スポーツ専門学校
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スポーツ専門学校とは
「スポーツ専門学校」についてご紹介します。スポーツ専門学校は、「スポーツトレーナー」「インストラクター」を目指している人が通う専門学校です。
また「柔道整復師」「鍼灸師」などの、メディカルスポーツ系の職業も目指すことができます。国家資格も取得できるため、これからスポーツ業界で活躍したい人におすすめの学校です。
人間が健やかに生活していくうえで、運動は欠かせません。卒業後は様々な場で需要があるため、学校で得た知識を活かせる職場の数が多いことがポイント。スポーツが好きな人はもちろんのこと、市民の健康をサポートしたい人、医療分野にも興味がある人など、いろいろなタイプの人が入学してきます。
「スポーツ専門学校とは」では、スポーツ専門学校の具体的なカリキュラム、学費、就職情報など、知っておきたい情報を詳しくご紹介しましょう。
目次
- 1. スポーツ専門学校の概要
- 2. スポーツ専門学校の種類
- 2.1 修学年数
- 2.2 昼間部と夜間部
- 3. スポーツ専門学校の勉強内容
- 4. スポーツ専門学校の偏差値
- 5. スポーツ専門学校の学費とその他費用
- 6. スポーツ専門学校の就職率と就職先
- 7. スポーツ専門学校の受験
- 8. スポーツ専門学校の選び方
- 9. スポーツ専門学校の探し方
- 10. スポーツ専門学校を探すなら「ホームメイト・リサーチ」で検索
- 11. まとめ
スポーツ専門学校の概要
スポーツ専門学校とは、スポーツ・運動に関する専門知識を習得できる専門学校です。学校によって選べる学科・コース内容に違いがあるため、学校選びには注意が必要。
主な学科・コースとしては、スポーツ指導者を養成するインストラクター系の学科、選手をサポートするプロを目指すスポーツトレーナー系の学科、医療分野を学べるメディカルスポーツ系の学科などがあります。
これらの学科は4年制大学・短大で学ぶこともできますが、専門学校なら就職につながる実践的な知識を着実に習得することが可能。現場で働くプロに、直接教えてもらえる機会が多いことも魅力です。「スポーツの世界で働きたい」と強く感じている人にとって、価値のある学校と言えます。
スポーツ専門学校の種類
スポーツ専門学校は、2年制・昼間部の学校がほとんど。ただし、柔道整復師・鍼灸師になるには、3年間以上も学ぶ必要があるため、メディカルスポーツ系の学科は3年制コースです。
それ以外の学科・コースで3年制のコースを設置している学校もあるため、もっと深く学びたい人はそちらを選びましょう。スポーツ専門学校の修学年数と修学時間帯についてまとめました。
修学年数
2年制 | 3年制 | |
---|---|---|
カリキュラム | 1年次:基礎的な学習内容 2年次:実践的な学習と就職準備 |
1年次:基礎的な学習内容 2年次:さらに専門的な学習内容 3年次:実践的な学習と就職準備 |
メリット | 就職に求められるスキルをバランス良く学習できる 3年制よりは学費が安い |
興味のある分野について、さらに専門的に学習できる |
デメリット | 短期集中のため、時間的な余裕がない場合がある | 学費がかかる |
昼間部と夜間部
様々な事情により、日中の通学が厳しい学生のために、夜間部を設けている学校も存在。他の学校に通いながら通学することもでき、多くの人から支持されています。昼間部と夜間部の違いは以下の通りです。
昼間部 | 夜間部 | |
---|---|---|
学生の層 | 若い世代(10~20代)が多い | 幅広い世代が多く、4年制大学・短大に通う人、社会人もいる 日中働きながら通学する人もいる |
カリキュラム | 一般的なカリキュラムを受講する | 昼間部より、授業の選択肢が少ない場合もある |
メリット | 夜間部より選べる授業数が多い 学校選びの選択肢が多い |
学費が抑えられる ダブルスクール可能 仕事と両立できる |
デメリット | 夜間部より学費がかかる | 夜間部を設置している学校の総数が少ないため、希望の学校に行けないこともある |
※これらの比較は、学校によって異なる可能性があります。
