《メディア掲載》バイオマス発電の持続可能性に関する当フォーラムの活動について(東洋経済オンライン、サステナブル・ブランド・ジャパン、オルタナ他)
2024年07月29日お知らせ
5/27(月)、当フォーラムの主催でセミナー「カナダの森の叡智を紐解く 気候と生態系を守る森を燃やすバイオマス発電は「再エネ」なのか?」を開催しました。
本セミナーでは、世界的ベストセラー『マザーツリー 森に隠された「知性」をめぐる冒険』の著者で、菌根菌ネットワークの研究で知られるスザンヌ・シマード氏と、現地で森林保全・政策提言に関わるレイチェル・ホルト氏にご講演いただき、現地の森林の価値と直面する危機、日本のエネルギー政策との関係について考え、日本の市民や企業・政府に求められる行動を議論しました。
⽇本は再⽣可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の支援の下、カナダ・ブリティッシュコロンビア州から⽊質ペレットを輸⼊し、バイオマス発電の燃料として燃やしています。日本の再エネが、実はカナダの森林に依存しているのです。
本セミナーや両氏の訪日中に実施したメディアブリーフィングにおけるシマード氏・ホルト氏の発表内容が、以下のメディアに掲載されています(7月29日現在)。ぜひご覧ください。
- 7/12 東洋経済「原生林由来のバイオマス燃料、輸入国日本の責任~森林生態学の専門家がビジネスの危うさを指摘」
- 6/30 東洋経済「「マザーツリー」は森林や林業の常識を一変させる 『マザーツリー』スザンヌ・シマード氏に聞く」
- 6/25 東洋経済「カナダの原生林皆伐と日本のバイオマス発電 本当にカーボンニュートラルと言えるのか」
- 6/21 ヤフーニュース「バイオマス発電が原生林を破壊する」
- 6/13 サステナブル・ブランド ジャパン「日本の木質バイオマス発電に使われるペレットは、カナダの原生林から来ている――来日した森林生態学者らが警鐘鳴らす」
- 6/6 ラジオNIKKEI「記者レポート「バイオマス燃料は地産地消で」~スザンヌ・シマード氏のコメントあり」
- 6/4 オルタナ「「マザーツリー」森林学者、輸入木質バイオ発電の中止訴え」