成長と 老いを、同時に感じた 日 - days

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いつもの ごはんと、日々の あれこれ

成長と 老いを、同時に感じた 日

 

日曜日の午前中

 

ちょっと

伯母さんの様子を

見てくると 言って、

家を出て行った 夫

 

その後 しばらく経って、

このまま 伯母さんと

一緒に お昼を食べるから、

と 夫から連絡が入る

 

80歳を過ぎた

伯母さんは 結婚せず、

外で しっかり働いて

休日には 趣味の世界を楽しんで、

今は 40年前に買った

マンションに

一人で 住んでいる

 

旅行好きで 世界中を飛び回り、

習い事も たくさんしていた

伯母さんも、

最近では 足腰が弱り

外へ出ることも 少なくなった

 

ときどき 夫と

電話で やりとりしては、

一緒に 買い物に行ったり

話を聞きに行ったりしている

 

そうやって

月に1、2回くらい

ちょこちょこと 会いに

行っているけれど・・

 

会いに行くたびに

伯母さんは

ちょっとずつ 年老いて

ちょっとずつ

できないことが 増えて、

気持ちも 気弱になっているらしい

 

そんな様子を見ながら、

いずれ 自分も

そうなるんだろうなと、

いつも そんなことを

言いながら 帰ってくる

 

 

・ ・ ・

 

 

お昼は

娘と 二人だったので、

家にあるもので 簡単に

 

 

冷凍庫に1個だけ

残っていた ハンバーグと

レトルトのコーンスープを

二人で 分けて食べたら、

お子様ランチみたいになった

 

 

・ ・ ・

 

 

お昼すぎ、

娘の幼稚園時代の同窓会へ

 

子どもたちは、

毎朝 バスや車に乗って

いろんなところから

通っていたから、

ほとんどの子が

バラバラの小学校に進んだ

 

なので、みんなが

どんなふうになっているか

楽しみにして 行った

 

会場は、みんなが

通った 幼稚園

 

 

数年前に 改修されて、

外は まだ手を入れている

最中だけど・・

 

何年かぶりに 玄関を入ると、

前の面影は 残りつつも

すっかり きれいになっていた

 

 

建物は100年以上前に

アメリカ人の建築家

ヴォーリズが 建てたもので、

クラシカルな 雰囲気は

そのままに・・

 

 

新しく

取り付けられた時計も、

建物に 馴染むものが

選ばれていた

 

 

数年ぶりに会う子たちは

みんな 本当に大きくなって、

まだ ふにゃっとした

顔つきだった子たちが

しっかり 大人びた様子に

なっていた

 

どの子を見ても

大きくなったねーと

出てくる言葉は みんな同じで、

自分も 子どものころ

大人から 同じことを

言われてたことを思い出した

 

みんなで ワイワイ

たこ焼きを食べて、

子どもたちは

8年後の 二十歳の自分に

宛てて書いた 手紙を

カプセルに入れて、

最後に 記念写真を

 

 

みんな 同じ時間の

流れの中で、

成長する人もいれば

老いていく人もいて、

 

体も 中身も、

みんな それぞれ

変わっていくけれど・・

 

幼稚園の建物みたいに、

面影だったり 雰囲気は

ちゃんと その人のどこかに

残っているものなんだなぁと思った

 

 

・ ・ ・ 

 

 

8年後の

みんなも 自分も

どうなってるかなぁ〜

 

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