日本初の県営バスとして誕生した長崎県交通局/ホームメイト

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日本初の県営バスとして誕生した
長崎県交通局/ホームメイト

長崎県交通局は、通称「長崎県営バス」と呼ばれる日本で唯一の県営バスで、雲仙国立公園への移動用として創業されました。路線バスは赤一色の車両で、長距離バスは青色のバス車両です。ここでは、長崎県交通局について紹介します。

初の県営バスであり、営業キロ数は公営バスで第1位

初の県営バスであり、営業キロ数は公営バスで第1位

長崎県交通局の通称は「長崎県営」バスです。1934年3月24日に、日本初の県営バスとして創業しました。創業理由は、同年3月16日に全国初の国立公園である雲仙国立公園ができ、雲仙国立公園までの移動手段が必要となったためです。

公営事業では珍しく、貸切や高速バスのサービスもあります。営業キロ数(運賃を計算するときの基準となる距離の単位)でも優れており、全国公営バスの中で第1位となっています。

長崎県交通局のバス車両

長崎県交通局は、1970年まで、三菱ふそう日野自動車いすゞ日産ディーゼルの国内自動車メーカー4社の車両を導入していましたが、その後は三菱ふそうと日野自動車のみとなりました。

しかし、2000年からは、日産ディーゼル製が再度導入され、同じく翌年にはいすゞ自動車製も導入され始めました。

市内路線バス

1976年までに取り入れられた大型車は、車両の中間のドアから乗り、前から降りる方式でした。1981年までに取り入れられた中型車も同じです。その後、後ろから乗って前から降りる方式が採用されました。現在は、車両の中間から乗って前から降りる方式、または後ろから乗って前から降りる方式の両方があります。

2001年からは、ワンステップバスが取り入れられています。狭い道路用としては、1996年にポニーバスが導入されました。このバスには、リフト付きもあります。カラーは赤色です。

長距離路線バス

長距離路線バスは、市内路線バスとは異なる部分がたくさんあります。長距離路線バスの乗降用のドアは前にひとつだけです。一部の車両には、ターボエンジンが使用されており、車内はリクライニングシートとなっています。天井付近には、荷物を置くための棚があり、座席に灰皿や栓抜きなども用意されています。

長距離路線バスは、貸切バスや観光バスにも利用され、そのためにマイク設備やカーテンなども備え付けられた車両があります。車両は、すべてツーステップ車のため、これらの車両が導入されたのは2000年までのことでした。車両は青色中心のカラーです。なお、同バスのコーポレートカラーは青で、「走れ青バス」という愛唱歌もあります。

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