町田の飯守神社の御朱印は菅原神社で頂けます。大國魂神社の例大祭で食事を司ったことからついたと言われる社名で、目立たないながらも地域に密着していることが伺われる神社です。
飯守神社の御朱印
御朱印所
飯守神社は無人で、御朱印は菅原神社の授与所で頂くことができます。
コロナ禍という社会情勢のためなのか全て書置き対応でした。
初穂料300円
御朱印
「飯盛」から「飯守」となった
飯守神社は東京都町田市真光寺町に位置する神社です。小田急小田原線鶴川駅と多摩線黒川駅の中間という微妙な場所にあるため訪れる人はそれほど多くありませんが、鳥居の前を通る近隣に住む人々の多くが一礼していく、地元に密着していることがうかがわれます。
この地の領主であった飯田次郎右衛門高家が飯守明神として神社を創建したのが1650年ですが、鳥居の下から古墳時代前期の祭祀用土器が出土していることから、この地は古くからの神域であったと考えられています。
1810年に社殿が再建され、明治に入った1871年に飯守神社と改称しました。
古くから府中の大國魂神社と結びつきが強く、総社例大祭時の献饌之儀に御食を司って居たことから社名が「飯盛」となり、それが後に「飯守」となったと伝えられています。黒川の鎮守である「汁守神社」と対になっており、大國魂神社の例祭の際に「汁物」と「飯物」を奉納したといいます。
現在の社殿は1966年に建てられたものです。
アクセス
小田急小田原線と多摩線のちょうど中間に位置しており、どうしてもバスを利用する必要があります。
交通
小田急線鶴川駅より神奈川中央交通バス若葉台駅行バス利用、真光寺バス停下車徒歩約5分
真光寺公園行
地図
町田の名店
地域に密着した神社
大鳥居
真光寺交差点から緩やかな上り坂を上がってきた場所にあり、そこからさらに階段を何段もあがらなければなりません。古くからの神域であったということが肌に感じられます。近隣にお住まいとおぼしき方が前を通る際に一礼する場面も多く、地域に密着した神社であることが感じられました。
参道
敷地面積が約三千坪ということで、町田市内でも屈指の広さの神社なのだそうです。
境内には高い木が何本も残されています。
拝殿
歴史を感じさせられる建物です。
由緒のありそうな扁額が掲げられていました。
本殿
屋根が独特の形状になっています。伊勢神宮の社殿を模しているように感じます。
隠れた花の名所
飯守神社の近隣には東京電力パワーグリッド㈱の鶴川変電所があり、敷地内にツツジや桜が何本も植えられています。(最近はヤギもいる)
そのため春になると様々な花が咲き誇り、大変にきれいです。
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