Q&A|株式会社ハナガタ
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Q&A

取り付け方法・仕上がり

フィルムの取り付け方法が分かりません。

フィルムの取り付け方法と手順(HP-10型の場合)

包装が綺麗に仕上がりません。

仕上がり調整方法

①コンベア停止までの時間を長くする。(製品の後ろ側の製袋を大きくする)。
トンネル温度・風量アップ。

②フィルムの置き位置(A)を刻印の数字の大きい方へずらす。(半折側の製袋を大きくする)。
トンネル温度・風量アップ。

③製袋幅(E)を大きくする。(噛み込みチェーン側の製袋を大きくする)。
スクラップフィンガーの位置調整。トンネル温度・風量アップ。

④先送りタイマーを長くする。(製品の前側の製袋を大きくする)。
トンネル温度・風量アップ。

⑤エアーブロー量、タイミング(常時/シール時)、ブロー時間の調整。

⑥スクラップフィンガーの位置を調整。

⑦エアーブロー量、タイミング(常時/シール時)、ブロー時間の調整。製袋寸法を大きくして、フィルムカット時の抵抗を減らす。

シュリンク包装

シュリンク包装の形態

シュリンク包装の形態は以下の3通りです。

シュリンク包装とは、熱収縮性プラスチックフィルムで商品をラフに包み、シュリンクトンネル(加熱装置)によりフィルムを商品の形状に収縮させる包装方法です。

L型(三方)包装

L型包装とは半折フィルムを用いて包装するスタイルです。フィルムの素材としては二軸PP、PO系が用いられます。

半折フィルム
包装後の商品

静電シール包装

静電シール包装とは半折フィルムまたはシングルフィルム(被包装物による)を用いて、フィルムを筒状にフォーミングし包装するスタイルです。フィルムは二軸のPP、PO系が用いられています。

半折フィルム
シングルフィルム
包装後の商品

スリーブ包装

L型、オーバーラップ包装に用いたフィルムとは異なる一軸ポリエチレンのシングルフィルムを用い、商品の胴回りだけを包装する簡易的なスタイルです。

シングルフィルム
包装後の商品

四方包装

シングルフィルム

包装用フィルム

よく使われる包装用フィルム

よく使われる包装用フィルムは以下の通りです。

ポリオレフィン(PO)

透明性に優れ、破れに強く、結束力に優れたフィルムです。
PP、PEの良いとこ取りなフィルムです。
適合機種:HP-20シリーズ、HP-10など

ポリエチレン(PE)

製品の結束力に優れる物流包装向きなフィルムです。
厚手のフィルムで包装したい場合に使用されます。
適合機種:HP-51及び52、HG-5シリーズ、HP-10、HP-20など

ポリプロピレン(PP)

透明性・光沢に優れているので、
美観を求める製品に使用される事が多いです。
適合機種:HP-20シリーズ、HP-10など

ペット(PET)

透明性・光沢に優れており、主にボトルやラベルに使用されます。
またタテ一軸の収縮特性を利用して帯掛け包装などにも使用されます。
適合機種:HP-52、ブックマン、LTシリーズなど

ポリスチレン(PS)

透明性・光沢に優れており、主にボトルやラベルに使用されます。
適合機種:LTシリーズなど

フィルム延伸の種類(収縮方法)と製法概念図

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