動物園情報
雨の日の動物園/ホームメイト
動物園は、屋内の観覧エリアもありますが、その多くは、空と太陽を見上げる屋外施設です。つまり、お天気に左右されながら動物を見ることになるわけです。当然、雨よりは晴れていた方がうれしいわけですが、雨の日は、「こんなとき」だからこその面白さが実はあるのです。そのいくつかを紹介しましょう。
悪天候のとき、動物たちは?
悪天候のとき、動物たちがどうしているか、知っていますか? それを知らない人がほとんどなのではないでしょうか。何しろ、雨の日に動物園に行くという人は圧倒的に少ないでしょうから。
雨の日の特典は、人の少ない中でゆっくりと見ることができること。しかも、多くの人が知らない、雨の日の動物たちの姿を見られるのです。何だかわくわくしてきませんか?
動物たちの雨への反応は様々です。例えば、ゾウは雨に打たれていても何ら気にする様子がありませんが、ニホンザルはみんなで体を寄せ合っています。
雨の日に外に出ていない動物がいたら?
雨の日でも外に出ている動物もいれば、出ていない動物もいます。それはどうしてなのでしょうか? その理由を考えてみるのも、雨の日の楽しみです。雨の日、動物園はかなり空いていますから、飼育員さんを見つけて、じっくりそのことについて聞いてみるのもおススメです。
室内観覧施設にいる動物に会いに行きましょう
マレーバクやチンパンジーなどは、ほとんどの動物園で、雨の日にも観覧できる室内専用の放飼場があります。かなり近い距離で見られ、外とは違った様子の動物たちに出会うことができます。晴れていたら混んでいてじっくり腰を落ち着け観察できない人気の動物舎も、独り占めとは言わないまでも、思う存分観察することができます。
神戸市立王子動物園の「雨やどりマップ」
パンダと会える動物園といえば、上野動物園が有名ですが、神戸市立王子動物園にもパンダがいます。しかも、上野動物園にはいないコアラもいて、パンダとコアラを一緒に見ることができる動物園はここだけです。また、神戸市立王子動物園は、神戸の中心地である三宮からも近いため、地元でも人気のおでかけスポットなのです。実は、この神戸市立王子動物園、雨の日には「雨やどりマップ」なるものを配布しています。これは、雨の日に動物を見られるポイントを書いたマップで、来園者にとってはとてもうれしいサービス。
もしかしたら、あなたの地元の動物園にも、雨の日など、「こんなとき」だからこそのサービスがあるかもしれません。一度尋ねてみてはどうでしょうか。