「測量成果の複製承認申請書」の様式及び記載例
測量成果の複製承認申請書と記載方法、注意点について
複製承認申請書の様式と記載例
インターネット申請の場合は測量成果ワンストップサービスから行ってください。
記載例1 印刷物及びWebサイト
記載例2 GIS(システム)作成
記載方法及び注意点等
1.申請者
複製しようとする者(複製機関名)の郵便番号、住所、代表者の役職・氏名を明記してください。
【注意】
複製作業者名での申請は認められません。
2.複製の目的
測量成果を複製して、どのようなものを作成するのか明記してください。
【記載例】
- 印刷物「○○管内図」作成のため
- 書籍及びCD-ROM「○○○地図帳」作成のため
- CD-ROM「○○管内図」作成のため
- イントラネットWebGIS「○○システム」作成のため
- Webサイト「土砂災害防止法に基づく公示図書」作成のため
- 印刷物及びWebサイト「土砂災害防止法に基づく公示図書」作成のため
3.複製する測量成果の種類及び内容
複製する地図等の種類及び図名を明記してください。
国土地理院長の複製承認を得て作成された成果品を二次利用する場合は、その二次利用する成果品についてもご記載ください。
また承認を得た者から許諾を得た上でご利用ください。
【記載例】
- 5万分1地形図(○○)、2万5千分1地形図(○○)
- 電子地形図20万(○○)
- 電子地形図25000(自由図郭版) ○○市周辺
- 電子地形図25000(定型図郭版)DVD(○○)
- 電子地形図(タイル)標準地図ズームLv○○
- 空中写真CKT-XX-XX、米軍撮影の空中写真USA-XX-XX
- ○○○○の二次利用
※測量法第29条に基づき国土地理院長の複製承認を得た成果品には、「測量法に基づく国土地理院長承認(複製)」と記載されています。
複製承認を得た成果品を二次利用する場合は、
「二次利用する成果品名」及び「その承認番号(平〇情複 第〇号、又はR〇JHf〇〇〇)」を記載してください。〇には数字が入ります。
参考:「成果品の利用(二次利用)」
4.複製する測量成果の交付年月日又は地図の発行年次
複製する地図等の発行年月日を明記してください。
【記載例】
- 全て最新版を利用する
- 5万分1地形図(○○)HXX.XX.XX、2万5千分1地形図(○○)RXX.XX.XX
- 電子地形図20万(○○)RXX.XX.XX
- 電子地形図25000(○○)RXX.XX.XX
- 空中写真CKT-XX-XX、HXX.XX.XX
- 複製承認を得た成果品の利用(二次利用)の場合は、二次利用する成果品の発行年月日
【注意】
最新版の測量成果を複製してください。
古い測量成果を複製する場合は、その理由も明記してください。
【記載例】
- 昭和○○年当時の現況を明らかにし、公開することが目的のため
5.複製の範囲又は区域
【記載例】
- 複製する測量成果の全面
- 5万分1地形図(○○)全面、2万5千分1地形図(○○)全面
- 電子地形図20万(○○)全面
- 電子地形図25000(○○)全面
- ○○市全域
- ○○市及びその周辺市町村(別添付図のとおり)
- 別添付図の赤枠内
【注意】
複製する地図が多数の場合は、複製範囲を明確にしたものを添付してください。
(複製する地図の縮小コピーや下記図歴等を打ち出し、赤枠で囲む)
- 地形図・地勢図図歴
- 電子地形図20万の提供範囲「インデックス」
- 電子地形図25000の提供範囲及び更新日「電子地形図(2次メッシュ定形図郭版)刊行範囲」
6.複製の作業方法
複製の作業工程について具体的に明記し、記入欄に記載しきれない場合は、別紙として添付してください。
(完成見本や前回承認済の複製品の出力図がある場合は、添付してください。)
【注意】
GIS等のシステムを構築する場合の注意事項
- インターネット提供物ではない刊行物(紙地図・デジタル地図)の場合、原データ項目の削除若しくは独自情報の付加及び測量成果の原データのみを抽出できないことが条件となります。
次の事項については必ず記載してください。
「加除修正」
複製する地図等に追加、削除及び変更する事項とその編集方法
【記載例】
- 紙地図をコピーし工事箇所の位置情報を記載する。
- 紙地図をスキャニングし画像データとして、地域情報(店舗・病院・学校等)を追記する。
- 電子地形図25000を保存し、土砂災害警戒区域を色分けする。
- 空中写真を保存し、市名等を追記し、施設情報を記載する。
「複製品の縮尺及び色調」
【記載例】
- 別添のとおり(完成見本や前回承認済みの成果品を添付)
- 完成図の縮尺 5万分1、色調 グレースケール
- 150%拡大(縮尺 ○○万分1、縦○○cm 横○○cm)、色調は変更しない。
「複製品の種類及び規格」(データ保全用の控えは除く)
【記載例】
- 管内図としてA1判で両面印刷しA4判に折りたたむ
- CD-ROM
- インターネット公開用サーバにPDFデータとして保存(ネットワーク化あり)
- 専用端末に画像データ(○○形式)として保存(スタンドアローン)、端末から印刷し配布
- 「GIS等システムの構築」「データの作成」の場合
利用者は簡便な方法により、測量成果のみを取り出し原測量成果に復元できない。
(簡便な方法とは、特別な技術・用具等を用いず、複雑な作業工程を経ずに行われる処理をいい、
誰もが手に入るフリーソフト等により、単純に復元できるような場合をいいます。
簡便な方法により復元できるか、できないかについて、記載してください。)
7.複製の期間
なお、シリーズものの地図を順次Webサイトにアップしていく場合など、発行する時期が異なる場合には、承認申請書の「複製の期間」に「承認後1年間」と記載し、1年間の複製について、包括的に承認を受けることも可能です。
8.複製品の利用方法及び配布の範囲 有償・無償
【記載例】
- 一般の書店で販売する(1,500円)
- Webサイトを通じて広く一般に公開する(バナー広告での収入あり)
- 防災機関に無償配布する
- 地域住民に無償配布し、防災意識の高揚を図る
- 参加者に実費(50円)で配布する
- 関係機関へ無償で配布し、窓口において配布を希望する者へは有償(500円)で販売する
9.複製品の部数
【記載例】
- 印刷物 ○○○部、CD-ROM ○○部
- サーバ ○台
10.複製機関名
11.複製作業者
実際に複製作業を行う機関(複製作業者)の機関名、代表者の役職、氏名及び住所を記入してください。
【記載例】
- ○○(株)代表取締役 ○○○○
- 申請者及び○○(株)○○課長○○○○
- 別添のとおり(複製作業者が複数ある場合は、別添として添付することも可能です)
12.備考
申請内容に不備があった場合に対応する方の機関名、氏名及び電話番号を記載してください。
過去に同様な申請で承認を受けている場合は、その承認番号を記載してください。
【記載例】
- 申請担当 ○○(株)○○部○○課 国土太郎 TELXXX-XXX-XXXX
- 過去の同様な承認 HXX情複、第XX号