大学教育再生の戦略的推進
先導的教育研究プログラム
デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業 ~Xプログラム~
人文社会科学分野におけるDX推進エキスパート人材育成のための大学院新学位プログラム
採択年度:R4~R9年度
概要:本事業では、人文社会科学分野の内、特に教育学や経済学・経営学の分野の専門性と数理・データサイエンス・AIの素養を併せ持つ人材を育成するため、教育データサイエンスプログラム、ソーシャルデータサイエンスプログラムの2つの学位プログラムを大学院人間社会科学研究科博士課程前期及び博士課程後期に設置する。AI・データイノベーション教育研究センターや大学院先進理工系科学研究科等と連携し、各プログラムでの研究指導は、人文社会科学分野の教員と数理・データサイエンス・AI分野の教員が協働して行い、また、分野の異なる学生がデータ解析等の実践的作業を通じて一緒に課題解決を体験する科目を開設する。これらの取組により、他分野の専門家と協働して、産業界、学校現場、行政等におけるDXを強力に推進するエキスパート人材を輩出し、「総合知」によるSociety5.0の実現の一端を担うべき人文社会科学分野の人材不足という課題の解決を目指す。
取組部局等:大学院人間社会科学研究科
世界をリードする教育拠点の形成
卓越大学院プログラム
ゲノム編集先端人材育成プログラム
採択年度:H30~R6年度
概要:ゲノム編集の基礎から応用に至る知識と技術を修得することにより、ゲノム編集を使いこなせる人材・ゲノム編集を産業へ直結させる人材を育成する。
取組部局等:卓越大学院・大学院リーディングプログラム機構
備考:オリジナルページ
大学教育のグローバル展開力の強化
大学の世界展開力強化事業
概要:グローバル人材育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、
事業対象国・地域の大学との間で、日本人学生の海外留学や外国人学生の戦略的受入を行う、
質の保障を伴った教育連携プログラム
備考:オリジナルページ
アジアと世界をつなぐ海洋・海事の最前線~海の平和利用と持続的発展~
採択年度:R5年度(※執行は令和6年度)
概要:主にASEAN諸国の海洋・海事系エンジニアおよび海上保安・海洋政策を担当する政府職員等の高度人材の育成に資するような、教養教育科目1科目及び専門教育科目1科目で構成される海洋・海事領域教育の総合的な入門となる教育コンテンツを英語で作成し、JV-Campus(Japan Virtual Campus)上のコースとして世界に向け公開する。
取組部局等:工学部
備考:JV-Campus
AI時代の未来を拓く日米グローバル人材育成プログラム
採択年度:R5年度~R9年度
概要:国際的に通用する高いレベルのAI・情報・データリテラシーを段階的に身につけ、AIの活用における国際的な議論をリードする「AIと共存する新しい社会を創り出す国際的教養人」の育成を目指します。デジタル人材教育で世界をリードする米国3大学、テキサス大学オースティン校、アリゾナ州立大学、パデュー大学と連携し、COIL型学習、国際共創ワークショップ、交換留学、および、インターンシップの4段階ステップアップ国際教育・交流を通して、グローバル社会で活躍できる人材に必要な「知識・スキル・経験」を身につけます。
取組部局等:大学全体
備考:オリジナルページ
国際協働学習を通じて醸成するアジャイル・アントレプレナーシップ
採択年度:R4年度~R8年度
概要:英・シェフィールド大学、豪・ニュー・サウス・ウェールズ大学、印・ビッツ・ピラニ大学、IIMBという優れた教育実績や最先端ビジネススクールとともに、VUCA時代に直面する人類社会の課題に対して、多様性を踏まえた解決策を提案し実行を先導するアジャイル・アントレプレナーシップを備えたリーダー育成のためのアジャイル型教育プログラムを開発し実践する。
取組部局等:大学全体
備考:オリジナルページ
インクルーシブ・マインドを醸成するアジア地域国際協働人材育成
採択年度:R3年度~R7年度
概要:中国・北京師範大学と長春大学、韓国外国語大学との交流を基盤とし、インドネシア教育大学とタイ・カセサート大学の2大学を加えた6大学共同で、対面・同期オンライン・非同期オンラインを組み合わせたハイブリッド型によるアジア地域国際協働人材育成プログラムを実施する。障害の有無、平和観、宗教観、ジェンダー/マイノリティ観の違いから生じるコミュニケーションバリアを認識することで、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I:多様性の包摂、尊重)マネジメントが可能な人材を育成する。
