University Hospital Introduction
浜松医科大学医学部附属病院では患者さんが診療をお受けになることに伴って、症状、検査結果、診断、治療計画等の記録が作成されます。
この記録には患者さんの個人的情報が多く含まれておりますが、その取扱いにつきましては患者さん個々人の人格の尊重を基本的な理念として持つことが最重要のことであると考えております。 従いまして、当病院では患者さんの情報の保護を最優先に考え、個人情報に関する法令に基づいた学内規程等を整備して、患者さんの個人情報の取扱いの適正化を図るよう努めております。 当病院は医学部の附属病院として、地域における中核病院として、地域医療の発展にも多く寄与しているものと自負しております。それらの活動を通じて、当病院の理念として掲げております臨床医学の発展と次世代を担う医療人の育成という社会的な使命の実現に向けて、日々努力しているところであります。このことにつきまして常日頃患者さんのご理解とご協力をいただき厚くお礼申し上げる次第です。
つきましては、当病院における患者さんの貴重な個人情報を含む記録を、医療機関としてのみならず教育研究機関として所定の目的に利用することについて、改めて患者さんのご同意をいただきたく、ご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
1個人情報の利用目的について
患者さんの個人情報は別表に掲げる目的に利用いたします。(詳しくは別表を参照)
2上記利用目的以外に患者さんの個人情報を利用する場合は、書面により患者さんの同意をいただくことといたします。
3患者さんの権利について
(1)個人情報の開示請求権について
(2)個人情報の訂正請求権について
(3)個人情報の利用停止等請求権について
(4)異議申立てについて
4個人情報に関する詳細説明について
個人情報に関して患者さんのご理解を深めていただくため、個人情報の保護に関する法律及び個人情報に関する規定を当大学のホームページ上に掲載しております。また、個人情報の開示請求権等に関する詳細な内容の照会や疑問等については、総務課文書法規係(電話053-435-2114)にお問い合わせ願います。
別表
◎患者さんの個人情報は、各種法令に基づいた学内規定を守った上で、下記の目的に利用されます。
(1)当病院での利用
(2)当病院及び浜松医科大学の利用
(3)他の事業者等への情報提供
5匿名加工情報の作成及び第三者提供について
(1)作成及び第三者提供する匿名加工情報について
DPC 制度の導入の影響評価及び今後の DPC 制度見直しを図る目的で、厚生労働省が収集し管理する情報となるデータ(DPC データ)を作成しております。DPC データは、診療録からの情報および診療報酬明細書(レセプト)からの情報で構成されており、レセプトデータは、医療機関情報・保険者情報・診療行為情報・医薬品情報・特定器材情報等から構成されております。
(2)作成及び第三者提供する匿名加工情報に含まれる個人に関する情報
DPC データ並びにレセプトデータ、各種検査データを利活用することで、医療の質向上および病院経営の改善に役立てる事が可能になるため、匿名加工後のデータを第三者へ提供しております。第三者提供するこれらのデータは下記の条件を満たしたもののみとなり、診療情報から匿名加工情報を作成し、第三者にデータを提供しております。
※匿名加工情報:特定の個人を識別することができないように個人情報を加工して得られる個人に関する情報であって、当該個人情報を復元することができないようにしたもの。(個人情報の保護に関する法律参照)
上記利用目的の中で疑問がある場合は、お申し出ください。