オペルのクラシックコレクション ブランドの歴史を巡るバーチャルツアー提供開始 | 中古車なら【グーネット】

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更新日:2021.08.06 / 掲載日:2021.08.06

オペルのクラシックコレクション ブランドの歴史を巡るバーチャルツアー提供開始

オペル・クラシック1

 オペル・クラシックでは、120年以上の自動車製造の歴史と159年のブランドの歴史における広範なコレクションのバーチャルツアーを提供開始した(英語)。リュッセルスハイムの工場敷地内に設置された展示をオンラインで巡るツアーが提供され、24時間いつでも見学することが可能だ。ツアーは以下4つのテーマから成る。

「Alternative Drive」
「Rally Racing」
「Roaring Twenties」
「Mobility for Millions」

オペル・クラシックバーチャルツアー opel.com/opelclassic

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貴重な車両やミシンから航空機のエンジンまで、オペルの豊かな歴史を体験

オペル・クラシック2

 ツアーではまず、オペルクラシックコレクションのホールに入る。ここには、600台以上の歴史的な車や研究、オペルのミシンから航空機のエンジンまで、300点以上の展示品からなるブランドの真の宝物が収められている。選択されたテーマツアーに属する車両には、黄色い情報ポイントが点灯する。これにより、自転車、バイク、自動車、コンセプトカーなど、それぞれの展示物にズームインすることができ、展示物の歴史的意義や技術的なハイライトを説明するプロフィールが表示される。

 「バーチャルカーコレクションでは、自宅にいながらにして、オペルの豊かな歴史を体験することができます」と語るのは、同社の上級副社長のスティーブン・ノーマン氏。「私のような “クルマ好き “だけでなく、ブランドの社会的な歴史に興味のある方にも体験していただけると思います。人々は、オペルのファミリーカーについて、鮮明な記憶を持っています。休暇に出かけるとき。家族を訪ねて。私たちは、誇り高き “人間 “であり、親しみやすいドイツのブランドであり、お客様を第一に考えるという点ではどこにも負けません。バーチャルカーコレクションは、そのことを見事に証明しています」。

 「マーケティング・コミュニケーション部門のチームは、コロナ禍の真っ只中に、オペルクラシックのデジタル版を作るというアイデアを思いつきました」とコミュニケーション部門の副社長、ハラルド・ハンプレヒト氏は付け加えた。「私たちは、ファンや顧客のために、常に目に見える形でアクセスできるようにしたいと考えました。チームはあらゆる手段を講じて、記録的な速さでバーチャルカーコレクションを作成しました。関係者の皆様にお礼を申し上げるとともに、当社のオンライン・ビジターの皆様にツアーを楽しんでいただきたいと思います」

「Alternative Drive 」

オペル・クラシック3

 「Alternative Drive 」のテーマでは、1928年に記録を樹立したRAK 2のように、後部に固体ロケット推進装置を搭載した珍しいコンセプトの車や、1990年のOpel Impuls Iのような初期の電気自動車のプロトタイプ、そしてOpel HydroGen 1から4までのテストに成功した水素自動車(そのほとんどがZafiraをベースにしている)について紹介する。

「Rally Racing」

オペル・クラシック4

 「Rally Racing」というモットーのもと、オペルクラシックでは、伝説的なラリーカーも展示される。特に注目すべきは、1974年にオペル・アスコナでヨーロッパ・チャンピオン、1982年にオペル・アスコナ400で世界チャンピオンになったウォルター・レルと、1979年に同じくオペル・アスコナでヨーロッパ・チャンピオンになったヨチ・クラインツの優勝車だ。さらに、世界ラリー選手権のために計画され、パリ・ダカールラリーで使用されたユニークなオペル・カデット4×4も展示されている。現代を代表するのは、2015年から2018年まで4度の欧州ジュニアチャンピオンに輝いた「Opel ADAM R2」と、世界初の電気ラリーカーとして登場した「Opel Corsa-e Rally」が見どころ。

「Roaring Twenties」

 続いて3つ目のテーマツアーでは、世界記録を目指して奔放な発明精神を発揮したあの時代、「Roaring Twenties」を紹介する。レーシングバイクやロケットバイク、さらには飛行機も誕生した。また、自動車の製造には組立ラインによる効率的な生産方法が採用されたため、顧客にとっては価格が急落し、オペルの「Laubfrosch」のような車が多くの人にとって手の届くものとなった頃だ。

「Mobility for Millions」

オペル・クラシック5

 この物語の続きは、4番目のツアー「Mobility for Millions」で見ることができる。オペルの “Doktorwagen “や “Laubfrosch “に続いて、何百万人もの人々に移動手段を提供したのは、リュッセルスハイムのコンパクトモデルだった。最初のカデットが道路に出たのは85年前で、その後、カデットとアストラが10世代にわたって登場した。今年の終わりに、オペルは次の新型アストラを発表する予定だが、このアストラは初めて電動化されることになる。

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グーネットマガジン編集部

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