テレビ局特有の部署や仕事「広報部」/ホームメイト

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テレビ局特有の部署や仕事「広報部」/ホームメイト

ここでは、テレビ局における広報部の仕事について紹介します。

番組を宣伝するのが一番の役割

番組を宣伝するのが一番の役割

テレビとは、番組やCM自体が広報・広告メディアであり、その放送を見てもらうことが最大の業務です。番組1つ1つが テレビ局の"商品"であると言えるわけです。その大事な商品を多くの視聴者に見てもらえるように宣伝するのが広報部の重要な役割となります。

番組の宣伝を行なうことを番組広報と呼びます。番組広報は、テレビ雑誌、一般紙、スポーツ紙、週刊誌といった紙媒体やインターネットメディアの担当者に、番組広報資料をリリースします。リリースされた資料をもとに新聞社や雑誌社はバラエティー番組やドラマのなどの記事を書きます。多くの媒体に掲載されれば、より多くの人に番組の面白さを伝えることができ、多くの人に番組を見てもらうことができます。ひいては、番組の視聴率およびスポンサーのCM視聴に貢献できるというわけです。

また、有料・無料の広告を利用した番組の宣伝活動を行なうのも広報部の仕事です。番組のポスターを作ったり、街頭ビジョンやインターネットメディアの広告スペースを利用して番組のCMを流してもらうなどして番組を宣伝するほか、ブログを掲載したり、FacebookやTwitterなどのソーシャル・ネットワーク・サービスに投稿したり、Youtubeなどの動画共有サービスといった無料のメディアを活用することも少なくありません。

テレビ局の社員が汗水流して作り出した番組をどうやって多くの人に気に入ってもらえるか、視聴率を上げるかは、こうした広報部の努力なしには語れないのです。

スタイルはさまざま、こんな番組広報もある

スタイルはさまざま、こんな番組広報もある

番組を広報するには前述したような方法が主流ですが、番組広報には一般企業にはないようなさまざまな形の広報スタイルがあります。よく知られているのは、バラエティー番組などで時々、耳にする「番宣」です。これは、番組の途中で別の番組やドラマの宣伝を行う番組宣伝のことです。バラエティー番組にゲストで出演したタレントが出演中のドラマについて告知したりするのを見たことがある人も多いでしょう。また、深夜や週末の昼などによく放送されるのが「番宣番組」です。これは、番組の見どころを紹介するための専門の番組です。番宣番組の制作には広報部が深くかかわっていることが多く、ドラマの改編期には番宣番組が高い視聴率を取る場合もあります。

また、テレビ局が主催するイベントにも広報部は深くかかわっており、イベント自体の広報はもちろん、イベントで配布する番組ノベルティーの制作も広報部が中心となって行ないます。そのほかテレビ局のイメージキャラクターを作ったり、テレビ局のキャッチコピーを決定したりして、テレビ局や番組のイメージ向上を図っています。

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