箱根ジオパークの目指すもの
箱根ジオパークビジョン
令和5(2023)年度 箱根ジオパーク推進協会総会で箱根ジオパークビジョンが策定されました。
これはパブリックコメント、意見交換会、ヒアリング等により拾い上げた箱根ジオパーク地域の3 つの課題、「少子高齢化や人口流出、またそれによるコミュニティの希薄化」、「自然や文化、伝統などの地域資源の価値の認識不足による喪失の恐れ」、「火山噴火や地震などの災害対策」を反映させたものです。
日本のジオパークの中で最も観光客が多い箱根ジオパークですが、「訪れるまち」としてだけでなく、この地域で暮らし、学び、営むひとにとっても「住むまち」として選ばれ続ける街でありたい。そのためにも「地域にある自然や文化、人といった様々な資源を守り、輝かしい未来に向かって歩み続ける地域であろう」というのが目指す姿です。
副題には、箱根ジオパークの地理的なイメージを表すため、この地域を構成する地形的な特徴である「海と山」、そして「人」が自然と関わり合うことで生まれる「楽しさ」を表現し、「ハーモニー」としました。
ビジョンを支える4つの要素には、関連するSDGsの目標(ゴール)を添えています。