群馬大学将来像 ~ 2040年に向けて ~
群⾺⼤学は、教員、医師をはじめとする医療専⾨職、技術者の専⾨⼈材を養成してきた歴史を背景として、情報社会の進展を受けて、あらゆる組織で活躍できる⼈材の養成機能を強化し、社会に送り出してきた。
デジタル技術の進歩が著しい昨今においては、⾼度情報化社会の実現、持続可能で再⽣可能な社会づくりなど、困難な諸課題の解決には幅広い学術分野で臨む必要があるため、
分野融合・分野横断の教育研究組織を整備し、社会実装機能の強化にも努めているところである。
このたび、本学が⽬指す⽅向性を定める上で、2040年を⼀つのラインとしているが、国⽴⼤学としての使命を果たすべく、常に社会の変化に応じて⼈材を送り続けるとともに、研究の成果を社会に還元し続けることが責務である。
より豊かな未来社会に向け、群⾺⼤学が、我が国及び地域の発展において不可⽋な存在であり続けるために、ここに将来像を公表する。
【教育】学修者の意欲に応える教育を提供し、学修者が夢を育める⼤学
- 学⽣の潜在能⼒を引き出し、社会で活躍するための基盤を築く教育を⾏います。
- 学⽣⽀援体制を充実させキャリア形成を⽀援します。
- 世界的なレベルで競争⼒を持ち、国内外の課題解決に貢献する⼈材を育成します。
- データサイエンスを活⽤して社会を創造できる⼈材を育成します。
【研究】新たな価値を創造し、世界における持続可能な幸福の希求を実現する⼤学
- 研究⽀援体制と研究環境を整備し、知的好奇⼼に満ちた優秀な研究者を養成します。
- 学内での共同研究の展開を促進し、特⾊ある研究分野を創出します。
- 学際的研究の推進による新しい学術分野を創出します。
- 国内外での共同研究を推進し、地域貢献を⽬指しながら世界に発信する研究を展開します。
【社会貢献】地域の知の拠点として、多様なステークホルダーから頼られる⼤学
- 地域における社会課題の解決のためのイノベーション・エコシステムを創出し、地域活性と地⽅創⽣を推進します。
- 学部・⼤学院再編や様々な学びの場の提供により、地域に求められる総合知の創造を図ります。
- 地域教育界との密接な連携による教員養成を⽬指します。
- 地域に根差した⾼度先進医療の提供および医療教育拠点形成を推進し、地域住⺠の健康と福祉に寄与します。
【運営】社会の変化に柔軟に対応し、持続可能な社会を共創する⼤学
- 多⽅⾯への広報活動により、⼤学ブランドを確⽴、成⻑させます。
- ステークホルダーと共創し、地域の発展を牽引します。
- 持続的・⾃律的な経営を⾏います。
- 多様な教職員の強みを活かして教育研究等の活動を発展させます。