コンビニ情報
大手コンビニ「ローソン」が
展開するハウスブランド/ホームメイト
ローソンでは、ポイントカード「マイローソンポイント」「ローソンパス」(現在はポイントカード「Ponta」に統合)をいち早く導入。そのカードデータによって導き出された販売傾向のデータや購入層など膨大なデータを分析し、スイーツをはじめとした食品や日用品など独自の視点で多彩なオリジナル商品を生み出してきました。また「ローソンストア100(ローソン100)」では105円という統一価格でのオリジナル商品を販売しています。
コンビニならではのラインアップで対抗
ハウスブランド商品については、親会社や提携のスーパーと共同で開発をしたり、スーパーと共通商品を販売したりするコンビニが多い中、ローソンのハウスブランド商品は、主に系列のコンビニでしか販売されていません(沖縄県では2012年(平成24年)3月から県内のスーパー「サンエー」で取り扱いを開始)。その利点を生かし、コンビニ特有の購買傾向に基づき、独自の商品展開を行なっています。
生活雑貨もそろう、ローソンセレクト
ローソンのハウスブランドの代表格といえば、「ローソンセレクト」。惣菜や生鮮食品、加工食品、菓子、調味料、飲料などの飲食アイテムのみならず、洗剤やトイレットパーパーなど日用品も含めて250アイテム以上そろいます。
特に食品類では、鮮度と質にこだわって大ヒットしたカット野菜に象徴されるように、手をかけずそのまま食べられる商品を多彩にラインアップ。スーパー客とは異なる、コンビニ客を意識した商品が特徴です。
ジャンル別、ターゲット別にブランドイメージを確立
ローソンセレクト以外にも、スイーツ、弁当、健康食など、ジャンルごとにコンセプトを明確化したハウスブランドがあります。ロゴ、パッケージデザイン、宣伝方法などメインターゲットとなる層に訴えかける戦略により、ヒット商品が満載。下記にオリジナルブランドの一例をご紹介します。
おやつごろ
オリジナルの袋菓子や箱菓子をラインアップ。チョコレート、スナック、せんべい、珍味、クッキーなどデイリーのおやつに最適なシリーズをすべて105円で展開。
Uchi Cafe(スイーツ)
2009年(平成21年)の発売以来、シリーズ累計で約1億6,000万個以上を販売している「プレミアムロールケーキ」をはじめ、少量でも手軽にぜいたく感の味わえるコンビニスイーツのシリーズとして、ブームを巻き起こしました。他にも「ぎゅっとクリームチーズ」や「ぎゅっとショコラ」など人気商品が続々と登場しています。
チルド弁当「ろーそん亭」
男性向けのイメージが強かった丼モノを、女性向けにリニューアル。「野菜をたくさん使った彩りがよいヘルシーな弁当が食べたい」「スイーツと一緒に食べられる手頃なサイズの弁当がほしい」など女性の声を反映させて誕生しました。
実りベーカリー
2013年(平成25年)4月からリニューアルしたベーカリーブランド。従来の菓子パンや惣菜パンなどベーシックな商品に加え、カロリーや糖質を抑えた「健(すこやか)」シリーズと「極(きわみ)」シリーズが登場。「健」は生地に米粉や小麦ふすま(ブラン)などを使用し、200kcal以下または糖質10g以下の基準を設定。「極」は厳選した小麦粉を使い、手作業でていねいに仕上げることでパン専門店のような味わいを実現したシリーズです。
おにぎり屋
米、海苔、塩、具材、製法などにとことんこだわったおにぎりのブランド。全国各地の郷土の味を使った「郷土(ふるさと)のうまい!シリーズ」や、米のおいしさを際立たせた「新潟コシヒカリシリーズ」、混ぜご飯や炊き込みご飯の「直巻シリーズ」などがあります。
和菓子「あんこや」
2012年(平成24年)3月から販売している、本格的な製法で作る和菓子のシリーズ。北海道十勝産小豆を氷砂糖で炊いたこだわりのあんこが好評です。
パスタ屋
「真空押し出し製法」により、ゆでたてのもちもち食感を楽しめる、生パスタを開発。リガトーニ、リングイネ、フィットチーネ、パッパルデッレなどソースに合わせてパスタの種類もバリエーション豊富です。
ローソンストア100(ローソン100)
ローソンストア100(ローソン100)では、生鮮食品、惣菜、日用品など様々なプライベートブランド商品を「ローソン バリューライン」という独自のブランドとしてメーカーと共同開発し、105円で販売しています。