高速道路IC/SA・PA情報
ハイウェイラジオ/ホームメイト
ここでは、高速道路の道路交通情報を知ることができる「ハイウェイラジオ」について説明します。
ハイウェイラジオの概要
ハイウェイラジオとはNEXCO3社による高速道路の道路交通情報専門ラジオ放送番組です。ラジオ放送と言っても、人間がつど原稿を読んでいるのではなく、あらかじめ録音したいくつかのワードを用いてつぎはぎし、現在の道路交通情報に沿った音声を組み合わせて放送をしています。
NEXCO3社
小泉政権下による民営化によって日本道路公団が改組され、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本の三つの株式会社に再編された組織です。
ラジオを聞くことができるタイミング
ハイウェイラジオはいつでも聞くことができる訳ではありません。「ハイウェイラジオ ここから」という標識を過ぎてから「ハイウェイラジオ ここまで」という標識を通り過ぎるまでの間に聞くことができます。
ハイウェイラジオを聞く方法
ハイウェイラジオを聞きたいときは、ハイウェイラジオが放送されているエリア内でラジオの周波数を1,620kHzに合わせるだけです。あとはエリア外に出るまで流れ続けます。
情報の更新はいつ行なわれるのか
更新は約5分に1度です。1度の放送でおよそ60秒にわたって各地の道路交通情報が流れます。それが5回繰り返されたとき、次の新しい情報が放送され始めるようになっています。また、交通事故など、ラジオからの情報が多い場合は120秒にわたってラジオ放送が流れます。反対に特に伝えるべき交通情報が無かった場合は交通ルールやマナーなどについて放送されます。
ハイウェイラジオの仕組み
ハイウェイラジオの電波が出ているのは中央分離帯や路肩からです。そこには「空中線」と呼ばれる電波を発する電線が設置されています。
カーステレオ以外で聞く方法
携帯電話やスマートフォンにラジオを聞くアプリをインストールしておけば、放送エリア内で聞くことができます。
ハイウェイラジオ番組について
ハイウェイラジオはNEXCO3社によって制作されています。そのため、地域によっては始まり方が異なる場合があります。例えば、東京の場合は放送が始まる前にジングル(短い音楽)が鳴るのに対して、福岡県ではジングルが鳴らずに始まるなどの違いがあります。また、緊急事態の場合はいつもと異なります。普段はジングルが鳴る地域でも、突然「道路交通情報をお伝えします」と始まることがあります。