全国の水族館10選！親子にもデートにも

姫路水族館（兵庫県姫路市）

兵庫県姫路市にある「姫路水族館」。この水族館は、手柄山公園の中にあり、全国でも珍しい山頂付近にある水族館です。別名「山の上の水族館」と呼ばれ、地元の人々に愛されています。

館内は播磨地方の淡水魚などを中心に展示されており、ただ観察するだけでなく、聞いて触れる、まさに五感で生きものたちを感じることが可能です。

屋上にあるビオトープの小川では魚と一緒に水遊びができるので子供たちに大人気。

飼育員が生きものの生態について面白く解説してくれるアクアラボや、ウミガメやペンギンにエサをやりながら解説を聞けるエサやりなど、イベントも盛りだくさんなので、楽しみながら海の生きものについて学ぶことができます。入館料は大人510円、小、中学生200円（いずれも税込み）。

宍道湖自然館ゴビウス（島根県出雲市）

島根県出雲市にある「宍道湖自然館ゴビウス」。全国有数の汽水湖である宍道湖をメインとした体験学習型水族館です。島根県の湖や川に生息する生きもの、約200種を展示しています。「遊ぶ、学び、癒し」をテーマに、湖の不思議を体感できるとファミリーに人気。

淡水と海水が混ざり合っている汽水域を疑似ダイビングで楽しめるヘルメット水槽や、映像やクイズが楽しめる施設も設置されています。

毎月1回、様々な水辺の生きものをテーマにじっくり観察する生きもの観察会を開催しており、ちょっとひと休みしたいときは、池や小川が広がる癒しの空間、お弁当広場がおすすめ。

芝生が一面に敷き詰められ緑に溢れた場所は、お弁当を食べるのはもちろん、子供たちの探検場所にぴったりです。入館料は大人500円、小、中、高生200円（いずれも税込み）。

南知多ビーチランド（愛知県知多郡）

カップルで素敵な時間を過ごしたいときにぜひおすすめしたいのが、愛知県知多郡にある「南知多ビーチランド」。この水族館で人気なのが、アシカ＆イルカショーです。

間近で華麗なパフォーマンスを繰り広げるイルカや、コミカルな動きで愛嬌をふりまくアシカの姿を並んで観覧すると、ふたりの距離もぐっと近付きます。

高台にあって園内を見合わせる眺め抜群のレストラン「レストラン ザ ビーチ」は、伊勢湾に面しているので、ロマンチックなデートのランチタイムにぴったり。

入園料は隣接するおもちゃ王国との共通入園料金となり、大人（高校生以上）1,800円、3歳以上800円（いずれも税込み）です。

開館時間は時期によって異なります。メンテナンスのための休館日もありますのでご注意下さい。

下田海中水族館（静岡県下田市）

静岡県の人気観光地、伊豆にある水族館「下田海中水族館」は、入り江に浮かんでいる円筒型をした水族館です。

この水族館の魅力は、なんといってもイルカたちが繰り広げるショー。入り江に浮かんでいる海上ステージでイルカたちの迫力満点のパフォーマンスを見ていると、ふたりで童心に戻っておおはしゃぎできるでしょう。

また、デートでぜひ訪れて欲しいのが、クラゲ展示室の「クラリウム」。

室内はストレス軽減効果のあるアロマの良い香りが漂い、BGMはリラックス効果抜群のゆらぎサウンドが流れています。癒しの空間で波に漂うクラゲたちを見るのはなんともロマンチック。

お土産コーナーでふたりお揃いのオリジナルグッズを買うのも良い思い出になります。入園料は中学生以上2,000円、4歳から小学生までが1,000円（いずれも税込み）です。

ヨコハマおもしろ水族館（神奈川県横浜市）

神奈川県横浜市の横浜中華街にある「ヨコハマおもしろ水族館」は、とにかく斬新で面白いと評判の水族館。

入口で出迎えてくれるのは下駄箱の形をした水槽で、中には靴や足にちなんだ魚が展示されています。

他にも実験ゾーンでは、独自の切り口で変わった実験が行なわれており、ほとんどの水槽にクイズが付いているのです。友達とクイズの正解数を競い合いながら回るのがおすすめの楽しみ方。

