動物園情報
甲信越エリアの動物園/ホームメイト
甲信越エリアは、レッサーパンダの飼育繁殖への取り組みが国内屈指の長野市茶臼山動物園をはじめ、地域の人に愛される動物園がそろっています。
須坂市動物園(長野県)
「須坂市動物園」は、長野県須坂市の中心近く、さくらの名所100選や日本の名松100選にも選ばれている「臥竜公園」内にある動物園です。小さな動物園で、一時期、縮小・廃園の危機にありましたが、手づくり案内板なども設置の他、「夜の動物園探検隊」「身近な生き物展」「ペンギンおふれあいタイム」など、お金をかけなくてもできる柔軟なアイデア企画が職員たちの手によって次々実施され、今や全国的に親しまれる動物園へと変貌しました。手づくりだからこそ味わえる良さが、須坂市動物園にはあふれています。
また、小さな動物園にも"アイドル"たちはいっぱい。サンドバックと戯れる姿が紹介されたことをきっかけに一躍全国区の人気者になったアカカンガルーの「ハッチ」は、2009年に天寿を全うし天国へと旅立ちましたが、ハッチの第5子「タッチ」や、県の天然記念物に指定されている川上犬「源竜」、またベンガルトラの兄妹「臥桜(がお)」と「未桜(みお)」など、後継のアイドル候補は目白押しです。
長野市茶臼山動物園(長野県)
「長野市茶臼山動物園」は、長野県南部の篠ノ井にある長野市茶臼山公園に、「恐竜公園」や「植物園」とともに設置されている動物園です。長野市茶臼山動物園の特徴は、動物の展示方法が、各々の生態や生活ぶりを自然に近い状態で観察できる"放し飼い方式"を導入しているところです。
また、希少動物の保護増殖にも力を入れており、特に、レッサーパンダの飼育繁殖への取り組みは国内屈指です。2009年にオープンした「新レッサーパンダ舎」は、より間近に、より自然にレッサーパンダを観察できる施設として、市内外問わず多くの入場者を呼ぶ人気のスポット。レッサーパンダ「ロン君」のお散歩タイムなどもあります。
飯田市立動物園(長野県)
「飯田市立動物園」は、飯田市のシンボル「りんご並木」の隣にある動物園です。入園料は無料で、JR飯田駅から徒歩約10分という好立地のため、リンゴ並木の散策と合わせ、気軽に立ち寄ることができます。園内の動物たちは小さな動物が中心ですが、アンデスコンドル、ミーアキャット、アメリカビーバー、白いタヌキなど、県内ではここだけの珍しい動物も飼育されており、そういった動物たちを間近でゆっくりじっくり観察できるのが大きな魅力です。
また、園内を走る豆汽車「弁慶三世号」やバッテリーカーなどが子どもたちに大人気です。