金融機関情報
甲信越・北陸地方の主な地方銀行/ホームメイト
甲信越・北陸の主な地方銀行の概要について
甲信越・北陸地方にある山梨中央銀行、八十二銀行、北陸銀行、北國銀行、第四銀行について、その概要を説明します。
山梨中央銀行
山梨県唯一の地方銀行です。山梨県内には、信用金庫や信用組合もありますが、どれも中小規模の金融機関であり、事実上、山梨県においては山梨中央銀行が県内の金融業務の中心である状態が長く続いています。山梨中央銀行は、商圏を東京都西部までと捉えており、東京都八王子市や多摩地区などにも支店を構えています。
八十二銀行
明治時代に誕生した第十九銀行と六十三銀行が合併してできた長野県の地方銀行です。名前の由来は19と63を足して82になるところからきています。地方銀行としては比較的優良経営を行なっており、2013年には信用格付けにおいて「A」(S&P)、あるいは「A+」(R&I)とされています。海外にも支店を持っており、上海やバンコク、シンガポールなどには駐在員がいます。
北陸銀行
富山県に本店を置く地方銀行です。富山県、石川県、福井県を主な営業エリアにしていますが、北海道も北陸銀行の営業エリアです。これは明治時代に、北海道に移住した人のうち、北陸出身者が多いということが背景にあります。現在でも北海道在住の北陸出身者は北陸銀行に口座を持っていることが多いです。2004年には、北海道銀行と経営統合しました。その後、石川銀行の営業も統合し、現在では北陸地方を代表する金融機関になっています。
北國銀行(ほっこくぎんこう)
石川県に本店を置く地方銀行です。2001年に石川銀行が経営破綻したあとは、石川県に本店を持つ唯一の地方銀行となっています。2007年にはイオン銀行のATMと提携したり、2010年にはコンビニエンス・ストアのローソンのATMと提携したりするなど、顧客の利便性向上を図っています。
第四銀行(だいしぎんこう)
日本において4番目に国の認可を得た銀行「第四銀行(だいしぎんこう)」の名前を、明治時代から引き継ぐ新潟県にある銀行です。第四銀行は新潟県を代表する金融機関とも言われており、新潟市の指定金融機関になっています。第四銀行は、2006年に新潟証券を傘下に収めるなど、積極的に証券業務にも取り組んでいます。