ショップ情報
商品の価格決めや商品選びについて/ホームメイト
どのような店舗を開業するかによって、取り扱う商品のラインナップは異なりますが、大きな分け方として「新品を仕入れる場合」と「中古品を仕入れる場合」の2つがあります。ここでは、ディスカウントショップにおける価格設定や商品選びについて紹介します。
ディスカウントショップの商品選び
中古品は顧客から買い取りを行なったり、他のリサイクルショップなどの施設から仕入れたりすることなども可能です。種類としては電化製品や家具、雑貨や衣料、娯楽用品などがメインとなります。古物商の資格や、宝石やブランド品など、仕入れに注意が必要なものもあります。最近では相場が大体決まっており、買う側もインターネットなどでそれを知ることができるので、相場よりも安く売ることでお得感を出したり、店舗の宣伝をしたりすることができます。
ディスカウントショップの新商品
新品の場合は、商品の種類はさらに幅広い選択肢があります。食料品をはじめ、シャンプーや入浴剤などの日用品も扱うことができます。これらは通常の方法で卸したり、倉庫品を買い取ったりして仕入れることができます。ディスカウントショップの仕入れにおいては、格安で販売することが前提になっているので、「いくらなら売れるか」が仕入れ時に重要になってきます。そのため、倒産したり倉庫縮小を余儀なくされたりする会社の処分品などを効率的に仕入れる必要もあります。
店舗形態によって価格決めは違う
商品の価格も仕入れ同様、店舗の形態によって大きく異なります。例えばインターネット上で販売を行なう場合、顧客は比較的短時間で簡単に他の店舗と価格を比較できるので、価格決めはよりシビアになります。あるいはインターネット販売の場合は送料がかかることが多いので、一定価格以上の買い物に対する送料を無料にしたりして割安感を出すことも多いです。
ディスカウントショップの価格決め
実際の店舗の場合にも、様々な価格の決め方があります。まず店舗に来店する顧客を増やし、それをまた維持するために、「激安」と思わせるような商品がディスカウントショップにはよくあります。こういった商品には、ほとんど店の利益はないか、あるいは赤字の場合もあります。しかしこういった商品を用いて顧客に来てもらうことにより、他の商品も買ってもらうチャンスを作り出すことができます。
他の店舗にないオリジナル性の高い商品、ついつい買ってしまいたくなる商品などは、過剰に安くしなくても買ってもらえる傾向が強いです。また、「あると便利な商品」「ユニークな商品」など、いかに顧客が「買う予定ではなかったが、見たら買いたくなる商品」を幅広くたくさん用意できるかが重要です。こういった商品は無理に薄利多売の価格設定にしなくても購入される傾向があります。