役所情報
北九州市役所の特徴/ホームメイト
北九州市役所は、北九州市の行政事務を行なっています。市役所本庁舎は15階建の高さが70メートルもある高層ビルです。最上階の15階は展望台になっており、市内を一望できます。また、広報室である「北九州フィルム・コミッション」も話題です。
北九州市役所について
北九州市役所は1972(昭和47)年に小倉城近くの場所に建てられました。しかし、もとからこの場所にあった訳ではなく、前身は旧戸畑市役所(前・戸畑区役所)です。
北九州市が政令指定都市に認定された1963(昭和38)年、現北九州市役所庁舎の完成までの暫定措置として、仮市役所としての役割を旧戸畑市役所(前・戸畑区役所)が果たしていました。
政令指定都市であるため、通常であれば市役所が取り扱う多くの窓口業務は、北九州市役所以外の7行政区の区役所が取り扱っています。「7行政区」とは、門司区、若松区、戸畑区、小倉北区、小倉南区、八幡東区、八幡西区です。
15階展望台について
高さ70メートルもある北九州市役所の15階は、展望台として市民に開放されています。ただし、公共施設として運営されているため、開放は平日8時30分から17時までとなっています。
市役所のすぐ隣を流れる紫川と、小倉城などの自然あふれる景色、周りに多く建ち並ぶ大きな高層ビルなど、自然と都市部の両方を一望できる展望台です。また、北九州市は「100億ドルの夜景」で知られ、新日本三大夜景に選定された皿倉山など夜景が有名ですが、日が早く落ちる季節には、それらの夜景を楽しむこともできます。市役所ゆえに無料で開放されているのも大きな魅力です。
「画になる街。-映画王国、北九州へ」
北九州市は近年、多くの日本映画のロケ地として注目を浴びています。市役所の広報室にいる市役所の職員たちは、1989年から北九州市をロケ地として積極的に誘致する活動を行なっています。
2000年には「北九州フィルム・コミッション」を設置し、多くの日本映画やドラマが北九州市で撮影されるようになりました。この組織は、日本初のフィルムコミッションであり、市全体が映画やドラマの撮影のバックアップにあたります。
ロケ地として映画やドラマ撮影を招致することで、北九州市には経済効果が生まれます。また、北九州市内が映像になることでイメージアップ効果も狙える上に、エキストラとして市民が参加することで、市と市民、そして映画に繋がりを持たせることもできます。
北九州市のこうした熱心な取り組みは、多くの新聞やウェブのニュースで話題となり、テレビ番組で特集を組まれたこともありました。
北九州市役所では、映画で使われた場所をすべて集めた「画になる街。-映画王国、北九州へ」というロケ地マップの配布も行なっています。