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大学とは
義務教育を修了(中学校を卒業)したあと高校へ進学するのが一般的ですが、高校卒業後は様々な進路の選択肢があります。親のすすめでなんとなく大学へ進学する人もいるのではないでしょうか。しかし、大学とはいったい何をする場所なのか、いまひとつ分からないという人もいると思います。進学を検討しているのなら、大学についての基礎知識や、高校との違いなど把握しておくことが大切です。また、どういった学問を学べるのか、将来の目標に見合った学部はどこなのかを調べることも重要。今回は、大学とはどのような場所なのか、学べる学問や大学運営、大学の果たす役割などについてご紹介します。
目次
- 1. 大学の特徴と歴史
- 1.1 西洋の大学の歴史
- 1.2 日本の大学の歴史
- 2. 大学と高校の違い
- 2.1 学習内容
- 2.2 先生の立ち位置
- 2.3 学びの姿勢
- 2.4 授業の形式
- 2.5 自由度
- 3. 大学の種類
- 4. 大学で学べる学問(学部)
- 4.1 日本の大学を取り巻く環境
- 4.2 大学経営
- 5. 大学入学時にかかる費用
- 6. 大学受験をしたらホームメイト・リサーチの「スタディピア」でお部屋探し!
- 7. まとめ
大学の特徴と歴史
大学とは学問を研究する高等教育機関のことで、学校教育法や教育基本法では、学術の中心であると定義されています。また、教育と研究を通じて生まれた成果を社会に還元することで、経済に貢献し発展をうながす場所でもあるのです。高校をはじめとする教育機関と比べ、論理的思考や主体性の習得に重きが置かれる点も大学の特徴だと言えるでしょう。
次に大学の歴史について「西洋における大学の歴史」「日本における大学の歴史」に分類して見ていきます。
西洋の大学の歴史
大学の発祥は、12世紀ごろの西洋にまで遡ります。ボローニャ大学やオックスフォード大学などの有名校もこの時期に創立されました。
当初は、現在のような大学の形式とは異なり、師匠と弟子の関係が築かれていたと言われています。職人組合である「ギルド」を参考に生まれた師弟関係が大学の基礎になりました。
年月を経て、西洋の大学は現在の形へと変化。学問の内容は、より実用性の高い研究がされるようになっていきます。
日本の大学の歴史
日本に初めて大学ができたのは、近代化により西洋文明を取り入れてからのことです。ただし、江戸幕府が開いた学問所や医学所など、日本独自の学術機関は近代化以前から存在していました。
日本初の大学は「東京帝国大学」(現在の東京大学)です。優秀な人材を集めて官僚を育成し、国を率いる人間を発掘するという役割がありました。
また、日本には古くから私立大学も存在しています。初めて私立大学ができたのは明治時代初期。その後、法律が整備され、大正時代に「慶應義塾大学」や「早稲田大学」などが誕生しました。
大学と高校の違い
高校では与えられた問題の解法を身につけることを目的としているのに対し、 大学では自ら問題を発見し、自らその問題の解決力を身につけることを目的としているという根本的な違いがあります。ここでは高校と大学のそれぞれにどのような特徴があるのかを見ていきましょう。
学習内容
高校は基本的に教科書に沿って、幅広く基礎的なことを学ぶ場所。一方、大学では講義を通してより専門的な知識を学びます。さらに、研究やゼミナールを通して、自ら課題を見つけ、それを解決する力を身につけるための訓練も重要視されているのです。
先生の立ち位置
高校教員は教育者であるのに対し、大学教員は研究者という立場の違いがあります。つまり、大学では、それぞれの学問での専門分野の最前線で研究を続け、成果を上げている人が先生となるのです。
このような研究者から直接知識を得られるので、大学では教科書に載っていない新しい情報も学ぶことが可能。高校の教員も専門分野を学んできていますが、必ずしも最新の知識・情報を教えることを目指しているわけではありません。
学びの姿勢
