フェリー情報
フェリー会社「大三島フェリー」の特徴/ホームメイト
大三島フェリーは、広島県竹原市の忠海(ただのうみ)港と愛媛県今治市大三島の盛(さかり)港を結ぶ航路を運航しています。大三島フェリーを運営しているのは大三島フェリー株式会社です。ここでは、大三島フェリーの特徴について紹介します。
大三島フェリーの航路
大三島フェリーの定期航路は、広島県竹原市の忠海港から途中の島を経由して、愛媛県今治市の大三島にある盛港を結んで運航しています。一日10便のフェリーがこのルートを往復して運航しています。定期航路の10便のうち6便から7便は、途中の大久野島(おおくのじま)の第二桟橋を経由しています。大久野島には、休暇村の施設や、大久野島海水浴場などがあり、夏の観光シーズンになると多くの観光客が訪れる島です。大三島フェリーは、大久野島に寄港予定のない便でも、観光客の要望があれば寄ることもできます。大三島フェリーは、本土と大三島を直接結ぶ海上航路として利用されています。
大三島フェリーの船舶
大三島フェリーの船舶は、両頭船であるフェリーの「第三おおみしま」です。両頭船は、船の両側にランプウェイがあり、乗船する車は向きを変えることなくそのまま下船することができます。「第三おおみしま」は、総トン数298トンで全長は49.9mです。航海速力は11.7ノットで、旅客定員は、250名です。
大三島フェリーの運賃
大三島フェリーの旅客運賃は、盛港から忠海港までで大人片道350円、往復で700円です。小学生以下は、片道180円、往復360円です。盛港から大久野島までと、大久野島から忠海港までは同額運賃で、大人片道300円、往復で600円、小学生以下は片道150円、往復では300円です。15名以上の団体は、盛港から忠海港までで大人片道320円、学生250円、小学生以下170円です。大久野島から盛港、または忠海港までは、大人片道270円、学生210円、小学生以下140円となります。
盛港から忠海港までの車両運賃は、3m未満で片道1,680円、3m以上4m未満で片道2,000円、4m以上6m未満だと片道2,520円です。6m未満の車両に対しては、休日割引があり、片道1,600円、往復運賃は3,000円になります。また、車両運賃には、運転手1名分の旅客運賃が含まれています。
土曜、日曜、祝日に適用される休日割引の場合は、同乗者の旅客運賃は無料です。また、通勤や通学に利用する乗客のために、定期券も販売しています。大三島フェリーは、観光客のためだけではなく、本土と大三島を結ぶ地元住民の貴重な移動手段として親しまれています。