他にも、寿司ネタに使われている魚が展示されている、その名も寿司水槽には、寿司と書かれた暖簾が掛けられているなど、とにかく展示の仕方がくすっと笑ってしまう面白さ。隣の赤ちゃん水族館は、色んな稚魚や卵が展示されているので、併せて楽しめます。

入館料は中学生以上1,400円、4歳以上700円、65歳以上1,000円（いずれも税込み）。

箱根園水族館（神奈川県足柄下郡）

女子会で温泉ついでに水族館に行くのもおすすめ。神奈川県の箱根にある「箱根園水族館」は、日本一標高が高い水族館です。

こちらの見どころは、なんといっても「バイカルアザラシ広場」。こちらで繰り広げられるアザラシショーでは、看板アザラシのビリー君をはじめとした芸達者なアザラシたちが、頭に手ぬぐいを載せ、まるで温泉に浸かっているような仕草を披露してくれ、ユーモラスな演技で楽しませてくれます。

オープンエアーの大水槽が設置されている海水館ではダイバーたちが魚に食事をあげるお食事タイムが好評。とにかく芸達者な生きものが目白押しの水族館です。入館料は大人1,500円、4歳～小学生が750円（いずれも税込み）。

鶴岡市立加茂水族館（山形県鶴岡市）

山形県鶴岡市にある「鶴岡市立加茂水族館」は、「クラゲドリーム館」という愛称で親しまれている水族館です。

見どころは、なんといってもクラゲの展示室「クラネタリウム」。ほのかに暗い室内でゆらゆらクラゲが長い触手を動かしながら漂う様は美しくも幻想的です。

時間を忘れてクラゲの姿を見ていると心も身体もリラックスできます。入館料は高校生以上1,000円、小、中学生500円（いずれも税込み）。

かすみがうら市水族館（茨城県かすみがうら市）

茨城県かすみがうら市にある「かすみがうら市水族館」は淡水魚をメインにして両生類から昆虫まで、様々な生きものが展示されています。

おすすめは360°どこからでも美しい熱帯魚が観察できる円柱水槽。美しい熱帯魚の群れの中に囲まれていると、まるで自分が海中に漂っているような気分になります。

ひとりでのんびり回るのに丁度いい規模の水族館。霞ヶ浦の西浦湖畔に面している歩崎公園の敷地内にあるので、水族館を楽しんだあとにのんびり公園を散策してみるのもおすすめ。

歴史博物館が隣接されているので、そちらも併せて楽しめます。入館料は一般310円、小、中学生150円（いずれも税込み）です。

沼津港深海水族館（静岡県沼津市）

こだわりの生きものを観察したいというあなたにぴったりな水族館をご紹介します。

静岡県沼津市にある「沼津港深海水族館」は、深海魚にスポットを当てた水族館。

この水族館は世界でただひとつ、シーラカンスの冷凍標本が展示してある水族館としても名を知られています。

真っ暗の部屋の中で青白く光る発光魚が見られる「深海のプラネタリウム」や、シーラカンスが遊泳している姿を撮影した世界で初めての映像が見られる古代の海など、どれもが目を見張る珍しい魚ばかり。

生命の神秘を感じずにはいられません。照明や水槽など、見せ方にも徹底的にこだわり、何度訪れてもそのたびに新しい発見がある水族館です。

入館料は高校生以上1,600円、小、中学生800円、4歳以上400円（いずれも税込み）。

竹島水族館（愛知県蒲郡市）

愛知県蒲郡市にある「竹島水族館」は、隠れファンが多い水族館として有名です。1956年（昭和31年）に誕生、1962年（昭和37年）に現在地に移転と、歴史ある水族館。小規模ながらも、展示されている生きものはどれも珍しいものばかり。

実は、これらの珍しい生きものを提供してくれるのは地元の漁師さん。地元の漁師さんとの協力のもとで運営されているまさに地域密着型の水族館です。

館内の生きものの解説プレートは飼育員さんの手作り。楽しみながらも生態が詳しく説明され、ツイッターなどのSNSでも話題となりました。

こだわりの手作りプレートを熟読するのも竹島水族館ならではの楽しみ方です。

オリジナル商品もオオグソクムシやウツボの成分の一部を使用したお菓子など、ここでしか手に入らないものばかり。入館料は大人500円、小、中学生200円（いずれも税込み）です。