食品ロス削減月間特集!食品ロスを減らす保存方法5選 | ワケルネット - 仙台市ごみ減量・リサイクル情報総合サイト

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食品ロス削減月間特集!食品ロスを減らす保存方法5選

食品ロス削減月間特集!食品ロスを減らす保存方法5選

仙台市民の方にご回答いただいたアンケートから、家庭で手つかずのまま廃棄されてしまう食材ランキングが判明しました…!

  • きゅうり(生鮮野菜1位)
  • にんじん(生鮮野菜2位)
  • もやし(生鮮野菜3位)
  • レタス(生鮮野菜4位)
  • なす(生鮮野菜5位)
  • バナナ(生鮮果物1位)
  • りんご(生鮮果物2位)
  • ぶどう(生鮮果物3位)

(※平成31年度「仙台市食品ロス・ダイアリー市民モニター調査」より)

今回はこれらの食材のうち、日ごろ買うことが多い5つの食材について、せんだい食エコリーダー*の冨野真美子さんから食品ロスを減らす保存ワザを教えていただきました。
食材を上手に保存し、おいしく無駄なく食べきりましょう!

*せんだい食エコリーダー
食を通じてエコな暮らしを提案する活動を行うため、仙台市が平成30年度に開催した「冷蔵庫収納術」「食品保存・保管の基本」「食品ロスをなくすための料理の工夫」などの講座を受講し、食品を無駄なく使い切るための知識を学んだ市民の方。講座修了者20名。

関連コラム:

『冨野 真美子 さん』について

冨野さんは、年間100件を超える住宅収納サービスの現場経験から「食品ロス削減の鍵は家庭の冷蔵庫に!」をテーマに簡単でラクに実践できる冷蔵庫収納・食品保存を提唱。住宅収納・冷蔵庫収納スペシャリストとして、新聞やテレビ、講演会など多方面で活躍中です。
また、食品ロス削減料理研究家として冷凍保存レシピや使い切りレシピなども発信しています。

にんじん(適温:0〜5度)

【冷蔵】保存期間:2〜3週間

生長点が集まっているヘタを切り落とし(根本が傷んでいる場合はその部分も切り落とす)、湿度と乾燥に弱いのでペーパータオルで一本ずつ包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存。
※キッチンペーパーが濡れてきたら交換。

【冷凍】保存期間:1ヶ月間 / 解凍方法:自然解凍、凍ったまま調理(スープや炒め物)

料理に応じて使いやすい大きさに切り、生のまま冷凍用保存袋に入れ冷凍庫で保存。
冷凍庫に入れて1時間ほど経ったら一度ほぐしておくとくっつかず使いやすい。

【その他】保存期間:2〜3週間(冷蔵) / 保存期間:1ヶ月間(冷凍)

料理に応じて使いやすい大きさに切り、日当たりと風通しのよい場所で干す。
セミドライなら冷蔵もしくは冷凍保存。

もやし(適温:10度以下 / 凍らない程度の温度)

【冷蔵】保存期間:2〜3日間

水分が出やすく腐りやすいので、袋の上部を少し開けチルド室で保存。

【冷蔵】保存期間:1週間

(余裕があれば)痛みやすいひげ根を取り、保存容器に入れる。
かぶるぐらいの水を注ぎ冷蔵庫で保存。
※1〜2日に1度水を取り替える。

【冷凍】保存期間:2〜3週間 / 解凍方法:凍ったまま調理(スープや炒め物)

生のまま冷凍用保存袋に入れ冷凍庫で保存。

【その他】保存期間:2〜3日間 / 味付けして冷蔵

買ってきた袋のまま600Wのレンジで2分〜2分半(ご家庭のレンジによって調節)。
袋の下を少し切り水を切る。味付けし「もやしのナムル」として冷蔵庫で保存。

レタス(適温:0〜5度)

【冷蔵】保存期間:2〜3週間(カットしてあるものは5日程度)

(その1)芯をくり抜いて湿らせた ペーパータオルを詰め、ペーパータオルや新聞紙などで全体を包んでからポリ袋に入れる。芯を下にして野菜室で保存。

(その2)生長点が集まっている芯に爪楊枝を3本ほど刺し、ペーパータオルや新聞紙などで全体を包んでからポリ袋に入れる。芯を下にして野菜室で保存。

【冷凍】保存期間:2〜3週間 / 解凍方法:凍ったまま調理(スープや炒め物)

刃物で切ると酸化して変化しやすくなるので、手で一口大にちぎり、冷凍用保存袋に入れ冷凍庫で保存。

バナナ(適温:15〜20度)

※フックなどで吊るして常温保存がベスト。
熟しすぎそうな場合や使い勝手に応じて下記で保存。

【冷蔵】保存期間:10日間

一本ずつラップで包み保存袋に入れる。
※エコラップは繰り返し使えて便利です♪

【冷凍】保存期間:1ヶ月間 / 解凍方法:凍ったまま調理もしくはジュース・おやつに

皮をむき輪切りにしてラップを敷いたバットに並べて冷凍。
冷凍庫に入れて1時間ほど経ってから冷凍用保存袋に入れると、くっつかず使いやすい。

りんご(適温:0〜5度)

【冷蔵】保存期間:1ヶ月間

ペーパータオルや新聞紙で包み、ポリ袋を2重にして保存。
(ペーパータオル…適度な湿度を保つため。)
(ポリ袋りんごが出すエチレンガスにより他の野菜や果物が痛むことを防ぐとともに、りんご自体の追熟も防ぐ。)

【冷凍】保存期間:1ヶ月間 / 解凍方法:自然解凍、凍ったまま調理もしくはジュースやおやつに

食べやすい大きさに切って、薄い砂糖水(もしくは塩水やレモン水)にさっとさらし、水気を切って冷凍用保存袋に並べて冷凍。

【その他】保存期間:2〜3週間(冷蔵) / 保存期間:1ヶ月(冷凍)

薄めにスライスし、日当たりと風通しのよい場所で干して「干しりんご」に。
セミドライなら冷蔵もしくは冷凍保存。

【その他】冷蔵保存期間:2〜3ヶ月間

綺麗に洗った保存容器に砂糖と交互に入れて、常温で3日ほどおくと食べごろ。
「りんごの砂糖漬け」として、そのままもしくはトーストやアップルパイなどに。

※本記事が掲載されていたモッタイナイキッチンは2022年10月にワケルネットへ統合されました。本記事は統合される前にモッタイナイキッチンで公開された情報となります。