特定の問題の解法を学ぶ高校と、研究方法や論理的思考を数年かけて身に着けることを目的とする大学。この違いから、高校までの授業は一般的に受け身です。ただし、大学では能動的に、自分自身で試行錯誤しながら研究を進めることが求められます。結論が分かっているとは限りません。ときには卒業までにはっきりとした成果が得られないこともあるでしょう。
授業の形式
高校では座学をメインにしており、一部では実習も行います。一方、大学では講義だけでなく、ゼミナールと呼ばれる「担当の教授と少人数の学生で行われる演習」も頻繁に実施。ゼミナールの場では、先生はあくまでアドバイザー役であり、学生自ら情報を発信することが多くなります。学生同士の意見交換が活発に行われることで、自ら考える力を養う助けとなるでしょう。
自由度
高校ではクラス単位で時間割があらかじめ決まっていますが、大学では自分だけの時間割を作るという大きな違いがあります。必修科目と呼ばれる授業に、自分で学びたい科目を組み込んで、一人ひとりが独自に選択をするのです。
大学の種類
大学には「国立大学」「公立大学」「私立大学」の3種類があります。国立大学・公立大学・私立大学の違いは運営母体で、国立大学は国、公立大学は地方自治体、私立大学は学校法人や企業などが運営。また、短期大学には公立と私立があります。短期大学は、修業年限が3年以下となる大学のことで、一般的な大学は4年制ですが短期大学は2年制の学校が多いようです。
大学教育は単位制度が基本。指定の卒業所要単位を満たすことが、大学を卒業するための条件のひとつになります。卒業所要単位は、4年制大学で124単位以上、2年制短期大学で62単位以上、3年制短期大学で93単位以上です。
なお、大学と同じ高等教育機関として「専修学校」や「高等専門学校」という教育機関が存在します。これらは上記の4種類とは少々異なる位置付けで、実験・実習・実技を重視した実践的科目を学べる学校です。単位や修学年数などの条件を満たせば、専修学校や高等専門学校から大学に編入学することも可能で、毎年一定数の編入学者がいます。
大学で学べる学問(学部)
大学では、非常に幅広い分野について学ぶことができます。
学部名を挙げると、例えば人文科学系なら、文学部、外国語学部、教育学部、美術学部など。社会科学系では、法学部、経済部、経営学部などが代表的です。自然科学系には、数学・物理学・化学・生物学・地球科学などを含んだ理学部や宇宙工学や情報学などを扱う工学部、その他にも建築学部、農学部・獣医学部、水産学部などがあります。医学部、歯学部、薬学部、看護学部、スポーツ・健康科学部などは医歯薬系としてまとめられることも少なくありません。
また、大学の特徴的な講義として「一般教養」があります。これは、所属する学部に関係なくすべての学生が履修できる授業のこと。学部1年生のときには一般教養を中心に単位を取得し、学年が上がるにつれて所属学部の専門授業の割合が増えていく流れが一般的です。一般教養の中では、人文科学系の学部の学生が自然科学系の授業を受けることもできます。
各領域のプロフェッショナルによる講義から様々な知識と刺激を得て、自分の専門領域へと活かしていくのが大学での学問の特徴。開講される授業は「シラバス」という授業カタログ(授業計画)で確認します。シラバスとは授業の概要や、各講義で得られる単位の数などをまとめて掲載しているもの。大学で授業のスケジュールを立てる際に不可欠な存在です。
大学で選択する分野は、将来のキャリアプランに大きな影響を及ぼします。大学進学のときには、どの大学に進むかというだけでなく、どの学部を選択するかも大切になるのです。
日本の大学を取り巻く環境
現在、大学の「統合再編」が進んでいます。この背景にあるのが、日本の18歳人口の減少。大学入学の主要層である18歳人口は、1992年にピークに達したあと、減少の一途をたどっています。18歳人口が減少し続ける中でも、進学希望者数は増えたために大学進学者数は増加傾向でした。しかし、2018年以降は1大学進学者数自体も減少局面に突入。大学は入学者減少により経営悪化という課題に直面しているのです。
その他にも、海外大学への流出や、国立大学における「1法人複数大学」(アンブレラ方式)が可能になったことも、大学の統合再編を推し進める要因となっていると言えるでしょう。