取組部局等:大学全体
備考:オリジナルページ
南北アフリカとの互恵的パートナーシップ構築のためのトライアングル海外学習プログラム
採択年度:R2年度~R6年度
概要:本学と北アフリカ5大学及びサブサハラ地域の2大学と共同で「トライアングル海外学習プログラム」を構築し、アフリカのニーズと本学のシーズ及び強みが交差する「教育」、「保健医療」及び「食料安全保障」の専門教育を中心とした学生交流プログラムを実施する。質の高い経済発展を主導するとともに、日本とアフリカ間だけでなく、多様なアフリカ地域間の架け橋となり、多国間の国際的協調においてリーダーシップを発揮できる高度グローバル人材を日本とアフリカ双方に育成する。
取組部局等:大学全体
備考:オリジナルページ
科学技術関係人材の育成・確保
次世代科学技術チャレンジプログラム(小中高型)
持続可能な未来社会をけん引する次世代科学技術人材の育成~グローバルな視点で地方の発展に貢献する小中高一貫科学技術人材育成プログラムの構築~
採択年度:R6年度~R10年度
概要:中国地方の大学、小・中・高等学校、教育委員会並びに企業等と連携し、受講生個々の学年進行に柔軟に対応した小中高一貫型の科学技術人材育成プログラムを構築・実践し、グローバルな視点で地域課題に取り組み、持続可能な未来社会をけん引できる科学技術人材を早期段階から育成する。
取組部局等:大学全体
備考:オリジナルページ
国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業 次世代AI人材育成プログラム
広島大学創発的次世代 AI 人材育成・支援プロジェクト
採択年度:R6年度~R8年度
概要:緊急性の高い国家戦略分野として、次世代AI分野(AI分野及びAI分野における新興・融合領域)を設定し、同分野に資する研究開発に取り組もうとする博士課程後期・博士課程学生に対して、毎年度生活費相当額(研究専念支援金)及び研究費を支援する。将来的に次世代 AI 分野を開拓・牽引し、日本の科学技術・イノベーションの基盤となり、国際社会の持続的な発展に貢献できる博士人材の育成を推進する。
取組部局等:大学全体
大学・高専機能強化支援事業「高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援(ハイレベル枠)」
高度な学術研究や専門知識に裏打ちされた研究・開発能力を持ち、デジタル技術開発やDX の推進を力強く牽引する高度情報専門人材の育成
採択年度:R5年度~(最長10年)
概要:大学院先進理⼯系科学研究科の情報系定員を、博士課程前期を36人から189人増員して225人に、博士課程後期を10人から20人増員して30人とし、中国四国地区最大規模の情報系大学院課程を構築する。また、学士課程では、情報科学部の定員を1年次定員を150人から30人増員して180人に、3年次編入学定員を5人から15人増員して20人とするほか、工学部半導体システムプログラムを1年次定員55人、3年次編入学定員10人で新設する。さらに、「世界の有力大学であるアリゾナ州立大学やパデュー大学との連携」「地域の大学・高専等に対して、教材の提供などに取り組む情報教育の横展開」「企業と連携した社会人リスキルプログラムなど地域や我が国の産業振興」の取組を展開し、地域や世界とのネットワークのさらなる強化を図る。これらの取組を展開することで、高度IT人材、高度DX推進人材、高度情報半導体人材を育成するソフトウェアからハードウェアまでを包括した他地域にない高度情報専門人材育成拠点を構築し、我が国のデジタル戦略に迅速に貢献する。
取組部局等:大学院先進理工系科学研究科、工学部、情報科学部
世界で活躍できる研究者戦略育成事業
地方協奏による世界トップクラスの研究者育成
採択年度:R1年度~R10年度
概要:広島大学・山口大学・徳島大学・愛媛大学が中心となり、中国四国地方にある大学が総力を挙げて、世界でトップクラスの研究者を育成する仕組みを構築する。
国際的なプレゼンスと影響力のある研究者(Innovative, Influential, Impactful)を育成するために、若手研究者を対象とした育成プログラムを開発する。
