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SOUNDPEATS Breezy レビュー|GoFree2と使用比較【オープンイヤー型イヤホン】

Author:猫居こうた

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SOUNDPEATS Breezy

  SOUNDPEATS Breezy
発売日 2024年10月14日
価格
(発売時)
6,680円
連続再生時間
(単体/ケース込)
10時間/40時間
コーデック SBC/AAC
ドライバー 12mmダイナミックドライバー
防水性能 IPX4
Bluetooth Ver. 5.4
機能 マルチポイント・イコライザー・専用アプリ・低遅延モード
資料 公式サイト/説明書
総合評価
 
8/10

こんにちは、猫居です。

今回レビューするのはSOUNDPEATSのオープンイヤー型イヤホン、Breezy。

最近流行りの“ながら聴き”が出来る耳掛け式のものですが、イヤーフックの角度を調節できるのが大きな売りとなっているようです。

その他、2台同時接続可能なマルチポイントにも対応。

以前レビューした同じオープンイヤー型のSOUNDPEATS GoFree2と使い比べて違いをチェックしていきます。

*本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。

SOUNDPEATS BreezyとGoFree2の比較レビュー

外観チェック

イヤホン本体

タッチセンサー式。

GoFree2と比べると1周りコンパクトなのがわかります。

SOUNDPEATS BreezyとGoFree2の比較

 

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

 

イヤホンケース

イヤホンケースもGoFree2のものより1回り小さいです。

ただ、Breezyのケースは普通のプラスチックという感じの質感ですが、GoFree2のそれはしっとりとした触り心地で値段の割に高級感があります。

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

 

サイズ・重量

SOUNDPEATS Breezy サイズ・重量

ケースサイズ 縦:54.1mm
横:82.5mm
高さ:27.5mm
三辺合計:164.1mm
重さ イヤホン:8.4g
ケース:45.2g

イヤホンの重さはGoFree2とそれほど変わりありませんが、イヤホンケースはかなり軽いです。

サイズも三辺合計で10mm以上Breezyの方が小さく、オープンイヤー型のケースとしてはかなりコンパクトと言えます。

外箱・付属品

SOUNDPEATS Breezy 外箱・付属品

付属品リスト

  • 充電用 USB Type-C ケーブル
  • 説明書類
  • ピーツくんステッカー(おまけ)

