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博物館の活用方法/ホームメイト
博物館には展示だけでなく、調査、収集、研究、保存、教育などのさまざまな役割があります。展示作品を見て回るというのが一般的な活用方法になると思いますが、それ以外にも、博物館が実施しているギャラリーツアーや、ボランティアの募集に参加することで、より展示物の魅力を感じることができ、興味の幅も広がっていくことでしょう。ここでは、より現在博物館を楽しむための活用方法を使用していきます。
学習、教育の場としての博物館
子どもの修学旅行、校外学習、自由研究などに、博物館が利用されることも多いです。普段の生活からは見えない身近な自然や科学技術、自分の育った町の歴史の中から、新たな発見を見つけることができるでしょう。実際に見て触って、体験することで分かることもあれば、学芸員に詳しい話を聞いてみたり、分からないことや興味のあることを質問したりすることで学んでいくこともあると思います。
また博物館によっては、先生のためのガイドツアーを開催しているところもあります。ツアーは、子供が興味を持ちやすい展示や、理科室にある骨格標本の活用方法など、学校の授業に役立ちそうな内容で構成されています。
もちろん一般にも、各種講演、セミナー、カルチャースクール、ワークショップなどを開催し、生涯学習の場としても人気を集めています。また、多くの博物館では教育ボランティアを募集しており、さまざまな学習支援活動を行なっています。この活動を通して人との触れ合い、交流の場として博物館を楽しんでいる人も多いと言われています。
参加、体験して楽しむ
数多くある展示品を見てまわるだけで受け身になりがちな博物館ですが、最近は体験型の展示が多く、普段はできない体験ができると人気を集めています。
東京都のお台場にある「ソニー・エクスプローラサイエンス」では、ソニーのエレクトロニクス製品、ゲーム、映画、音楽などに応用されている最新の技術を使った体験型の展示が充実しています。同じくお台場にある「日本科学未来館」には、1000万画素以上の高解像度で宇宙に輝く地球の姿をリアルに映すプラネタリウムが楽しめるドームシアターガイアなどがあり、最先端の科学技術が体験することができます。
現在、企業が開発中の新技術、まだ一般には導入されていない最先端技術などを、先に体験できるのも博物館の魅力です。一般に社会に出て働いている人であれば、新たな商品、システム開発のヒントになりますし、学生の場合は将来の夢を想像することもできるでしょう。