このような環境の中で、大学側は入学者を確保するための様々な工夫を行っています。例えば、留学生を確保するために海外で積極的なリクルーティングを行ったり、留学生をサポートしたりするためのチューター制度を導入した大学もあるのです。
大学経営
大学の主な収入源は「学納金」「補助金・交付金」「寄付」の3つ。
学納金等は、いわゆる学費として、学生やその保護者から納められるものです。18歳人口減少などにより、将来的な減収が見込まれており、それをカバーするために学費が増額されるケースも増えています。
補助金・交付金とは、国民の税金をもとに、国や地方自治体から付与されるものです。その性質上、大学経営の金銭的なサポートに留まります。
寄付は、卒業生や企業などが大学を支援するために行うもの。大学の知名度やブランド力、卒業生とのつながりの強さ、卒業生の就職実績などが寄付金の額に影響を与えます。学納金や補助金・交付金における増収が見込めない現状では、大学の努力次第で増収も可能な寄付金が鍵。各大学は様々な工夫をして寄付金の獲得に取り組んでいます。
特に大切なのは、寄付金の使い道の明確化です。支援者としても「自分が寄付したお金が何に使われているのか」を把握し、それに納得した上で寄付をしたいと思うのは当然のこと。寄付金募集サイトなどで用途の情報を分かりやすく開示し、寄付によって何が達成できるのか、どのような問題を解決できるのかを説明することが重要です。
最近では、クラウドファンディングを利用した方法も注目されています。クラウドファンディングでは、個別の事業へピンポイントに寄付できる窓口を作ることが可能。さらに、クラウドファンディングでは返礼品が付いてくることが一般的で、大学グッズや大学ゆかりの地に関連した魅力的な返戻品を用意する大学もあります。クラウドファンディングとして話題となれば、卒業生以外の新たな支援者を開拓することも可能です。
大学入学時にかかる費用
大学に通うには、受験費用・入学金・授業料がかかります。人によっては交通費や一人暮らしの生活費などが発生し、予算的に進学が難しくなる場合もあるので、奨学金や特待生制度を活用するのもひとつの方法。大学入学の入学時にかかる主な費用の目安は下表の通りです。
大学の種類 | 初年度に必要な費用 |
---|---|
国立大学(4年制) | 約82万円 |
公立大学(4年制) | 約93万円 |
私立大学(4年制) | 約135万円(施設設備費を含む) |
※参考)文部科学省:私立大学等の令和元年度入学者に係る学生納付金等調査結果について
学部・学科によって費用は変動しますが、基本的に医療系や理系学部の方が授業料は高額になります。国公立よりも私立の費用が高い傾向にありますが、独自の奨学金や特待生制度が充実している大学もあるので、受験前に情報収集を行いましょう。
大学受験をしたらホームメイト・リサーチの「スタディピア」でお部屋探し!
日本には多数の大学が存在します。気になる大学についてホームメイト・リサーチの「スタディピア」で調べてみましょう。「スタディピア」は、地域ごとに大学を検索でき、各大学の基本情報や口コミや投稿写真を見られるのでとても便利。また、大学の周辺にある賃貸物件が探せるので、一人暮らしを始める予定の受験生にピッタリのサイトです。
地図から探したり、大学名から探したり、また、モバイル端末で現在地から探したりと様々な検索方法があります。進学と同時に一人暮らしを始める人にとって、必要な情報がご覧いただけます。
まとめ
大学は、高校よりも深く実践的な学問を修められる教育機関。学問の分野は多種多様なため、自分の興味がある学問はどれなのか、その学問がどの大学で学べるのかを徹底的に調べておきましょう。遠方の大学に進学する予定の方は、大学合格が分かったらすぐに賃貸物件情報も合わせてチェックしておくことが大切です。
効率的に大学探しと賃貸物件探しを進めるために、ホームメイト・リサーチを活用してみてはいかがでしょうか。
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