今日は2018年9月13日(日本時間)、テック業界においてはApple(アップル)の日。
つい先程、『ミッション:インポッシブル』のパロディーから始まったApple(アップル)のイベントにて、iPhoneとApple Watchの新モデルたちが発表されました! iPhoneは3モデル展開で、Apple Watchは新たな2サイズ展開。それぞれ順当かつ大胆にアップグレードされています。
さて、この美麗なプロダクトたちを見ていきましょうか!
今年のiPhoneはプロセッサがスゴイ
![180913-0450](https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2018/09/13/180913-0450.jpg?w=640)
噂通り、今年の新型iPhoneたちは3モデル展開でした! iPhone Xの正当な後継がサイズ違いで2モデル、廉価版が1モデルです。
iPhone Xの後継はそれぞれiPhone XS Max、iPhone XSと名付けられていて、その主な違いはディスプレイの大きさ(Maxの意味とは、Sの意味とは)。XS Maxが6.5インチ(筐体は大体iPhone 8 Plusと同じ)で、XSが5.8インチ(iPhone Xと同じ大きさ)となっています。
![Screenshot2018-09-1306.49.36](https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2018/09/13/Screenshot2018-09-1306.49.36.png?w=640)
このディスプレイはiPhone Xと同様、有機ELなのにタッチセンシングのリフレッシュレートが120Hzで、HDRにも対応、そして3D Touchも健在しています。またスピーカーのステレオ性能も向上しているらしく、メディアの再生やゲームが捗ること間違いなし。ワイヤレス充電も高速に?
![Screenshot2018-09-1306.54.33](https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2018/09/13/Screenshot2018-09-1306.54.33.png?w=640)
廉価版のiPhone XRほうは液晶のLiquid Retinaディスプレイを搭載。大きさは6.1インチで、こちらもタッチセンシングは120Hzで駆動します(Rの意味とは)。3D Touchの代わりにHaptic Touchというものをゲット。でもXRの一番の特徴はカラーバリエーションですね! なんと6色! そしてカメラはシングルレンズですがXSの広角と同等だそうです。
こちらもハンズオンしました! あとこれって本当に「安い」の?
![Screenshot2018-09-1306.50.19](https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2018/09/13/Screenshot2018-09-1306.50.19.png?w=640)
中身のプロセッサも鬼ですよ。7nmプロセスを採用したA12 Bionicは、CPUが4コア、GPUが6コア、ニューラルエンジンが8コアの合計18コア! リアルタイムの機械学習が可能になり、AR機能も大幅に強化。デモのアプリがスカウターばりの解析力だったり、レトロ・シューティング・ゲームがARになってたり、いよいよARもコンテンツに幅が出てきた印象! A12 BionicはXSはもちろんXRにも搭載されています。
さっそくベンチマークスコアも出ていますね! あとXS MaxのRAMは4GB、XRのRAMは3GBだそうです。
iPhone 2018 | XS Max | XS | XR |
---|---|---|---|
画面サイズ・解像度 種類・駆動・3D Touch | 6.5インチ・2688×1242 有機EL・120Hz・3D Touchあり | 5.8インチ・2436×1125 有機EL・120Hz・3D Touchあり | 6.1インチ・1792×828 液晶・120Hz・3D Touchなし |
プロセッサ | A12 Bionic | A12 Bionic | A12 Bionic |
ストレージ・価格 | 64GB・12万4800円(税別) 256GB・14万1800円(税別) 512GB・16万4800円(税別) | 64GB・11万2800円(税別) 256GB・12万9800円(税別) 512GB・15万2800円(税別) | 64GB・8万4800円(税別) 128GB・9万800円 (税別) 256GB・10万1800円 (税別) |
カラー | シルバー・スペースグレー・ゴールド | シルバー・スペースグレー・ゴールド | ブラック・ホワイト・レッド イエロー・ブルー・オレンジ(Coral) |
カメラ | 背面:デュアルレンズ・12MP →f1.8広角&f2.4望遠 正面:TrueDepthカメラ・7MP →f2.2 | 背面:デュアルレンズ・12MP →f1.8広角&f2.4望遠 正面:TrueDepthカメラ・7MP →f2.2 | 背面:シングルレンズ・12MP →f1.8広角 正面:TrueDepthカメラ・7MP →f2.2 |
素材 | ガラス・ステンレス | ガラス・ステンレス | ガラス・アルミニウム |
カメラもかなり進化。レンズやセンサーの向上はもちろんですが、A12 Bionicのパワーをフルに活用した画像処理が肝。撮影後も焦点調節でボケがイジれまくれます(フィル・シラーによれば「ボカー」)。あと動画性能も美麗ですよ!
