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Anker Soundcore A30i 簡易レビュー|リップスティック型完全ワイヤレスイヤホンをP40iなどと使い比べて違いをチェック

Author:猫居こうた

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Anker Soundcore A30i vs P40i

  Anker Soundcore A30i
発売日 2024年5月28日
価格
(発売時)
8,990円
連続再生時間
(単体/ケース込)
ANC OFF
7時間/24時間
ANC ON
5時間/18時間
コーデック SBC/AAC
ドライバー 7mmダイナミックドライバー
防水性能 IP54
Bluetooth Ver. 5.4
機能 ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・イコライザー・空間オーディオ・専用アプリ・急速充電(10分→2時間)
資料 公式サイト / 説明書

こんにちは、猫居です。

趣味で完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を集めています。

今回レビューするのはAnkerのTWS、Soundcore A30i。

リップスティック型のイヤホンケースを採用したSoundcore史上もっとも軽量な完全ワイヤレスイヤホンだそうです。

まだ発売して数日なので細かい採点はできませんが、少し前に同じAnkerから発売された同価格帯TWSSoundcore P40i(7,990円)などと比較してどのような違いがあるのか簡単にお伝えしていこうと思います。

Anker Soundcore A30i 簡易レビュー

リップスティック型のイヤホンケースについて

Anker Soundcore A30i リップスティック型イヤホンケース

口紅とか持っていないのでよくわからず、ブラックならそれっぽく見えないからいいかな?と思い購入したのですが…。

開封するとすぐに妻から『なにそれ口紅?』と言われました 笑

女性がみればすぐにわかるくらい口紅っぽいらしいです。

実際の口紅と並べてみると2~3cmくらいA30iのほうが長さがある感じですかね。

カラーバリエーションも白色とか水色とかおしゃれで女性には良さそうです。

男性の場合は口紅持ってると思われる可能性があることは把握しておいたほうが良いでしょう。。

Anker Soundcore A30i リップスティック型イヤホンケース 3

音質について:やや低音重視のサウンド

今回比較したP40iに限らず、Ankerのイヤホンは刺激の強いドンシャリサウンドのものが多いのですが、 A30iはそれほど暴れたサウンドではなく、やや低音に重心のある弱ドンシャリといった感じです。

低音の量感は充分でEDMなどでは迫力を感じることが出来ます。

ただ、中音・高音はP40iの方が解像度が高いです。

特に中音はややぼやけた印象を受けます。

また、Ankerの上位イヤホンにはHearIDという音質最適化機能が備わっているのですが、P40iにはそれがあってA30iにはありません。

このイヤホンに音質をそこまで求める人もいないかもしれませんが、やはり音はP40iの方が良いと思います。

空間オーディオ機能について

3Dオーディオという名前の空間オーディオ機能が使えます。

P40iの空間オーディオも微妙でしたが、A30iもやはり微妙です。。

この機能を使うことはまずないでしょう。

ノイズキャンセリング機能の比較:意外な実力

P40iは1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンの中ではかなり優秀なノイズキャンセリングを搭載しています。

で、Ankerの上位イヤホンには『ウルトラノイズキャンセリング』という名前がついていて、独自開発の強力なノイズキャンセリングを積んでいますよとアピールされています。

A30iにはその『ウルトラノイズキャンセリング』はついておらず、普通のアクティブノイズキャンセリング機能搭載です。

なので、最悪おまけ程度のノイキャンということもあるかな?と思っていたのですが、結構強力なノイキャンでした。

後日もう少し詳しく比べる予定ですが、ざっと使い比べた感じではP40iやLiberty 4には及ばないものの、定価12,990円のSoundcore Space A40や-40dBのノイキャンを謳うイヤホンとほぼ同程度の効き目でした。

おしゃれ重視のコンパクトイヤホンにしては中々強力なノイキャンを積んでいると言えると思います。

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外音取り込み機能:取り込み量がやや少なめ

P40i以前のAnkerイヤホンは外音取り込み時のそこそこノイズが乗るのが悪いところだったのですが、P40iでそれが改善。

今回のA30iでも切り替えたときの違和感は少ないです。

ただ、P40iより取り込み量が少ない。

イヤホンをしていないときの音量100とすると外音取り込み時は70~75くらいまで落ちている印象です。

小声で喋られると何を言っているのか聞き取りにくい場合もあるかと思います。

構内アナウンスなど大きな音は問題なく拾えます。

装着感について【寝ホンとしてもいけそう】

非常にコンパクトなイヤホンで、ぱっと見た時に【寝ホン】っぽい形状だなと思ったのですが、試してみるとやはりいけました。

睡眠用の【寝ホン】という意味ではなく、寝そべってゴロゴロしながら使うという意味での【寝ホン】ですが、耳を下にして横になっても外れたりせず圧迫感もそれほどありません。

寝ながらイヤホンで音楽を聴いたり動画を観たりするという方には良さそうです。

アプリ【Soundcore】で使える機能

主な機能一覧

  • ノイズコントロール
  • イコライザー
  • 操作方法のカスタマイズ
  • 装着感テスト
  • マルチポイント
  • ファームウェアアップデート

ホーム画面

設定画面

Soundcore A30iの簡易レビューまとめ

A30iの良い点

  • リップスティック型のおしゃれなイヤホンケース
  • 寝返りをうっても耳が痛くならない装着感
  • 実用レベルのノイズキャンセリング

A30iの悪い点

  • 音質やノイキャンは1,000円安いP40iのほうが上
  • 口紅ライクな故に男性が持つには少しハードルがあるかも?

 

やはりというか当然ながら、イヤホンとしての基本性能はP40iのほうが高いです。

デザインや寝ホンとしての性能に魅力を感じるならアリという感じのイヤホンですね。

おしゃれイヤホンにしては機能が充実していてノイキャンも中々強力なのは良いと思います。

以上が現時点での僕なりの感想です。

もう少し使い込んだらきちんと書き直します。

また次回のレビューでお会いしましょう。