パーティービールサーバー:GHBEER2017 | GREEN HOUSE グリーンハウス
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PARTY BEER SERVER

INTERVIEW TO DEVELOPER

開発者の想い

製品開発の「意図」

グリーンハウスでは今までいくつかの超音波式家庭用ビアサーバーを作ってきましたが、それらは大抵が「家庭で一人や二人で使用するのに適した商品」でした。

様々なユーザーの声を聞くと「ビールはやっぱり大勢で楽しく飲みたい」というニーズが浮かび上がり、もっと大容量のビアサーバーを開発しようということになりました。

そこでのコンセプトは「スーパーなどで売られている「6缶パック」をそのままセットできる」というのが使い勝手が良いだろうということで、最大3リットルのサイズを設定しました。

最初は大きなタンクにビールを注ぎ入れる案もありましたが、気が抜ける、洗浄が面倒などで却下しました。

開けたての缶ビールを使用するほうがメンテナンスも楽だし、鮮度もキープできるので、6本の缶ビールを並べて入れられる本体で進めることにしました。

大勢でビールを飲むシーンといえば、ホームパーティーやキャンプが想定できます。このパーティービアサーバーは室内に置いても違和感がなく、屋外にも持って行きやすいように着脱式の「キャリングベルト」を付属させて、装着時にはちょうどキャリーケースのような格子状にベルトが沿っているデザインにしました。このことで外に持っていきたくなるスタイルになったと思います。

今までの「一人や二人で使用する」容量とは違い、最大3リットルのビールが入りますので、飲み終わるまで時間がかかります。

このパーティービアサーバーはスタンドタイプの様な保冷剤に加え、缶収納ケースは断熱材を挟んだ2重構造にして、長時間冷たさをキープできるようにしました。

夏場の屋外でも威力を発揮するでしょう。

是非、オートキャンプやグランピングに持ち出して楽しんでいただければと思います。

製品開発で「苦労」した点

一番苦労した箇所は「6本の缶ビールを均等に吸い上げることができるか」でした。

このパーティービアサーバーはスタンドビアサーバー同様に「全体加圧方式」でビールを抽出します。理屈ではそれぞれの缶ビールに同じ圧力がかかるので、同じ流路であれば同じ量が抽出されるはずなのですが、なかなかそうはならない。

流路のカーブが問題なのか、チューブがまとまる合流部の合流のさせ方が問題なのかなど、様々な角度から仮説を立て実験を繰り返しました。

この問題を解決するだけでもかなりの時間を費やしましたが、ようやく原因が分かり改善することができました。

詳しくは言えませんが、ビールの泡が悪さをするようです。

特許取得「オリジナル構造」

このパーティービアサーバーはメンテナンス性を考え「上蓋、内蓋、本体」の3パーツ構成になっています。この内蓋に取り付いているチューブにビールが流れるので、基本的には汚れる場所はここだけです。

また、この内蓋を使った構造は特許取得しておりグリーンハウスのオリジナル構造になっています。

※特許・意匠登録取得済み

Let's cheers to the

PARTY BEER SERVER

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