中学生の個別指導塾について/ホームメイト

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中学生の個別指導塾について/ホームメイト



中学生の個別指導塾では、中学生を対象に、1対1または1対2で学習指導を行います。また個別指導塾では、生徒一人ひとりの学力や習熟度に合わせて、個別にカリキュラムを作成。そのため、生徒は自分のペースで学習を進めることができ、苦手な科目を克服したり、得意な科目をさらに伸ばしたりすることができます。「中学生の個別指導塾について」では、中学生の個別指導塾の費用相場、メリット・デメリット、選び方を詳しく解説しましょう。

個別指導の費用相場

1対1の指導

中学生向けの個別指導塾では、週に1回、1教科の授業(60分)を受ける場合、月謝相場は約1万2,000~3万5,000円となっています。文部科学省のデータによれば、中学生の集団・個別塾の費用は、年間で約26~30万円が一般的な相場です。

個別指導塾の費用は、授業時間の長さや講師の資格、生徒数などによって異なります。また、個別指導の費用には、教材費や入会金が別途必要な場合も。一般的な入会金は1~3万円程度で、キャンペーン期間中は入会金が無料のときもあります。教材費は塾によって異なり、月謝に含まれる場合もありますが、別途費用が発生する場合は、月に数千円から1万円程度が主な費用相場です。

一方、中高一貫校の中学生が個別指導塾に通う場合、一般の中学生と比べても少し高めの料金設定になることがほとんど。これは、中高一貫校のカリキュラムが通常の中学校とは異なり、専門的な指導が必要とされるためです。月額の授業料は、1科目あたり約1万5,000~4万円。入会金は通常の中学生向けの塾と同様に、約1~3万円で、教材費は塾によって異なりますが、中高一貫校向けの教材は少し高価なことが多く、月に数千円から1万円以上が相場です。

個別指導塾のメリット・デメリット

メリット・デメリット

中学生の学習のペースや理解の深さは一人ひとり異なります。このような違いを最大限に活かし、個々のニーズに合わせた教育を提供するのが個別指導塾の強みです。

ここでは、個別指導のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

基礎学力強化ができる

中学生は、高校進学に向けての基礎学力を築く重要な時期です。個別指導塾では、生徒一人ひとりの学力や理解度に合わせてカスタマイズされたカリキュラムを提供することができます。これにより、学校の授業だけでは十分に理解できなかった内容や、苦手な科目を徹底的に学ぶことが可能。また、塾の講師が個別に質問に答えてくれるため、分からない点をその場で解消できることも大きなメリットです。

自主学習の習慣化につながる

中学生は、自分で学習計画を立てたり、時間を管理したりする能力を育てる重要な時期でもあります。個別指導塾では、自分自身の目標に向かって学習するためのサポートを受けることが可能。そして、講師は生徒の学習方法を確認し、自主学習の方法や時間管理のアドバイスを行います。これにより、中学生は自分で学習を進めるために必要な考え方や方法を身に付けることができるのです。

自分のペースで受験対策ができる

中学生は、高校入試を控えており、受験対策が必要な時期。模擬試験を受けたり、過去の試験問題を解いたりすることで実戦的な対策を行います。これは、集団指導塾であっても、個別指導塾であっても同じですが、個別指導塾の場合、塾講師やカウンセラーと常に進学について相談しながら、受験校を決められるのも大きなメリットです。これにより、自分に合った高校を見つけるためのアドバイスを受けながら、具体的な目標に向かって効果的に学習を進めることができます。

デメリット

集団指導塾に比べて費用が高い

中学生の個別指導塾は、一般的なグループ指導塾に比べて、費用が高くなりがち。これは、生徒一人ひとりに対して専任の講師が付くため、人件費が高くなることが理由のひとつです。
また、高額な費用がかかるため、期待する成果が得られなかった場合、費用に対して成果が少ないなど不満を感じやすいこともあります。

ライバル心が燃えにくい

個別指導塾では、学習の進度を自分自身に合わせて調整することができる一方で、他の生徒と切磋琢磨する機会が限られるため、競争心を持って取り組むことが難しい場合も。仲間と共に学ぶことによって刺激を受け、やる気を引き出すタイプの生徒にとっては、個別指導塾が合わない場合もあります。

担当する講師のレベルにバラつきがある

個別指導塾では、講師と生徒の相性が重要です。しかし、塾ごとに講師の能力や教え方が異なります。また、同じ塾内でも講師によって授業の進め方が異なることは珍しくありません。さらに、個別指導の環境では、講師と生徒との間のコミュニケーションが密であり、相性が悪い場合は、学習意欲が低下する可能性もあります。

他にも講師が頻繁に変わる個別指導塾では、安定した学習を進めにくいと感じる生徒も少なくありません。これらの点を考慮して、塾を選ぶ際には、講師の能力や教え方だけでなく、講師と生徒の関係をサポートする制度や方針も確認することが重要です。

個別指導塾の選び方

指導形態

意見交換もできる少人数制

個別指導塾を選ぶとき、1対1、1対少数(2~3人)、または自律学習ベースなど、どの指導形態にするかを考慮することが重要。自分自身の学習方法や目標に合致するものを選ぶために、細かな指導が可能な塾を慎重に選択しましょう。

1対1の指導スタイルは個人に集中したサポートが受けられますが、コストが高くなる可能性も。一方で、1対少数のスタイルでは、他の生徒と意見を交換しながら学ぶ機会が増え、グループ内での切磋琢磨が期待できます。

塾の規模

全国に展開している大手の個別指導塾か、地域に根ざした小規模な個別指導塾かを考慮しましょう。大手塾は、豊富な教材や整備されたカリキュラムを提供していますが、生徒の個性に合わせた教材ではなく、地域一律の場合がほとんどです。

一方、地域密着型の小規模な個別指導塾では、アットホームな雰囲気のなか、生徒が通う学区の進行や内容に合わせた内容を提供。定期テスト対策など柔軟に行ってくれます。

教育方針

進学準備を重視するか、または学校の教科の補強を重視するかを考慮しましょう。進学を目的とする塾の多くが、希望する高校に合わせた戦略的な対策や高度な問題に取り組みます。そのため、進学を目的とする生徒には、志望校に合わせた目標指向の学習に対するモチベーションを高めることが可能です。

一方で、補習型の塾では、学校のカリキュラムに従い、基本的な学力を強化することに焦点を当てる場合がほとんど。学校の授業で苦戦している中学生や、まだ自分の進路に明確な目標を持っていない生徒には、補習型の塾で基礎から丁寧に学ぶことで、自信を持って学習を進められると言えます。

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