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スキーバッジテストとは/ホームメイト
ここでは「スキーバッジテスト」について紹介します。スキーバッジテスト以外にも小学生以下を対象にした「スキージュニアテスト」などもあります。自分の技術レベルを確認したり、レベル向上を目的に、多くの人が受験しています。
スキーバッジテスト
スキーバッジテストとは、全日本スキー連盟(SAJ)が実施しており、大きく分けると、「級別テスト」と「プライズテスト」に分けることができます。
級別テスト
級別テストの区分は5つあり、区分ごとに種目、斜面設定、受験資格が規定されています。また2級から5級までは、講習内テストによって評価されます。(カッコ内は斜面設定を表しています)
5級
種目は大回りターン(緩斜面)、受験資格は6歳以上です。
4級
種目は大回りターンの連続(緩中斜面)、受験資格は6歳以上です。
3級
種目は大回りターンの連続(中斜面)と小回りターンの連続(中斜面)、受験資格は6歳以上です。
2級
種目はパラレルターン大回り(中急斜面)、パラレルターン小回り(中~中急斜面)、フリー滑走(総合斜面)があります。受験資格は13歳以上、またはジュニアテスト1級取得者です。
1級
種目はパラレルターン大回り(急斜面)、パラレルターン小回り(急斜面)、パラレルターン小回り(不整地の中急斜面)、フリー滑走(総合斜面)があります。受験資格はバッジテスト2級取得者、かつ事前講習修了者です。
プライズテスト
プライズテストは、「クラウンプライズ」と「テクニカルプライズ」に分かれています。両テストともに種目や評価基準などは同じですが、受験資格・評価基準が異なります。
受験資格
テクニカルプライズの受験資格は、15歳以上かつ事前講習修了者であり、バッジテスト1級取得者となっています。クラウンプライズの受験資格は、15歳以上かつ事前講習修了者で、テクニカルプライズ取得者となります。
受験種目
プライズテストでは、パラレルターン大回り(急斜面)、パラレルターン大回り(不整地の中急斜面)、パラレルターン小回り(急斜面)、パラレルターン小回り(不整地の中急斜面)、フリー滑走(総合斜面)の5つの種目が受験科目です。
受験評価
プライズテストでは以下の3つが評価の内容となります。
- ターン運動の構成(ポジショニング、エッジング)
- 斜面状況への適応度(スピードとターン弧の調整)
- 運動の質的内容(バランス、リズム、タイミング)
合計ポイントのうち、テクニカルプライズでは75%、クラウンプライズでは80%を取得することが合格条件となります。