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スキー、スノーボードを題材にした映画や小説、音楽など、たくさんの作品が制作されています。ここではスキーをテーマにした映画、ドラマ、音楽の作品を紹介します。
スキー映画・ドラマ・音楽
スキーをテーマにした映画と言えば、「私をスキーに連れてって」(馬場康夫監督/1987年)が大ヒットしました。他にも、恋愛映画「ゲレンデがとけるほど恋したい」やドキュメンタリーベースで作られた「バッケンレコードを越えて」というドラマなど、多くのスキー映画やドラマがあります。また、これらの映画やドラマで使われた主題歌はゲレンデで流れることも多く、映画とセットで音楽も多くの人の記憶に刻まれています。ここでは映画と音楽を一緒に紹介します。
映画『私をスキーに連れてって』
1980年頃スキーブームが起こり、本作の公開がさらに火を点けたと言われています。主人公である矢野文男は、普段はしがないサラリーマン。でも、実はプロ並みのスキーの腕前という設定で、ゲレンデで出会った男女の恋愛模様が、明るく爽やかに描かれ、観客を魅了しました。主題歌だった松任谷由美さんの『恋人はサンタクロース』は今でもゲレンデで流れています。(馬場康夫監督/1987年)
映画『ゲレンデがとけるほど恋したい』
ニュージーランドのスキーリゾートを舞台に、結婚式を間近に控えた男女を巡る恋と友情を描いた大沢たかおさん、清水美砂さんの共演作です。本作は、同じタイトルの広瀬香美さんの主題歌がヒットしました。(廣木隆一監督/1995年)
テレビドラマ『最高の片想い』
大学時代はスキー部で、当時の片思いを忘れられない男性と、彼にひと目ぼれした女性の恋の行方を、スキー場と都会の街を舞台に描く恋愛ドラマです。共演は本木雅弘さんと深津絵里さんです。(フジテレビ系/1995年)
映画『白銀は招くよ!』
1956年コルティーナ・ダンペッツォ冬季オリンピックで、アルペン三冠を達成したトニー・ライザーさんが主演を務めています。彼がスキー技術を使って強盗をつかまえるアクションは圧巻です。主題歌の『白銀は招くよ!』も、NHKで紹介される程ヒットしました。(ハンス・クヴェスト監督/1959年)
テレビドラマ『バッケンレコードを越えて』
北海道文化放送開局40周年を記念して制作し、出演者に比嘉愛未さん、福士誠治さんや陣内孝則さん、特別出演として大泉洋さんや中井貴一さんなど、豪華なキャストを擁する1時間ドラマです。本作は、第17回FNSドキュメンタリー大賞を受賞した『バッケンレコードを越えて』(2008年)をもとに創作されたドラマです。福士さんが演じる本田浩輔は、オリンピック強化合宿に呼ばれる程のスキージャンパーでしたが、事故で大けがを負い記憶を失ってしまいます。その後、彼が困難を乗り越える様子と、それを支える周囲の人々を描いたドラマです。(フジテレビ系/2013年)
映像作品『スキージャンプ・ペア』
通常1人で飛ぶはずのスキージャンプから、ひとつの板で2人飛ぶという無謀な架空の競技「スキージャンプ・ペア」を編みだし、実写とCGでドキュメンタリー番組風にアレンジした作品です。(2002年)
スキー小説
スキーが出てくる小説には推理小説が多く挙げられます。推理がメインの作品ですが、スキーをする人物の描写を通してスキーの知識を得ることもできます。
- 小説『鳥人計画』(東野圭吾著/角川書店)
- 『鳥人計画』は、スキージャンプ競技を舞台にしたミステリーです。スキージャンプの歴史や専門的な言葉も出てくるので、読み終わる頃にはスキージャンプについてより理解できるようになります。
- 『白銀ジャック』(東野圭吾著/実業之日本社)
- 『白銀ジャック』では、ゲレンデの様子やスキー場の裏側が細かく描写されており、リアリティのある作品になっています。