スポーツ専門学校の勉強内容
スポーツ専門学校の勉強内容は、選択する学科・コースによって大きく変わります。どの学科が設置されているかどうかは学校ごとに異なるため、調査が必要です。各学科の勉強内容は以下の通りです。
学科 | 主な勉強内容 |
---|---|
スポーツトレーナー系の学科 | アスリートのメンテナンス、怪我の処置・予防、ストレッチ、トレーニングなど |
インストラクター系の学科 | フィットネス、ダンス、アウトドアスポーツの指導など |
メディカルスポーツ系の学科 | 整体、はり・きゅう、柔道整復の技術習得など |
プレイヤー系の学科 | スポーツの技術向上、コーチ・審判業の技術習得など |
スポーツビジネス系の学科 | イベント・スポーツショップ・観光業の企画・経営など |
選んだ学科・コースによって、取得できる資格内容も変わってきます。スポーツトレーナー系学科なら「JSA認定ストレッチングトレーナー」「赤十字社救急法救急員」、メディカルスポーツ系の学科なら「柔道整復師」「鍼灸師」の資格などが取得可能です。
スポーツ専門学校の偏差値
スポーツ専門学校の偏差値は、一般的に重視されません。専門学校は、学力よりも、意欲、専門分野への適性が考慮されるからです。偏差値が、大学受験のように合否へ大きくかかわることはありません。よって、偏差値を上げるための学習よりも、スポーツの知識を付けた方が入学後の勉強の役に立ちます。
また、学校選びの際は、自分が学びたい内容、カリキュラムの充実度を重要視しましょう。大学のように、学校のレベルが偏差値で区分されないからです。「どんな学校で勉強したいか」という観点で、学校を比較することをおすすめします。
スポーツ専門学校の学費とその他費用
スポーツ専門学校の学費は、200~300万円ほど(2年制の場合)。3年制の場合は、もう1年間分の学費が増えます。この学費の内訳は、入学金、授業料、施設・設備利用費、実習費などです。2年目以降の学費は入学金が不要になるので、1年目に比べると少なくなる場合も。なお、設備が充実している学校では、さらに学費が高くなる傾向があります。
学費以外にも求められる費用としては、ユニフォーム代、教材費、資格受験料など。必要な金額は学科・コース、学校によって大きく変わってきます。学費の分割納入が可能かどうかなど、具体的な納入方法も調べておくと安心です。
経済的な問題で学費を支払えるか不安な人は、学校が設置している進学支援制度を活用しましょう。入学金・授業料の、一部免除が受けられます。国・地方自治体が募集している奨学金(返済不要)などもあるため、積極的な利用がおすすめです。
スポーツ専門学校の就職率と就職先
スポーツ専門学校の就職率は、どの学校も全体的に高い傾向にあります。国家資格取得を掲げる学校も多いため、就職活動で評価されるスキルを身に付けられるということです。
カリキュラムに沿って真面目に授業を受けていれば、希望通りの進路に進める可能性は高いと言えるでしょう。学校内では、手厚い就職ガイダンス、卒業生の相談会などが受けられるため、サポートを受けられる安心感もあります。
なお、スポーツ系の業界は非公開求人の多さが特徴的。一般ルートでは応募できない求人情報も、過去実績などをもとに学校へ入ってきます。専門学校ならではのルートを活かして、就職に挑めることは、大きなメリットです。
主な就職先は、スポーツジム、フィットネスクラブ、整骨院、鍼灸院、医療福祉施設、プロのスポーツチーム、スポーツ関連企業、NPO法人など。職種は学科・コースによって異なりますが、スポーツにまつわる職場で多くの人が働いています。
ちなみに、トレーナー・インストラクターとして、個人で活動する人も少なくありません。なかには、ジム・整骨院を独立開業する人も。経験を積んだあとは、自分のスキルを頼りにキャリアアップしやすい業界と言えます。
スポーツ専門学校の受験
スポーツ専門学校の受験方法は、「一般入試」「推薦入試」「AO入試」「高校既卒・社会人特待生入学」の4種類がメインです。一般入試は、対象条件を満たしていれば、基本的に誰でも受験できます。
