(2024.02.23)
【事業報告】
岐阜県及び当センターでは、地域日本語教室へ日本語教育専門家や教室活動の経験豊富なアドバイザーを派遣することで、各教室が抱える課題解決の支援を行っています。
今年度は、2教室から派遣依頼を受け、新規日本語教室の立ち上げ支援や教室運営、活動面でのアドバイスを行いました。
●派遣日:令和5年5月17日~12月13日のうち9回
●派遣内容:
(1)郡上八幡国際友好協会(郡上市)
アドバイス:地域日本語教室が担う役割、体験交流型の活動の提案(カフェやスーパーの街歩き、AEDの使い方や交通ルールの説明等)の提案、テキストの紹介等
(2)垂井地区まちづくり協議会(垂井町)
アドバイス:新規日本語教室の立ち上げ(周知、教材の選定、対話・交流型の提案、各回のテーマ選定、活動後の振り返り等)
派遣先の教室からは、「よりよい教室となるよう改善できるところは改善したいと前向きに捉えることができた。大変有意義な時間だった。」「0からのスタートにも関わらず、無事4回日本語教室を開催することができた。決められた形の日本語教室の形に沿って開催するのではなく、アドバイザーの方と一緒に作り上げていくスタイルは主催者、支援者ともに今後の原動力につながった。」とのお声をいただきました。
●アドバイスを経て実施した新規日本語教室の様子
●報告会
日 時:令和6年2月17日(土)14:00~16:00(うち30分程度)
場 所:中部学院大学各務原キャンパス(各務原市)
参加者:日本語教育関係者、市町村・市町国際交流協会職員33名
内 容:令和5年度岐阜県日本語学習支援者交流会(第1部)で実施
・事業概要、郡上八幡友好国際協会に係る報告(説明:県国際交流センター)
・地域日本語教室「にほんごでつたえよう」の活動報告
(報告者:垂井地区まちづくり協議会 飯沼 奈美 氏)
主催:岐阜県 事務局:(公財)岐阜県国際交流センター
※この事業は、文化庁「令和5年度地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」を活用しました。