ホテル情報
マンダリン・オリエンタルホテルグループの特徴/ホームメイト
マンダリン・オリエンタルホテルグループは、ジャーディン・マセソン・グループの傘下にあり、香港を拠点としてラグジュアリーホテル(高級ホテル)を展開している経営会社です。「21世紀のラグジュアリー」、「東洋の魅力」、「現地の個性」をコンセプトに、趣向を凝らしたデザインが特徴となっています。また、アジアを代表する高級ホテルチェーンとして、世界的に有名です。
マンダリン・オリエンタルホテルグループの歴史
マンダリン・オリエンタルホテルの歴史は、1963年、イギリスの植民地であった香港で大手総合商社のジャーディン・マセソン社が「マンダリン香港」を開業したことから始まります。しかし、当時、様々な業界に進出していたジャーディン・マセソン社が、1974年にマンダリン・インターナショナル・ホテルズを設立して勢いづくと、事業拡大のためマンダリン香港は買収され、他のホテルと合わせて、「マンダリン・オリエンタルホテルグループ」として世界展開していきました。もともと、ジャーディン・マセソン社は、1832年に設立された企業で、19世紀に紅茶の輸出入等で財を成しました。創業から180年たった今日でも、世界最大級の国際複合企業としての影響力を持っています。
アジアを中心とした世界各国に展開しており、2005年には日本にも「マンダリン・オリエンタルホテル東京」が誕生しました。東京・日本橋「日本橋三井タワー」の上層階に開業されたホテルで、スカイツリーや皇居などの景色を一望できるため、「現代の天守閣」と呼ばれています。
マンダリン・オリエンタルホテル東京
2005年に東京・日本橋に開業されたホテルで、2006年「アメリカン・アカデミー・オブ・ホスピタリティ・サイエンス」により、「6つ星ホテル」として認定されました。サービスや施設を総合的にみて判断されるもので「6つ星」の認定は、1989年設立以来、世界初となり、「世界一のホテル」としてアメリカの金融雑誌に紹介されています。10種類ある客室は、和のテイストを取り入れた「和モダン」なデザインが特徴的です。
マンダリン・オリエンタル香港
グループ内で初めに作られたホテルで、香港では最も歴史の長いホテルとして有名です。また、空港アクセスも良く、政治経済の中心地である中環地区にあるため、観光客だけではなく、ビジネスによる利用が多いことも特徴です。全部で501室ある客室は、気品ある洗練されたデザインで、広々とした空間になっており、窓からはビクトリア湾や香港の街並みを一望できます。中には、個性的なデザインの客室もあり、日本人のおもてなしの精神を内装に取り入れた「明治スイート」と呼ばれている客室もあります。
壁には日本の美術品が飾られており、アメニティは、客室タイプによって高級ブランド「エルメス」、「アクアディパルマ」が使用されています。