰はありませんw
という訳で、レンズ固定式40mmレンズのカメラとはどのような撮影具合なのか気になって今回GRの40mmモデルことGRⅲxしかも写りに癖のあるHDFモデルを購入したと言う訳です。
HDFとは?どんな写りなのか?
(さじゃん撮影 GRⅲx HDF)
GRの特別モデルHDFとは、RICOHのサイトを見てみます。
【GR IIIx 特別モデル】
柔らかなハイライト表現を可能にするHDF(Highlight Diffusion Filter)を新搭載したGR IIIx特別モデルです。
【HDF(Highlight Diffusion Filter)搭載】
リコーが長年培ってきたプリンティング技術と自社のインクジェットヘッドを用いて印刷を施したフィルターHDF(Highlight Diffusion Filter)を搭載。 ハイライト部が拡散され、ハイライト部周辺がにじむのが特徴です。光を拡散することで画面全体のコントラストが下がり、高輝度部の白がにじみ、ふんわりとやわらかな印象に。 HDFをOFFにすることで従来のGRと同様、シャープで高コントラストな描写も可能です。 ※HDF搭載により、NDフィルター非搭載となります。
という長々として説明を読んでくださる方も少ないのと思うので、前回お届けした作例から解説します。
夜景撮影だとわかりやすいのですが、光が当たる電灯や照明部分がボンヤリと滲みます。これがRICOH曰くHDFというフィルターの効果だと思われます。もちろん、Lightroomなどの現像ソフトを用いればこのような表現も可能だとは思いますがJpeg撮って出しでこれだけ幻想的な映像が撮影できるなら女子やフィルムカメラ好きにも刺さるのではないかと思っています。
RICOH舐めてましたw ライカQシリーズがラインナップを真似るだけの事はあります。素晴らしいカメラです。
純正状態からこんな感じでカスタムして無骨感を減らしています、次回はGRⅲをどのようにカスタムしたのかおすすめのアイテムを紹介しながらこのカメラの魅力を探っていこうと思っています。