メンタリング・研修・交流などを国際共同研究の実践と効果的に組み合わせ、若手研究者の能力開発を進めるとともに、目的に適した評価指標の開発を通じて、プログラムの効果を測定し実証する。
本取組により若手研究者の国際的なビジビリティ、所属機関の価値および中国四国地方のプレゼンスを向上させる。そして実証を通じて、我が国の研究開発力や国際プレゼンスを高めるモデルケースとして普及展開し、日本全体を牽引する。
取組部局等:大学全体
備考:オリジナルページ
ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(調査研究)
地方大学における理工系女性研究者が働きやすく働きがいのある研究環境づくりのための調査分析
採択年度:R5年度~R6年度
概要:広島大学を代表機関、島根大学を共同実施機関として、海外の大学及び研究機関における優れた取組について、多様性(Diversity)、公平さ(Equity)、包摂性(Inclusion)を重視した研究環境づくりの現状と課題を調査分析し、日本での実装可能性を検討の上、「地方大学における理工系女性研究者が働きやすく働きがいのある研究環境づくりのための政策提言書」(仮)を策定する。
取組部局等:大学全体
備考:オリジナルページ
ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特性対応型)
女性科学技術フェローシップ制度の創設による次世代の積極的育成
採択年度:R3年度~R8年度
概要:研究者を目指す理工系の女性を増やすことを目的として、中高生から研究者までの一貫した理工系女性活躍促進モデルを構築する。その核として、理工系の女性大学院生を対象とする「女性科学技術フェローシップ制度」を創設する。さらに、女性研究者の研究効率や研究能力の向上を図る取組を進める。
取組部局等:大学全体
備考:オリジナルページ
次世代研究者挑戦的研究プログラム
広島大学創発的次世代研究者育成・支援プログラム
採択年度:R3年度~R5年度、R6年度~
概要:博士課程後期学生が安心して研究に集中できる環境を整え、将来の日本の科学技術・イノベーションの基盤となり、国際社会の持続的な発展に貢献できる博士人材の育成を推進する。毎年度生活費相当額の研究専念支援金と研究費を支援するとともに、海外の研究機関への研究留学の機会の提供や、研究力向上、キャリア開発・育成に係る様々な取組を実施する他、学生自らが企画し運営する「HU SPRING」を設置し、学生同士の交流を深めながら、主体的に研究力向上の取組を実施することを促進する。
取組部局等:大学全体
備考:オリジナルページ(作成準備中)
分野別の研究開発
国際科学技術共同研究推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
パリ協定による2030年目標に向けた高温多湿気候下のインドネシアにおける低炭素アフォーダブル集合住宅の社会実装
採択年度:R1年度~R6年度
概要:本研究は、インドネシアにおいて今後増加が見込まれる中高層集合住宅を対象に2国間の産学官連携の下で包括的な低炭素技術を共同開発。高度シミュレーション技術により、温暖化の影響を考慮した2030年時点における主要都市の気象予測を行い、次に、蒸暑地域における居住者の温熱生理反応メカニズムを明らかにし、同地域ならではの新たな熱的快適性基準を開発する。
取組部局等:大学院先進理工系科学研究科
研究リーダー:大学院先進理工系科学研究科 准教授 久保田徹
研究環境・基盤整備、研究拠点形成
地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業
半導体・超物質研究を核とする異分野融合イノベーションエコシステムの形成
採択年度:R5年度(R6年度まで事業期間を延長)
概要: 最先端の研究の強みを生かし、半導体・超物質領域を中心に研究力の向上戦略を推進して産業集積や国際化を促進するための社会実装・産学官共同研究施設の整備を、神戸大学、東北大学及びアリゾナ州立大学と連携して実施。本施設整備を通じ、自治体や産業界との共創により、世界中の「知」を結集し、学術領域の卓越性の発展、地球規模の課題解決や社会変革につながるイノベーション創出、地域産業の生産性向上や雇用創出など、グローバルとローカルの視点で内外の課題解決を牽引する。
取組部局等:大学全体