装着感の違い

SOUNDPEATS Breezy 装着時の見た目

装着時の見た目

両方のイヤホンを着け比べてみました。

GoFree2はシリコンが柔らかくしなり、耳に優しくフィット。

装着抜群です。

安定した着け心地で長時間着けっぱなしにできます。

Breezyはというと、イヤーフックの角度を調節できるようになっているため、ベストポジションを取りやすいのが最大の利点と感じました。

オープンイヤー型はスイートスポットから外れると極端に音が悪くなりますが、Breezyは角度を微調整可能なため容易にベストポジションに置くことが出来ます。

イヤーフックの無段階調節が可能

縦の動きに柔軟性がある一方、横の動きへの柔軟性はGoFree2の方が高いです。

GoFree2は根本からシリコンなのでイヤーフックにしなりがあり、耳に挟んだときに安定しますが、Breezyは横の動きには自由度がありません。

このため締めつけ感のない軽めの着け心地ではあるものの、フィット感はGoFree2のほうが安定している印象でした。

音質比較

【ダイナミックEQ】という低音を補正する機能があり、アプリでON/OFF切り替える事ができます。

デフォルトではONですね。

GoFree2と聴き比べると、基本的にはGoFree2の方が解像度は高く、中音・高音と綺麗に鳴りますね。

ただ低音の量感はBreezyの方が圧倒的。

物凄く持ち上げてるなっていう感じのごりごりの低音イヤホンです。

GoFree2もオープンイヤー型としては割と芯の感じられる低音の量感があるのですが、とにかくBreezyは低音が前面に出てきます。

ものすごい熱気で中音以降はややぼんやりした感じになってしまいますかね。

【ダイナミックEQ】をOFFにすると低音が一気に引っ込んで、このぼんやり感も消えますが、OFFにすると低音がなくなりすぎるので考えものです。

熱気が気になる場合、ダイナミックEQをOFFにするよりはイコライザーで低音を少し落として中音を持ち上げてあげたほうがリスニング的には楽しめるかなぁと感じました。

9種類のプリセット+カスタムEQ
加えて聴力テストを通じて音質を最適化するアダプティブEQも搭載

その他

操作方法・操作性について

操作カスタマイズ画面 | 割り当て可能な操作

  L側 R側
1タップ
(カスタマイズ可)
音量- 音量+
2タップ
(カスタマイズ可)
再生/停止 再生/停止
3タップ
(カスタマイズ可)
ゲームモード 音声アシスタント
長押し
(カスタマイズ可)
曲戻し 曲送り

基本的な操作は全てイヤホンから操作でき、操作性は良いと思います。

また、すべての操作をカスタマイズ可能です。

割り当て出来る操作も豊富なので好みの操作方法にカスタマイズ出来るでしょう。

マイク性能・通話品質について

やや温みのあるボイス。

値段の割にクリアかと思います。

風切音もしっかりと処理。(多少こもった感じの声になりますが)

大きなノイズもかなり抑え込んで通話相手にはほとんど届かないくらいにかなり抑え込んでいました。

ただ、この際声はかなりこもり感が出てぼんやりした感じになってしまいます。

一応なにをいっているかは聞き取れますが、できれば騒がしいところでの通話は避けたほうが良いかもしれません。

遅延測定結果

SOUNDPEATS Breezy 遅延測定結果

  Android・PC その他 iPhone
通常時 330ms(SBC)
409ms(AAC)
409ms(AAC)
低遅延時 129ms(SBC)
200ms(AAC)
200ms(AAC)

ゲームモードまたはムービーモードにすると低遅延になります。

ゲームモードはイヤホン操作かアプリから、ムービーモードはアプリからのみ操作可能です。

遅延はどちらも同じくらいでした。

なお、ムービーモードにすると低遅延化するだけでなく音のバランスをめちゃくちゃ変わります。個人的には使わないかな…。

SBC接続+低遅延モードならゲームもある程度こなせるでしょう。音ゲーは無理ですが動画視聴も問題ありません。

AACだとゲームは少し厳しいかなという値。

動画視聴はYoutubeやNetflixなどアプリ側で遅延補正してくれるものは大丈夫です。

アプリ「PeatsAudio」の機能

アプリの主な機能

  • イコライザー
  • 操作方法のカスタマイズ
  • ゲームモード
  • ダイナミックEQ
  • ムービーモード
  • ファームウェアアップデート

ホーム画面

イコライザー画面

まとめ

SOUNDPEATS Breezy GoFree2 比較

BreezyとGoFree2の主な違い

  Breezy GoFree2
発売時の価格 6,680円 7,880円
連続再生時間 10時間 9時間
ドライバー

12mmDD

16.2mmDD

対応コーデック

SBC/AAC

SBC/AAC/LDAC

マルチポイント

装着感 軽めの着け心地
スイートスポットに当てやすい
安定した着け心地
音質 低音重視 バランス
最小遅延 0,129秒(SBC) 0,086秒(SBC)
ケースサイズ 小さめ 普通

Breezyの1番の利点はイヤーフックの角度を調節することでベストポジションをとりやすいところですね。

普通のオープンイヤー型でうまくスイートスポットに当てられずに困った経験がある方には良さそう。

一方で装着時の安定感を重視するならGoFree2の方が合うかなと思います。

あとは低音重視かどうかの音の好みの部分ですね。

この辺の違いを意識して選ぶと良いと思います。

今回は以上です。

また次回のレビューでお会いしましょう。