フェリー情報
フェリーの設備「レストラン・バー」/ホームメイト
フェリー内にあるレストラン・バーは、それぞれに趣向が凝らされています。特に長距離フェリーの場合は乗客が長い間滞在するため、レストランやバーの質が乗客の満足度を大きく左右するということで、各フェリーが非常に力を入れています。ここでは、フェリーのレストラン・バーについて紹介します。
長距離フェリーのレストラン・バー
「太平洋フェリー」の船内レストランは、バイキング形式のディナーメニューを提供しています。肉料理から寿司を中心としたバラエティに富んだ料理が並ぶディナーバイキングは、船が出港する1時間前から利用することができます。朝食も、和食と洋食を選べるモーニングバイキング形式になっています。このバイキング方式のレストランは長距離フェリーに多く取り入れられていますが、豊富なメニューの中から自由に選ぶことができるので、乗客の満足度を高めています。料金も手ごろな価格に設定されており、「太平洋フェリー」では、ディナーバイキングは大人1人2,000円、モーニングバイキングは1,000円です。アルコールは別料金ですが、ソフトドリンクは飲み放題です。
また、カフェテリアスタイルのレストランを取り入れている長距離フェリーも増えています。乗客がトレーを持って好きな料理を選び、料金を支払います。料理の種類も豊富で、一品あたりの価格もリーズナブルです。「新日本海フェリー」のレストランはこのスタイルです。
豪華クルーズフェリーのレストラン・バー
豪華なクルーズを目的に運航されている長距離フェリーには、日本食や洋食を専門に提供するレストランがあります。日本で最大の規模を誇る「飛鳥Ⅱ」には様々なスタイルのレストランが用意されています。メインダイニングの「フォーシーズン・ダイニングルーム」では、本格的なフランス料理や素材を活かした和食が提供されます。和食レストランの「海彦」では、寄港先で仕入れた新鮮な魚介類を使った寿司や日本料理を味わえます。また、ビュッフェスタイルのレストランやカフェなどもあり、好みに合わせて利用できます。メインバーの「マリナーズクラブ」はイギリス風の落ち着いた雰囲気に統一されており、様々なお酒をゆったりと楽しめます。他にもピアノ・バーやシガーバーなどもあり、豪華客船ならではの施設と言えます。
一般的なフェリーのレストラン・バーの特徴
フェリーのレストラン・バーは、航路やフェリーの規模などによって違いがあります。クルーズを目的にしている長距離フェリーは、ホテルのようなレストラン・バーですが、一般的な長距離フェリーは、コストの削減のためにバイキング方式にする、簡単な食事だけを提供するなどしているケースもあります。フェリー及び乗客の種類により、船内のレストラン・バーにも大きな違いがあります。