地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)
放射光による物質の視える化技術を核とした半導体・超物質及びバイオ領域融合型産業集積エコシステムの実現
採択年度:R5~10年度
概要: 本事業は、(1)スーパークリーンルームを活用し半導体デバイスの設計から製造プロセス技術の研究開発まで広く装置・材料メーカーなどとの産学連携オープンイノベーションを推進すること、(2)世界トップクラスの超物質研究と半導体研究の融合により自然界の物性を凌駕する革新的原理や素材材料を発見・応用すること、(3)再生・細胞医療・創薬へ展開することを基本戦略としつつ、(4)放射光施設の段階的発展による学術的卓越性の向上と産業誘引を先導することを通じて、多様性・国際性に富む人・知・資金の確保・定着と好循環を促進する経営を展開し、異分野融合エコシステム「Hiroshima Research & Innovation Valley (Hi-RIV)」を形成する。
取組部局等:大学全体
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)
持続可能性に寄与するキラルノット超物質拠点(SKCM2)
採択年度:R4年度~R13年度
概要:分⼦や原⼦などの⾃然界を構成する要素の⼈⼯類似体を開発し、⾃然界をより深く理解することにより、「キラルノット超物質」の研究パラダイムを確⽴することを⽬的とし、国際頭脳循環のハブとなる国際的な研究環境が整備された国際研究拠点。⾃然界には存在しない材料特性を持つ、新しいタイプの⼈⼯材料を⾃在に創成して、地球規模の問題を解決し、持続可能な未来を実現するための技術⾰新の基盤を構築する。また、⽇本や世界の研究活動を基盤とする⼤学院教育改⾰の先⾏事例を作り、若い才能をグローバルにつなげ、⾃然科学と社会科学をリンクさせて、持続可能性の⼀層の向上を図る。
取組部局等:持続可能性に寄与するキラルノット超物質国際研究所
備考:オリジナルページ
産学連携、地域科学技術振興
大学発新産業創出基金事業スタートアップ・エコシステム共創プログラム
Peace & Science Innovation Ecosystem
採択年度:R5年度~R9年度
概要:広島大学およびSU創出共同機関により組織するPSIエコシステムは、豊かな自然環境を抱える中四国地域を中心に、「平和を希求する精神のもと、世界にイノベーションを生み出す」ことをビジョンとする。さらに10年後には、「世界中からスタートアップや支援者が結集し、平和を希求しながら世界にイノベーションを生み出すグローバルエコシステムの1つとなる」ことを目指す。このビジョンの実現を達成するため、本プログラムの実施を通して、GAPファンドの構築、支援人材の拡充、起業環境の整備、グローバル拠点の構築などを行う。
取組部局等:大学全体
備考:Peace&Science Innovation(PSI)
大学発新産業創出プログラム(START)スタートアップ・エコシステム形成支援
Peace & Science Innovation Ecosystem
採択年度:R4年度~R8年度
概要:平和を希求する精神とともにイノベーションを創出するエコシステム(Peace & Science Innovation Ecosystem:PSI)を構築するため、中四国地域を中心に首都圏・海外を含む約100機関の産学官金が一体的に結集する。
司令塔として中四国地域のスタートアップの一元的支援組織を構築し、「健康長寿」や「SDGs」を新産業創出により加速するとともに、楽しく・生き生き・自然とともに過ごせる平和な社会(地域版・Well-being)を実現する。平和希求型ベンチャー総数300社(現状の3倍)、アントレプレナーシップ教育受講者数25,000人(現状の10倍、参画機関の学部生・大学院生の約50%)などを目指す。
取組部局等:大学全体
備考:Peace&Science Innovation(PSI)
ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業
広島大学ワクチン・医薬品製造拠点整備
採択年度:R4年度~R8年度
概要:感染症ワクチンの開発に必要となるワクチンの臨床研究・治験を行う拠点整備を進め、有事に際しても平時のリソースを速やかに切り替え、迅速な臨床試験実施を可能とするデュアルユースワクチン製造体制を構築する。また、基礎的なGMP教育カリキュラムからグローバルに対応できる3極GMP教育とGMP実地研修(OJT)が可能な設備を整備し、ワクチン製造拠点で働く人材の教育に貢献する。
