スキー場情報
スノーウェアの種類/ホームメイト
スノーウェアとひと口に言っても様々なタイプが存在します。自分に似合うデザインのスノーウェアを選ぶのはもちろんですが、滑る種目に応じてスノーウェアのタイプや機能性もしっかり見極める必要があるでしょう。
コンペタイプのスノーウェア
競技用のスノーウェアで、主にレーサーが着用します。ウェア全体の機能性が高く、体にぴったりフィットする細身のタイプです。軽量で着心地の良さを持ちながら強度や耐水性も高く、防風性や防寒性、保温性にも優れています。パンツのフィット感をアジャスタベルトやサイドファスナーで調整できるタイプのものもあるため、着脱も簡単です。
デモタイプのスノーウェア
コンペタイプに近い形をしていますが、ポケットの数はコンペタイプに比べると少ないものが多く、シンプルな形をしています。とても軽く、防風性や防寒性、保温性が高くなっています。ストレッチ素材や立体裁断など工夫が凝らしてあるため、動きやすさにも定評があり、初心者から上級者まで、幅広い層に愛用者がいます。
フリースタイルタイプのスノーウェア
別名「フリーライドタイプ」とも呼ばれますが、シルエットは全体的にゆったりしています。フリースタイルの滑走に耐えられるよう、コンペタイプと同じように素材の強度は高めです。
また、スノーボードウエアに近いシルエットで、スキーウェアにあるエッジガード(エッジで布が破けないように保護する布)がパンツの裾の内側に付いていない場合がほとんどです。エッジガードが付いていないスノーボードタイプをスキーに使う場合は、別売りのエッジガードを貼り付けましょう。
マウンテンタイプのスノーウェア
標高の高い場所で使用するタイプのウェアで、着心地が良く、防寒・防水・防風性はコンペタイプよりも優れていることが多いです。ただし、保温性はあまり高くないため、レイヤリング(重ね着)をして着用するのが基本です。パンツには、過酷な雪山での動きを考慮して、腹部や胸部を保護するビブタイプ(サロペットパンツのような)もあります。
レイヤリングについて
その日の天候によって、スキーヤーやスノーボーダーは体温調節をしなければいけません。そのため、状況に応じてレイヤリング(重ね着)をする必要があります。特にフリースタイルタイプやマウンテンタイプには中綿のないものが多いため、必ずレイヤリングをしましょう。スノーウェアに合わせるものは、動きやすさはもちろん、保温性や耐風性、防水性などを基準に選びましょう。