丸井の特徴/ホームメイト

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丸井の特徴/ホームメイト

丸井は、1931年に月賦商(分割払いを条件とした月賦払いを中心とする小売店)の「丸二商会」からのれん分けで開業した「丸井」が起源とされているファッションビルです。月賦百貨店を起源とはしていますが、日本百貨店協会には属しておらず、日本チェーンストア協会会員となっています。ここでは、丸井の歴史や店舗、業態の特徴について紹介します。

丸井の歴史

丸井の歴史

1931年、創業者の青井忠治(あおいちゅうじ)氏が月賦商「丸二商会」から独立したことから始まりました。このとき、のれん分けして新しい店を構えたときの店名が「丸井」とされていました。

創業者

創業者は、富山県出身の青井忠治氏です。月賦販売商・丸二商会に勤めていました。丸井の由来としては、丸二商会の「丸」と青井の「井」を合わせて商号を「丸井」に改めたと言われています。青井忠治氏は「景気は自らつくるもの」という独自の商業哲学を持っていました。

開業当時の業態

中野本店を中心に展開し始めましたが、戦時下の厳しい商業活動規制によって一時全店舗閉鎖となりました。終戦後は疎開先からすぐに上京し、中野に再び仮店舗を設け進出していきました。

日本初の「クレジットカード」

丸井は1960年、日本で初めて「クレジットカード」という名称を使って「赤いカード」を登場させました。創業当時、もともと月賦商売をしていたことから、「月賦」を「クレジット」と言い換えて、クレジットカードを発行しました。「クレジットカード」とはいえ、現在流通している物とは違って、その機能は上顧客への会員証のような物に当たります。また、このカードは特に若年層に好評で、販売拡大のきっかけにもなりました。現在は名称を変え「エポスカード」となっています。

丸井本館

丸井の本館は、2009年に新宿の旧マルイシティ新宿跡地にオープンしました。コンセプトに「新宿21.1世紀」というものを掲げており、新宿に複数の店舗を出店している出店形態も特徴です。

新宿マルイの特徴

新宿マルイ本館を基盤に新宿にはいくつかの新宿マルイが密集してオープンしています。女性をターゲットとした本館に対し、男性をターゲットとした別館を意味するのが「新宿マルイアネックス」、レディースのファストファッションを基盤としているのが「新宿マルイカレン」、若手クリエイターの個性的なファッションを集約させているのが「新宿マルイワン」です。他に、メンズ専門館である「新宿マルイメン」が存在しています。

バリエーション豊かな丸井の出店形態

丸井では一般型店舗である「丸井(マルイ)」に加え、様々な店舗を展開しています。都市型の店舗である「マルイシティ」渋谷の中心地にある「マルイジャム」郊外型の「マルイファミリー」など、その土地のニーズにあった店舗展開を行なっています。

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