取組部局等:PSI GMP教育研究センター
備考:オリジナルページ(作成準備中)
共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) スタートアップ創出/成長の促進支援
Bio-Digital Transformation(バイオDX)産学共創拠点
採択年度:R4年度~R6年度
概要:ゲノム編集及びDX技術を駆使した拠点の研究シーズを中心に、スタートアップの創出ならびに持続的な成長に向けて、広島大学が運営する「ひろしま好きじゃけんコンソーシアム(社団法人化予定)」の出資により、インキュベーション機能と投資機能の双方を持つHCI(GP)を設立する。また、大学改革による産学官金一体となったスタートアップ創出・成長体制を強化する。設立後は、大学のURA等を複数人HCIに派遣し、外部専門機関の協力のもと、研究成果の事業化につなげることのできる経験と知見を有した人材の育成を目指す。また、ファンドの投資リターンの一部を広島大学に還流させ、持続的に社会実装を行えるイノベーション・エコシステムの構築を目指す。
参考:https://www.jst.go.jp/pf/platform/site_r4_startup.html
取組部局等:ゲノム編集イノベーションセンター
研究リーダー:ゲノム編集イノベーションセンター センター長・教授 山本 卓
備考:オリジナルページ
共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)(共創分野・本格型)
Bio-Digital Transformation(バイオDX)産学共創拠点
採択年度:R4年度~R13年度
概要:新型コロナウイルスの感染拡大、食料確保の困難化、医薬品需要の増加、環境問題の深刻化等の社会問題がより顕在化する中で、SDGsにおいて持続的成長と社会課題の解決が急務となっている。それらの課題を従来の対策の延長上で解決することは困難であり、バイオエコノミーの推進が必須である。
また、SDGs達成に貢献するイノベーション・エコシステムの構築には、生物機能を最大限引き出す「Bio-Digital Transformation(バイオDX)」の強力な推進が不可欠となる。我々は多様なステークホルダーとの共創のもと、地域イノベーション力の徹底強化を図り、広島大学にバイオDX産学共創拠点を構築し、広島から世界最先端のバイオエコノミー社会を実現することを目指す。
取組部局等:ゲノム編集イノベーションセンター
研究リーダー:ゲノム編集イノベーションセンター センター長・教授 山本 卓
備考:オリジナルページ
地方大学・地域産業創生交付金
ひろしまものづくりデジタルイノベーション創出プログラム
採択年度:H30年度~R4年度(本申請枠)、R5年度~R8年度(展開枠)
概要:地域において喫緊の課題となっているものづくりのデジタル化に対応するため、モデルベースによる材料研究や制御・生産プロセスのスマート化などに係る研究開発と人材育成を幅広く推進するとともに、地域レベルでイノベーションを実現していく本格的な産学連携システムの構築を目指す。なお、令和5年度からは、新たに採択された展開枠で実施する2プロジェクトを加えた5プロジェクト体制で事業を行っている。
取組部局等:デジタルものづくり教育研究センター
備考:オリジナルページ
医学・歯学教育
次世代のがんプロフェッショナル養成プラン
地域をつなぐ未来世代のがん専門医療人養成
採択年度:R5年度~R10年度
概要:本事業では、中国・四国地方9県全域にわたる11大学が連携し、「誰一人取り残さないがん対策」を推進できる人材育成を目指します。過疎地での放射線治療や病理診断を担う専門医を養成するととともに、オンライン診療技術なども取り入れて連携体制を構築します。本拠点で推進してきたチーム医療による患者本位の全人的医療教育を発展させます。高齢者がん・緩和・在宅医療教育体制を再編し、老年腫瘍学・腫瘍循環器学の教育科目を充実させ、新たな関連分野にも対応できる医療人を育てます。がんゲノム医療にユニバーサルスクリーニングを導入し、がん予防医療を推進できる医師やメディカルスタッフを養成します。
取組部局等:大学院医系科学研究科
備考:オリジナルページ