![Screenshot2018-09-1306.51.36](https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2018/09/13/Screenshot2018-09-1306.51.36.png?w=640)
あと米印付きではありますがXSシリーズはDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)にも対応し、バッテリー性能はXSがXと比べて30分長くもち、XS MaxがXより1時間30分長く持ち、XRは8 Plusより1時間長くもつそうです。NFCも予備電源が付く?
XSの予約は9月14日(金)16時01分(発売は9月21日)からで、XRの予約は10月19日(金)16時01分(発売は10月26日)から。ストアは早く開店するみたいですよ。各キャリアの取り扱い情報は別記事にてどうぞ!
追記:キャリアが取扱情報を公開し始めました! auはこちら。ドコモはこちら。ソフトバンクはこちら。
画面が大きくなったApple Watch Series 4
![180913-0366](https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2018/09/13/180913-0366.jpg?w=640)
今年のApple Watch Series 4は画面比率が大きくなっています! Series 3の38mmと42mmから、40mmと44mmに。でもベゼルが狭くなっているので、筐体は少しだけ大きくなっただけのようですね。
![180913-0329-1](https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2018/09/13/180913-0329-1.jpg?w=640)
気になったのはクラウンにハプティックフィードバックが組み込まれたこと。とにかく回してみたい。
![180913-0344](https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2018/09/13/180913-0344.jpg?w=640)
あと心拍数が低下するとアラート出す機能や、心電計(現状アメリカのみの機能)、そして転倒を検知できるようになりました。スゴイのは、これらのバイオ機能がFDAの認可を受けている点ですね。業界初! ちなみに転倒を検知すると自動的に通話を発信する機能も追加されましたよ。
![180913-0227](https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2018/09/13/180913-0227.jpg?w=640)
またスピーカー・マイク・アンテナらが改善され、通話が快適になったとのこと。内蔵チップもS4で64bitに対応し、S3と比べて2倍早くなっているそうです! バッテリーは変わらず18時間持ち!
Apple Watch Series 4 | 40mm | 44mm |
---|---|---|
GPSモデル価格 (アルミニウム) | 4万5800円(税抜き)から | 4万8800円(税抜き)から |
セルラーモデル価格 (アルミニウム) | 5万6800円(税抜き)から | 5万9800円(税抜き)から |
セルラーモデル価格 (ステンレススチール) | 7万4800円(税抜き)から | 7万9800円(税抜き)から |
予約開始日は9月14日、発売は9月21日です。ストアは早く開店するみたいですよ。各キャリアの取り扱い情報は別記事にてどうぞ。
追記:キャリアが取扱情報を公開し始めました! auはこちら。ドコモはこちら。ソフトバンクはこちら。
OSたちのリリース日も発表
・iOS 12は9月18日(火)
・watchOS 5は9月18日(火)
・macOS Mojaveは9月25日(火)
のリリース!
iPhoneが発表された日にあれですが、個人的にmacOSのダークモードが一番楽しみです。
あと海外ではHomePodにもアップデートが行くようで、声による歌詞検索が出来るようになるそうです。日本にはいつ来てくれるのかなー。
WWDCで味わったハードウェア切望感が満たされましたね。ごちそうさまでした。
でも新しいプロダクトや機能が出れば、過去のモノは去りゆきます…。iPhone 6s・iPhone SE、ホームボタン、Apple Watch Edition、そして(同包される)イヤホンジャック変換アダプタも。あれ? AirPowerと次のAirPodsも……? いや、AirPowerはマジでどこに…。
Apple公式の108秒まとめ動画もどうぞ! BGMまとめも!
(2018年9月13日 7時30分 修正)ディスプレイのリフレッシュレートが120Hzという記載がありましたが、ディスプレイのタッチセンシングが120Hzでした。訂正してお詫び致します。
(2018年9月14日 15時00分 修正)iPhone XS・XS MaxのディスプレイがiPhone Xと比較して改善されているという記載がありましたが、再度確認したところ大きさ(XS Max)以外に違いが見当たりませんでした。訂正してお詫び致します。
(2018年9月13日 12時00分 追記)他記事へのリンクを追記しました。
Source: Apple