体育とは/ホームメイト

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体育とは/ホームメイト

体育とは、体の教育を意味する言葉です。健全な身体の発達を目的とした教育で、主に教育機関である学校の生徒を対象とした教育プログラムを総称して体育と呼んでいます。学校ではそれぞれの年齢に応じた学習指導要領をベースにした授業を、担任や体育教師が行ないます。生徒たちは校庭や体育館の活動では体操着を着用し、プール活動ではスクール水着を着用し指導を受けます。

学校体育

学校体育

小学校、中学校、高校といった教育機関で行なわれる体育の授業や部活動を学校体育と呼びます。それぞれの成長に応じて行なう内容や種目などが異なります。

小学校の体育

低学年、中学年、高学年によって学年目標が定められています。

低学年
クラスメートとの協調性やルールを守ることに重きが置かれ、体づくりやリズム体操など、気軽に学べる内容となっています。
中学年
ドッヂボールなどルール性の高い種目が授業として加わります。また、中学年より保健の要素も加わり、健康的な生活や体の発育について教室で学ぶ機会も設けられます。
高学年
球技などの団体スポーツにおいて、より高度なルールでのゲーム展開を必要とされます。また、陸上競技などの個人競技では、単に運動をするだけではなく自分の記録に挑戦することを求められます。

中学校の体育

中学校から体育の名称は「保健体育」と変わり、体育活動と共に運動や健康に関する学習要素も高まります。中学校になると、従来の陸上競技や水泳、球技などの運動に加え、武道が新しく必須科目として加わり、柔道、剣道、相撲の3種から選択します。また、中学校からは本格的な部活動が始まり、生徒各自が好きなスポーツをより深く打ち込むことができるようになります。

高校の体育

中学高と同様に、体力づくり運動・器械運動・陸上競技・水泳・球技・武道・ダンス・体育理論を全学年必修として学びます。部活もより本格的なものとなり、中には野球やサッカーなど特定のスポーツに力を入れる高校もあります。また、高校によっては、普通科の他に体育の専門学科を設けている学校もあり、そのような学校では専門的な体育の授業をより長い時間をかけて学ぶことができます。

社会体育

社会体育とは文部科学省で用いられた概念で、学校体育に対する用語として生まれた言葉です。地域や職場や家庭などの青少年や成人を対象に組織的な体育活動を行なうことを指します。具体的には、地域の人や元教員、元プロの選手などが指導員となり、その種目が好きな人たちが集まり活動することです。公民館の体操教室やスポーツジムでの活動、お年寄りのゲートボールサークルなど、一般的な人々が行なう活動はすべて社会体育に含まれます。

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