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進学予備校/ホームメイト

進学予備校とは大学などの入学試験合格に向けた教育機関のこと。単に「予備校」と言うとき、通常はこの進学予備校のことを指しています。明治時代からすでにあり、その数を増やしてきましたが、1990年(平成2年)代ごろには少子化の影響などで予備校数は減少。一方で、業務内容を広げるなど各校で様々な取り組みがなされています。

そうした背景から、今では大学受験予備校の他、大学院・高校・中学校の受験予備校が創出されてきました。ここでは各受験予備校の概要をご紹介します。

多様化が進む大学進学予備校

多様化が進む大学進学予備校

大学へ進学するための対策を行なう学校が「大学進学予備校」です。国による認可を受けた予備校は2009年(平成21年)時点で全国に81校。大学進学予備校も多様化をしており、例えば次のようなスタイルの学校も登場しています。

総合予備校と個別指導予備校

ひとりの講師の講義を、ひとつの教室で大人数の生徒が受けるスタイルを採る予備校を「総合予備校」と呼びます。総合予備校には同じ目標をもった友人と出会い切磋琢磨できる、名物講師の講義を受けられる、などのメリットがあります。

これと対極にあるのが、マンツーマンや少人数制の授業を受けられる「個別指導予備校」です。一人ひとりに合わせたスケジュールが組める、質問がしやすいなどのメリットがあります。個別指導スタイルは人気上昇中で、採用する予備校が増えています。

また、対象を高校生、中学生、小学生にまで広げ、小・中・高一貫教育を行なう予備校のことを「総合予備校」と呼ぶこともあります。

現役専門予備校

大学受験予備校の中でも、現役高校生だけを対象にしている予備校。学校と両立しなければならない高校生の状況をふまえ、高校生のために考え抜かれたカリキュラムが組まれているのが魅力です。

高校進学予備校は定期テスト対策も

難関校など志望高校へ進学するための予備校。対象は中学生や小学生です。公立高校の受験は義務教育の学校カリキュラム内容が大きく反映されたり、内申点が影響したりします。そのため、高校進学予備校では学校の授業の先取りや、定期テスト対策なども重視します。人気のある私立高校については、その高校の傾向に合わせた特別対策なども行ないます。最新の受験情報が豊富に揃っているのもポイントです。

増えつつある中学校進学予備校

近年増えている私立中学校の受験に向けた準備をする予備校です。対象は主に小学生4~6年生。私立中学校の入試には小学校の教科書よりはるかに高度な問題が出ることも多々あります。そのため、早いと小学校3年生のうちから予備校通いを始める家庭もあるようです。高校進学コースを備えていた予備校が、中学校進学コースを増設するケースがよくみられます。

夢を叶えるための大学院進学予備校

「自分が通う大学とは異なる系列の大学院へ行きたい」、「社会人だが大学院で研究し直したい」などの動機から、自分の目的に合った大学院を見つけて進学するための学校が「大学院予備校」です。全国の大学院がどのような人材を求めているのかなど、個人では知り得ない情報と受験のノウハウを持ち合わせているのが強みです。

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