推薦入試は、学校から推薦を受ける「指定校推薦」と、一部の学校が設けている「自己推薦」が存在。AO入試は、希望者の人柄・人間性と学校のアドミッションポリシーが合致しているかどうかなどをチェックするため、やる気の高さが重視されます。また高校既卒・社会人特待生入学は、幅広い分野で活躍・業績を残し、将来の目標を明確に持っている人を対象とする制度です。
その他、学校によっては、スポーツ特待生の枠が設けられることも多数。入学を希望する学校の区分をしっかり確認して、自分がもっとも合格しやすそうな方法を選びましょう。
対象者 | 試験科目 | |
---|---|---|
一般入試 | 高校卒業・卒業見込み 高卒認定試験合格者 |
書類選考、面接など |
推薦入試 | 高校卒業見込み、かつ、学校の推薦を受けた人(学校推薦の 場合) |
|
AO入試 | 高校卒業・卒業見込み 高卒認定試験合格者 |
|
高校既卒・社会人 特待生入学 |
高校を卒業、もしくは、高校を卒業した者と同等以上の学力が認められる者 |
入試の内容は学校によって変わりますが、面接と書類選考で終わることがほとんど。学科試験を受けなければならない学校は、少ない傾向があります。しかしその分、面接などで答える志望動機に力を入れなくてはなりません。
「どうしてスポーツの世界に入りたいと思ったのか」「なぜこの学校でスキルを積みたいと考えたのか」についてよく考え、実体験を組み込みながら、自分にしか書けない志望動機を作り上げる必要があります。
スポーツ専門学校の選び方
スポーツ専門学校を選ぶ際は、学科・コースの内容をしっかり確認することが大切です。学校によってカリキュラム内容が大きく変わってくるため、自分が将来やりたいこと、興味や関心があることを叶えられそうな学校を選ぶ必要があります。
いくつかの学校をピックアップしたら、パンフレット、公式サイトの情報を参考に、各学校の就職率、学費など、数値で比較できる部分を照らし合わせてみましょう。
さらに学校の理解度を深めるために、オープンキャンパスに参加することもおすすめ。直接学校に足を踏み入れなければ分からない、授業の雰囲気、校内の美しさ、全体の空気感などを知ることができます。
AO入試の受験資格に、「オープンキャンパスへの参加」が義務付けられる学校もあるので、少しでも興味のある学校には、できる限り、足を運ぶと良いでしょう。
スポーツ専門学校の探し方
スポーツ専門学校を探す場合は、学校の先生に相談することが大切。学校だからこそ入手できる情報もあるので、自分ひとりで学校探しをするよりも、効率が良いと言えます。インターネットだけでは検索できない、専門的な情報も耳に入るため、おすすめです。
社会人・既卒者など、学校の先生に相談できない人は、インターネット検索を活用しましょう。専門学校専用の検索ポータルサイトを利用すると、様々な情報をスピーディーに検索することが可能です。
また、一般的な検索エンジンを使って、公式サイトを閲覧することもできます。自分に合った方法で、たくさんの専門学校の情報を見てみましょう。
スポーツ専門学校を探すなら「ホームメイト・リサーチ」で検索
施設検索「ホームメイト・リサーチ」のスタディピアでも、以下のような検索方法で「スポーツ専門学校」の情報を得ることが可能。検索方法は、以下の6種類です。
- 地域別に検索
- 施設名を入力して検索
- 地図から検索
- 口コミから検索
- 写真(動画)から検索
- カテゴリから検索
※モバイル端末では現在地から検索もあります
なお、おすすめの検索方法は「カテゴリ検索」です。
「スタディピア」のトップページから、「スポーツ専門学校」を選択すると、全国のスポーツ専門学校を簡単に探すことができます。
まとめ
スポーツ専門学校は、スポーツ業界で将来働きたい人にとって、最適な学校です。インストラクターからプレイヤー、スポーツビジネスまで、スポーツに関する様々な仕事で活躍できるスキルが得られます。
自分に合った専門学校を見つけるためには、とにかく学校の情報をたくさん集めることが大切です。検索ポータルサイトを活用して、カリキュラム内容、金銭面などに納得のいく学校を探します。その後は、学校に適した受験対策を行い、夢を叶える準備に励みましょう。
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