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おしゃれで手軽に!コンポストライフを始めてみませんか?

おしゃれで手軽に!コンポストライフを始めてみませんか?

画像提供:ローカルフードサイクリング株式会社

■コンポストに注目している人が増えています!

家庭から出る生ごみなどの有機物を容器に入れ、微生物の働きによって発酵・分解・熟成させて堆肥をつくる「コンポスト」。家庭から出るごみが減ったり、栄養豊富な堆肥が自作できたりというメリットがあることから、環境に配慮する方々の間で注目が集まっています。

今回、おしゃれで手軽なバッグ型の容器ではじめてコンポストに挑戦し、さらにコンポストのある暮らしを広げていこうと活動しているお二人にお話を聞くことができました。

■実際にコンポストをやってみての感想は「おもしろい!」

LFCコンポストアドバイザーの渡辺沙百理さん(左)と後藤円香さん(右)

取材に協力してくれたのは、「量り売りマルシェ」や「tsugi PROJECT」等を運営するイベントプランナーの渡辺沙百理さんと、仙台市内で予約制のパン屋「ecru」を営み、同マルシェにも出店している後藤円香さんです。

「家庭から出るごみを減らしたいと考えた時に、全体量のうち生ごみが占める割合が大きいことに気がつきました」と後藤さん。生ごみの排出を減らそうといろいろ調べるうちに出会ったのが、福岡県のローカルフードサイクリング社が手がける「LFCコンポスト」でした。都市生活にもなじむサイズとデザイン、そしてコンポストを続けるうえでの不安や悩みを相談できるサポートもあったことなどが決め手となり、二人はそれぞれのご家庭でLFC コンポストを使った生ごみの堆肥化を始めました。

奥の2つが、生ごみを入れて堆肥化中のLFC コンポストの中身。
左手前は基材が入った生ごみを入れる前のLFC コンポスト、右手前は堆肥化が完了した状態です。

「コンポストを3年続けてみての正直な感想は、本当に生ごみの排出がなくなって、ごみ出しの量と回数が確実に減って楽になりました。生ごみが出たらLFC コンポストバッグのチャックを開けて投入して、その周辺を少し混ぜて、中に入っている基材をかぶせて終わりなので、習慣になれば手間も感じません」(渡辺さん)。

「家庭から出る生ごみのほとんどを捨てなくて済むし、それが堆肥になって家庭菜園の野菜の栄養になるので、今では生ごみを捨てるなんてもったいない!という気持ち。“自分はコンポストを続けられるのかな?”っていう最初のハードルを超えてしまえばおもしろいですよ。私たちがそのサポートになれれば。」(後藤さん)。

LFCコンポストでつくった堆肥を活用して、後藤さんがご自宅で育てた野菜。
堆肥は栄養が多く、野菜もよく育つのだそうです。

■「半径2キロ圏内の小さな循環」を育みたい

お二人はコンポストの魅力や楽しさを互いに共有するだけでなく、周囲にも広げていこうと「LFCコンポストアドバイザー」の資格を取得。2022年からLFCコンポストの販売や、コンポストに興味がある方が集う「コンポスト部」を発足して相談会やフォローアップを兼ねたお茶会を始めました。

相談会では、LFC コンポストの概要やお二人のコンポストライフのお話を聞くことができます。さらに、堆肥づくり真っ最中のコンポストの中身を見たり、完成した堆肥で育てた野菜をはさんだサンドイッチを試食したりと、和やかな雰囲気の中でコンポストについて理解を深め、“食べて堆肥化して育てる“循環も体験することができます。

コンポスト相談会では実際の堆肥の様子を見学したり、
ecruさんのパンに堆肥で育てた野菜をはさんだサンドイッチを試食したりしています。

「コンポストは、自宅で自分ごととして実践できる環境課題の解決策として、これからも広めていきたいです。そして将来的には、皆さんが自宅のコンポストでつくった堆肥を持ち寄って野菜をつくるコミュニティガーデンを開きたいと考えています。そこで地域の方々がつながって、小さな地域内循環が様々な場所で生まれたらいいな、と考えています。」(渡辺さん)

コンポストから始まる環境配慮の暮らしと、小さな交流の輪を大切にする渡辺さんと後藤さん。一緒にコンポストライフを楽しみたい方との出会いを楽しみにしています。

「コンポストなんでも相談会」のスケジュールなどはこちらからご確認ください。

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