日本モンキーパーク

日本モンキーパークは愛知県犬山市に位置する動物園兼遊園地です。サルとの触れ合いが人気の観光スポットで、「モンパ」と言う名称で地元の方たちから親しまれており、小学校定番の遠足先のひとつとなっています。

広い敷地内には日本モンキーパーク（遊園地ゾーン）、日本モンキーセンター（動物園ゾーン）があります。隣接する施設をそれぞれ自由に往来できた時期もありましたが、現在は入園料の分離化が行なわれそれぞれで支払うシステムに変更となりました。

現在、日本モンキーセンターには約60種900頭のサルがおり、この展示数は世界最多と言われています。センター内には、サル以外にもハムスターやウサギなどのかわいらしい小動物から、トカゲなどの爬虫類まで様々な動物と触れ合うことができます。

アクセス方法は、電車の場合は名鉄名古屋駅より犬山線特急で約30分、途中で路線バス（岐阜コミュニティー）に乗り換え約5分。犬山遊園駅からは徒歩で約20分の距離。
この距離で動物園・遊園地を一度に楽しめるとあって、週末はカップルや家族連れで賑わいます。
モンキーパークのかわいらしいキャラクター「モンパくん」と「モンピーちゃん」もステージやイベントに登場し、子どもたちの人気者となっています。

遊園地ゾーンである日本モンキーパークの名物は、高さ55ｍもある大観覧車です。一周約12分の観覧車ですが、天気が良い日は犬山城や岐阜城、名古屋駅周辺を一望することができきれいな景色を堪能しながら、ゆったりと空中観光を楽しめます。

画質クオリティーが高い3Dシアターもあり、年齢制限もないため小さなお子様がいる家族でも楽しめます。

ゴリラの親子が先頭にいる「モンキーコースター」は、ゆっくりと心地良い風を感じながら園内の景色を楽しむことができます。
その他にも、ハンググライダーやゴーカート、お化け屋敷や迷路まで子どもの「大好き」が盛りだくさんです。

隣接する動物園、日本モンキーセンターではモンキーバレイという大きな猿山があり、通常の動物園では見られない屋久島に生息するヤクザルを見ることができます。
また園内の地上約60ｍの頭上には、吊り橋がたくさんありクモザルやテナガザルがすらすらと器用に渡っている姿が。得意げな顔をして渡り歩く姿が微笑ましく家族皆笑顔になれるでしょう。

その他にも、リスザルや、クロキツネザル、ヒヒなど、たくさんの珍しいサルにも出会えることができ、子どもから大人まで楽しめる施設です。

昭和35年（1960年）、当初は「犬山ラインパーク」としての名称で開園。昭和55年（1980年）に現名称となりました。
長らくは遊園地・動物園ともに共通の入園料金で自由に行き来ができるスタイルでしたが、平成26年（2014年）に分離化へ。
東側が動物園、西側が遊園地という配置になっています。

愛知の観光スポット「明治村」・「犬山城」・「リトルワールド」とともに、名古屋市郊外の主要ターミナル犬山駅を拠点とした沿線レジャー事業の一帯化が形成。
この日本モンキーパークも、アトラクションやイベントなど時代の流れに順応し変化を求められてきました。遊園地と動物園を移動するアトラクション「スカイダンボ」も老朽化などの影響で撤去。
次々と魅力あふれる最新アトラクションが増えてゆきました。　

その他にも催事場では、常に最新の特撮ヒーローの展示が行なわれ、またそのミニゲームで使われる映像には最新技術搭載の機器を使用。
長い歴史を持つ日本モンキーパークも、時代とともに新しいものを取り入れ一層魅力的な施設となっています。

夏は迫力満点の花火イベント、巨大スライダー付きのプールアトラクション、楽しいスタンプラリーなどのイベント、最新のグルメなど。充実した一日を楽しめる施設としてたくさんの来園者に支持されています。